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2007年09月05日

●パーム、初代「Foleo」の開発中止

Linuxを搭載するノートPCスタイルのデバイス「Foleo」は、厳しい批判を受けていたが、ついにPalmは初代Foleoの開発中止を決定した。

Palmの最高経営責任者(CEO)であるEd Colligan氏は、米国時間9月4日の株式市場引け後に、このニュースを自らPalmの公式ブログで発表した。ちょうど8月最終週には、ある金融アナリストが、深刻なソフトウェア関連のバグにより、9月もしくは10月にFoleoの出荷がずれ込むとの予測を出していたが、Colligan氏は、Foleoのプロジェクトそのものを中止する決断を下した。

Palmは、5月のD: All Things Digitalカンファレンスにて、Foleoを披露した。Palm創設者のJeff Hawkins氏は「これまでで最高の発想」と感じているとしたものの、Foleoを疑問視する反応が広まった。

やっぱりと言えばやっぱりなんだけど、前エントリ「米Palm、ノートPC型のスマートフォン向け補助デバイス「Foleo」を発表」で書いたとおり発表当時から感じていた「なんだかイケていない」感じは私個人だけでなく、世間一般でも同様の受け止め方をされたようだ。
ただ、続きで書いたとおりこの手のデバイスはスペックではなくて使ってみて初めてその有用性が実感できる物だと思っているから今回の中止はこの前振り評価に対するジェフの弁明の場すら奪ってしまった結果になったことは非常に残念だ。

ここに至ってはジェフの頭の中でどのような絵が描かれていたのか解らないが、上記のセリフがもし事実であるとすれば、5月の発表でももう少しそのワクワク感の一端でも伝えられれば資金の調達ももっと順調に行っただろうと今更ながら悔やまれてならない。
この辺りスティーブ・ジョブズはうまくて、たとえ動く物が存在しなくてもそれっぽい夢を見させてくれる。

やはり、どんなに素晴らしいアイデアがあってもそれを他人に伝えるプレゼンが効果的になされなければ実現は難しいのである。
人は現物を目にしてまたは手にとってはじめて納得してもらえる物だけど、そこまで至らなくてもあたかも現実のように感じ、その効用に納得してもらえるような実感のあるプレゼンは、プロジェクト進行の速い現在ではとても大事なことである。

私自身も他山の石としてしっかり戒めたいと感じた。

今後、Palmは手堅いスマートフォンの開発に注力してゆくという。

まぁ実際使っている私としては「PDAはPDAであればよい」というのが基本的な考えである。

キーボード付きで何でも有りのPalm機 CLIE UX-50も買ったけど実際実用で使用しているのはPalm m515だし、加えてモノクロのVisorEdgeも新たに入手してこれから実用的に使用しようと思っている。

メモ取りに紙の手帳が未だにスタンダードであるように、人の行動に急激な変化がない限り本当に便利に使える道具にもそれほど急激な変化は訪れないだろう。

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