●じゃじゃ馬ならし

使い始めて約1ヶ月のBOSE M2。
エージングもだいぶ進んで、最近ではあまり刺々しい高音を出さなくなった。
線の細さは相変わらずだけど、これは解像度のいわばバーターだから、素直に情報量を増やしてやる努力をした方がよいのだろう。
もっともソースが圧縮音源なので、情報量が間引かれていることも考慮に入れなくてはならない。
たとえば、オーケストラのシンフォニーが奏でる一瞬の間の空気感が圧縮音源では0になってしまう。
「シーン」という音も必ずあるはずなのだが、圧縮時には「無音」と判断されてしまうのだ。
最近では間引かれた音源をデジタルコンバート時にニュアンスとして加味するアンプもあるそうな。
その辺は今後良質なDA変換装備のヘッドフォンアンプの導入も検討したいと思う。
さて、本題に戻ると、BOSE M2で導入当初から気になっていたじゃじゃ馬な低音のブーストをシェイプアップするべく、いくつかのインシュレーターを試してみた。
まずゴムブロックシートを敷いてみたけど、ちょっと解像度に鈍りのようなものを感じたので、これは却下。
しばらくは固いツゲの木でできたチップを下に敷いていた。
これはこれで良かったんだけど、高さが足りないせいか、まだ低音のブーストが気になる。
思えばこれは贅沢な悩みである。
もともとこの手の小型スピーカーでは低音の不足が気になって、それを補うことに苦慮するのだが、M2の場合は低音が出すぎる傾向である。
ここは昔のピュアオーディオで行っていたノウハウ通り、金属の円錐を逆さまにしてそれをインシュレーターにしてみた。
もっとも昔使用していた真鍮性の円錐の手持ちが3つしかなかったため、昨日帰りに新宿の東急ハンズでアルミ製のものを新たに6つ購入した。
帰宅後両面テープでスピーカー底面に貼り付けて聴いてみる。
高さも以前より机の上でのリスニングに適した感じになった。
肝心の音も、解像度がぶれることなく低音もほどよくシェイプアップされ、ドラムの情報量も増えた感じ。
デザイン的な見た目も同じアルミ同士シルバーでマッチした。