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はじめてのT(テラ)越え

先週に注文していたHDDケース ST3620-2SWABCとそれに納める500G HDD2台が届いた。

071215

iMacを購入したときに、TimeMachin用に内蔵と同サイズのドライブ320Gを用意してBackup用に使用していた。
ただ、320Gをバックアップするならば、320Gで事足りるけど、TimeMachinは過去の履歴も残すので320Gでは役不足である。
まぁ、320Gもあればしばらくは大丈夫だと思っていたが、いざ運用してみて今までのデータをまとめてみると一気に残り容量が50G程度になってしまった。

一番の理由は映像系である。

映画を集めていて、もちろん、320G程度に全部収まるとは思わないけど、オキニくらいは入れておき、いつでも気が向いたときにすぐに観られるようにしておきたいのである。

今まではある程度まとまったらDVDに焼くとか、1本あたり700MBに納めてCD-Rに焼けば管理もしやすいと考えていた。
ただ枚数が増えるに従って、500タイトルを超えたあたりでアルバムでは管理しきれなくなった。
またCD-Rというメディア自体があまり安定性がよろしくない。
5年くらいに焼いたものが軒並み読み込み不能になるというトラブルが続いた。
なんせ、コンシューマ向けのCD-RメディアはPC内蔵で低温で焼くために熱や光による耐久性が低いのである。
試しに焼いたデータを一定期間、日光に晒すとデータが飛んでしまう。
こんな不安定なメディアに大事なコレクションを保存しておく訳にはいかず、悩んでいたんだけど、やっぱり今日、一番対容量CPが高いのはHDDであると判断した。

ドライブ本体ならば今でこそ500Gが1万円そこそこで購入できる。
月に1台づつ買い増してゆけるくらいである。
ただ、ドライブは安くなったけど、HDDケースを考えるとちょっと高い。

最近のSATAの規格だとコネクターが昔のピンとは違い、メモリスロットのように差し込めばよく、ある意味ムーバブルHDDの様に扱える。
だからHDDケースだけある程度良いものを購入しておけば、HDDドライブの方は後でその時折の一番CPの高い容量に差し替えればよいのである。

で、ドライバーなしでフロントからピンでロックが外れて簡単に差し替えのできるHDDケースST3620-2SWABCに決めた。
メーカーはRAIDONというグラフィックボードの老舗である。
このケースにはRAIDチップも搭載されており、本来ならば2台をスピンドルRAIDに組んで高速な転送が可能である。
だけど、私の場合はデザインと、フロントから容易に交換できて、2台収まる点が気に入った。
加えてFW800からUSB2.0までの幅広いコネクタ対応も魅力である。
500Gを2つと320Gを2つ 併せて約1.6T。 はじめてのT越えである。
まぁ保存メディアを光ディスク系からHDDに方針転換したので、これから急激に増えることになるだろう。

実際に運用してみてFW800のスピードがFW400の本当に2倍なのに感心した。
大容量の転送が30分かかるところが15分ですむ。
動画系のファイルを保存していざ編集というときにでもこのスピードは役に立つだろう。
いまはとにかく、過去に焼いて保存しておいた映画ファイルをせっせとHDDに移している。
懐かしいものもあったり、なかには一度も観ずに焼いて保存するだけで満足してしまった作品もあるので、これからの長い年末休暇のうちそれらを観ることが楽しみの1つになっている。
いやぁそれにしても、ファイルが一カ所に集まっていると管理がしやすくて良いですね。

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