MENU

ひさしぶりのHHKBネタ

 16年使ってきたHappy Hacking Keybord(以降HHKB) の入力に引っかかりを感じるようになった。
 キーが効かないというわけではなく、あくまでも打鍵のフィーリングで、スペースキーを強く押し下げた時に戻りにベタ付が感じられる。これは分解清掃すれば直ると予想できる。 分解清掃するには時間がかかるので、その間の仕事で使うHHKBキーボードがなくなる。
 現在、自宅で使用している 、HHKB BT(Bluretooh)は、キーの操作がないまま時間が経つと省電のため接続が切れるので、いざ使う時にタイムラグが発じるため仕事での使用は避けたい。
 そこで予備役というよりコレクションになっていた、初代HHKBを復活させることにした。
 以前はMacOSX用のドライバが公開されていて、MacOS10.6 SnowLeopardの頃まではそのドライバをインストールして使えていた。
 しかし最近ではドライバの公開がされず、OSが更新され、ドライバが見つからなくなったのを機に使用を諦めてコレクションアイテムになってしまっていた。
 初代HHKBを最新のMacOSで使用したいとのニーズは未だにあると思うので、この圏についてひさしぶりに調べてみると、Karabina-Elementsという汎用Keyカスタマイズユーティリティアプリを使用して使用できるという実証情報が見つかった。

 要は左右のコマンドキーを効かせるようにすればMacOS対応として使えるらしい。
 PS2コネクタをUSBに変換するコネクタはサンワサプライ製の物がすでにある。
 たかだか変換コネクタと思うが、これが壊れることもある。
 実際に最初に使っていた物は2年ほどで壊れた。
 この手の製品の中で、サンワサプライ製のものがネットでの評価が高く、他の製品と比べて少々値段が高かったが、今にしてみれば丈夫で長持ちするものを撰んでおいて良かったと思う。

 初代HHKBをコネクタに繋ぎ、Karabina-Elementsの環境設定で、 From Key に 「PCキーボードの無変換キー」を設定し、To Keyに「Left_command」を割り当て、もう一つはFrom Key に「PCキーボードの変換キー」を設定し、To Keyに「Right_command」を割り当ててやるだけで使えるようになる。 
 現行のHHKBと比べるとキーストロークが浅く、打感も若干違う。しかし、柔らかく引っかかりはまったく感じられない打ち心地は良い。何よりキー配列が同じなので、指の運びがこれまで通り違和感なく使えるのは、さすがは安定のHHKBと言える。

 PS. MacOSの起動直後にKarabina-ElementsからPS2/USBのコネクタが認識できないとのアラートが出てCommandキーが効かないこともあるが、コネクタを抜き差しすれば使えるようになる。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次