●映画「太陽」2005
以前から観たかった、イッセー尾形主演で昭和天皇を題材にした映画「太陽」を観た。
これはやはり海外の監督でないと作れない映画だと思う。
そして、映画の趣旨を誤ることなく受け止められるのは観客は日本人だと思う。
イッセー尾形の演技がよく、私が記憶する昭和天皇のお姿をよく表現ししていた。
お姿を忠実に模倣するだけで、特にご不敬には当たらないとは感じられるが、観る人によってはどうだろうか。
敗戦後に科学者を招いての懇談会は少し役者が遊んでいた感がある。それでもご不敬と言うほどのことはなく、却って昭和天皇のお人柄の良さを表現していたとも取れる。
最後の5分程度で桃井かおり扮する皇后が現れる。
皇后役に桃井かおりはどうなものかと訝しんでいたが、以前からイッセー尾形とは舞台で組むことが多いらしく、息のあった演技で安定感があった。
登場シーンも短く、アクのある演技が却ってアクセントになっているのではと思わせた。