2019年07月12日

●メッシュ機能は便利

  その機能の存在は知っていたが、機会がなくて使っていなかったイラストレータの機能にメッシュがある。
 オブジェクトを自動で分割し、その交点に色を指定して他の交点までグラデーションで塗りつぶす機能だが、実際に使ってみるとオブジェクトの自動分割が標準で良い感じに分割されるため、そのままでもそこそこ見栄えのする表現が得られる。
 ただし、より自分のイメージに近くにまで持っていくには、調整が必要であり、微調整であっても作業が難しい。
 自動では7割程度の満足度の仕上がりで残り3割に到達するためのスキルと労力は自動の3倍以上である。
 だから、時間コストを考えれば自動でそこそこの見栄えで満足する向きがあるのも理解できる。
 便利な機能でも、そこからより自分のイメージに近づけるかどうか、そこにこだわりを見出せるかどうかが分かれ道である。

2007年12月02日

●ひっかかり

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普段、なにげなく目に映るものでも、ふと心に引っかかるものがある。
そんな時はとりあえず写真に撮っておいて、後で何が引っかかったのかを考えることがよくある。
上は地元のごく普通の駅名パネル。
結構厚めのアクリルで表面を覆われていているその奥の方に「かわごえ」の文字が力強く描かれている。
ネジなどを見ると錆び付いていて、時代がかっただいぶ古いものだけどこの透明度と奥まったテイストは最新のデザインにも通じるものだ。
また、この書体は何だろう?媚びたところは全く感じさせなく明瞭でいながら力強い。
それでいながら既に生活になじんでいて必要以上に主張することがない。
こういったものは、たとえ奇をてらわなくても、十分に通用するデザインがあるはずだと改めて教えられる。

2007年04月03日

●デザイニング・インターフェース

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デザイニング・インターフェース
— パターンによる実践的インタラクションデザイン
Jenifer Tidwell 著
ソシオメディア株式会社 監訳
浅野 紀予 訳
2007年01月 発行
360ページ
定価3,990円

本書『デザイニング・インターフェース』は、ウェブアプリケーション、インタラクティブなウェブサイト、デスクトップアプリケーション、携帯電話などのインターフェースをデザインするデザイナーとプログラマーのために、デザイン上の問題に対するすぐに使える解決策を「パターン」として体系化した書籍です。各パターンは「コンテンツの整理」「ナビゲーション」「ページレイアウト」「アクションとコマンド」「インフォメーショングラフィックス」「ユーザの入力」「洗練されたルックアンドフィール」といったテーマごとに分類され、本書をリファレンスのように使うことも可能にしています。先人たちの試行錯誤の上に成り立つ“ベストプラクティス"としてのパターンは、デザインの質と生産性を向上させ、創造性を発揮するための基盤となることでしょう。本文オールカラー。

インターフェイスデザインについて書かれた本はほんのわずかしかないがその中でも良くまとめられた良書。

中に書かれている心構えなどいちいちうなずかされる。
堅いイメージのオラリー・ジャパンにしては全ページ4色カラーだし内容も濃い。