天然のままの顔料は、焙焼することによってもっと色の濃い暖かみの強い顔料に変わる。
イエローオーカーを焙焼するとレッドオーカーになり、ローシャンナーはバーントシェンナーにかわる。
天然(ロー)のままの土や焼いた(バーント)土(酸化鉄)をベースにした顔料からは、いちじるしく堅牢な絵の具が得られる。油で練ると、優れた乾燥性を示す。
ローアンバーとローシェンナーの使用には注意が必要である。
前者は酸化マンガンを含んでおり、後者は練り合わせにひどく油を必要とする。
ただし、無機質の土(酸化鉄をベースとする)は、完全な堅牢性をもったものだといってよい。
無機質の土を有機質の土(植物性の物質が分解した、テール・ド・キャッスルやテール・ド・コロニューなど)と混同してはならない。
Winsor & Newton社
品名 : ローシェンナー・バーントシェンナー
含有化学成分 : Transparent synthetic iron oxides
品名 : ローアンバー・バーントアンバー
含有化学成分 : Natural iron oxide
品名 : イエローオーカー
含有化学成分 : Natural iron oxide

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