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およそ2年ぶりの環境構築

今日は、およそ2年ぶりに妹のPowerBookG4 17″のシステム環境をHDDのフォーマットから行った。
普段仕事で行うぐらいなら、およそ5~8時間で終わる物だが、妹の場合は既存のデータのバックアップや、移動、細かな使い勝手の設定までを行ったので、昼間の1時半から始めて、終わったのが深夜の3時半である。
その間に食事を取ったりもしたが、ほぼ半日くらいはかかったろう。
この最初の環境構築でその後の安定性が決まってくるので、この辺で手を抜くと本当にどうしようもない物になってしまう。
2年前に構築したときにも、ちゃんと手を抜かずに行ったおかげで、かなり使い方の荒い妹でも2年もほぼ、ノートラブルで過ごせたのだと思う。私のシステム構築の基本はUNIXの構築方法を参考に、システムのカーネルなどのコアで動かしがたい物と、ユーザが使用する領域とを完全にパテで切って分けることから始める。これは、頻繁に書いたり、消去したりする領域に起こる、フラグメーションの悪影響からシステム部分守るため、はなるべく触られないよう、パテにまとめて固めるようにしている。
書いたり、消去したりなど、ユーザが使用する領域にも、意識的に使用する領域と無意識に利用する物をまた分ける。
意識的に使用する物とはアプリケーションで作成したデータなどを保存する領域、無意識に使用する物とはシステムやアプリが作り出す仮想メモリの領域である。
その為、ユーザディレクトリごと、入れるパテをDocumentsと名付け、仮想メモリなどを入れる領域をSwapと名付けてパテを切っている。
Swapパテはメモリの約3倍ほどの領域があれば良いだろう。
しかし、ここにはブラウザからのダウンロードの一時保管場所にも使っている。
ネットでブラウジングをしていると様々なデータをダウンロードすることがある。
落として始めている物がいらない物かを判断する物も多く、その為にDocuments領域とはいえ汚したくないのでそれも仮のダウンロードパテに落とすようにしている。
ダウンロードした後に、それがアプリならば起動してみて使い勝手を調べてもし有用ならば、アプリパテに追加する。
また、書類ならば書類パテに移動する。
この辺がちょっと手間と言えば手間なのだが、ワンクッション置くことで、他の領域を無駄に汚すことはない。

とりあえず、これで妹のマシンに新しくOS10.4.5となり、だいぶセキュアな環境ができあがった。
今度は何年持つだろうか?

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