ひさしぶりにiPhoneの調子が悪くなって、全アプリケーションを入れ直すことになった。
iPhoneってそんなに不安定なのか?と心配される向きもあるかと思うが、これは私が中身を実験的に色々いじった結果なので、普通に使っている分にはそのようなことはない。(と思う。)
まぁOSの入れ替えではなく、単なるアプリケーションの総入れ直しで済むだろう高をくくっていた。
また容量の多くを占めている音楽ファイルはそのままなので、時間も(それほど)かからない。
Mac側でもユーザ情報を保持しているので、たぶん各アプリケーションのデータもバックアップから復帰してくれるだろうと思っていた。
ところが…
総入れ替えを終えて、無事にそれぞれのアプリが起動することを確認したが(そもそも、この起動ができずに総入替をしたのだ) 驚いたことに、各アプリケーションのデータがすっかり飛んでいた。
Blogエントリソフトの投稿サーバ設定のやり直しはまだ良い方で、毎日記録していた会計ソフトの内容や各ビューアーの閲覧履歴や、はたまた、ほぼMaxにまで育てていたゲームのキャラクタ情報までもが、全くの初心者が使い初めのように 綺麗さっぱり、生まれたままのようになっていた。
そのような中、ちゃんと元のデータが復帰できたものは、いわゆるクラウドを利用してデータ保存ができるタイプのアプリケーションである。
GoogleカレンダーやGmail、ネット管理のメモ、Amazonの購入履歴、ゲームでもWorld WarやKingdomsはネットのあちら側にデータを保存するタイプなので、今までの努力が水泡に帰すことはなかった。
今回のことで本当に、つくづくローカルは信用できないと痛感した。
もちろん、ネットの向こう側のデータも完全ではない。
クラウドとはいえHDDなどを利用した物理的なサーバーであるため、壊れないことはないだろう。
ただ、ローカルの自分の環境と比べると、それらのプロが管理するサーバのデータの消える可能性は、ず〜〜〜と低いのである。
追記:
現在使用中の会計ソフト「Maneylog」にも実はバックアップの機能は備わっている。
これは指定のメールアドレスや接続したPCへバックアップファイルを書き出してくれる機能がある。
ただし、これもエクスポートをユーザが指定しなければ自動では実行されない。
たとえば月終わりや、週終わりなど、定期的に自動でバックアップを取るか、GoogleDocsのスプレッドシートと同期してくれないと、モバイル系ではもしもを考えると安心して使い続けてゆくことは難しいだろう。
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