今年はワールドカップのある年はとかくあちこちで嫌でも関連物を目にする。
まぁ数多くの人が盛り上がるわけで、商売に聡い人はこの気運に乗るというのが常套なのだろうが、ちょっと騒ぎすぎなんじゃないかと思う。
正直私にとってはどうでも良いことなのだが、こうも「みんな興味があって応援しているはず」と決め打ちで押しつけられると拒否反応すら起きてくる。
サッカーと言うスポーツそのものには嫌悪感がないのだが、どうも選手の態度に印象を悪くしたらしい。
インタビューを受け答えなどがどうも不遜な態度に見えてしまう。
まぁ厳しい勝負の世界だからそんな愛想が良くなくても実力があればいいのだろうけど、同じ勝負の世界でも他のスポーツ選手にはあまり見受けられない不遜さがとかくサッカー選手には見えてしまうのである。
もしかしたらサッカー界全体的に不遜な態度OKなんて空気があるのではないかと思えるほどである。
例外として巻選手などはだいぶ丁寧な受け答えで好感が持てたけど、彼の場合は予想外に選考に入ったことが謙虚さにも繋がっているようにも思える。
だから、不遜な上に「全国民の期待に応えて…」などと話しているのを見ると「別に私は期待もしていないし、むしろサッサと負けて騒ぎが収まってくれた方が良いとさえ思ってる。」などと、ひねくれた感情すら湧いてしまうのである。
そんなことをサッカー好きな人が聞いたら恐らく「非国民」などと言われそうである。
しかし選手もファンの人も中にはそういう人もいるのだという事を意識の隅っこにでも置いて行動や発言をしてもらえば、そもそもそんな感情も起きずに済むのではないかと思うのである。
何ごとにおいても一元的な価値観を押しつけられることほど嫌なことはない。
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