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スーパーエッシャー展

昨日、休日を利用して渋谷東急Bunkamura、ザ・ミュージアムで行われていた「スーパーエッシャー展」へ行ってきた。

前日に観てきた課長には「かなり混むから午前中に行った方が良いよ」とのアドバイスをもらっていたが、休日の午前くらいは家でのんびりと過ごしたいのである。

それにたかが展覧会ごときにそれほど混むこともあるまいと高をくくって夕方頃に現地に着いた。

展覧会場は地下一階なんだけど、驚いたことに入り口からの行列が3階までつづいている・・・orz.

聞けば会場に入るまででも2時間待ちだという。

たかだかエッシャーを観るのに2時間も外で行列を作るなんてとても信じられず、そのまま渋谷で遊んで帰ろうかとも思ったが、今回は版画以外に直筆のエスキースやメモノートのたぐいも観られるので我慢して遙か彼方の最後尾に並んだ。

行列の内容を見るとアベックやら訳のわからない子連れやら(しかし5歳くらいの子供が行列に飽きて泣き出したのには参った。ある意味虐待だな…)

それらを面々を見ていると「おまいら本当にエッシャーが見たいのか?ただ、行列に並んで騒ぎたいだけなんじゃないのか?」とかなり心が荒れ模様。

私は十数年前に新宿伊勢丹で行われていたエッシャー展を観に行って今回の展覧会が版画だけならば素直に諦めのつくのだが、やはり作品を完成させるまでの試行錯誤がつまったエスキースのたぐいは是非見てみたかった。

18時から並んで20時にようやく入場。

今回の展覧会の一つの目玉には展覧会場で任天堂DSLiteによる音声ガイドが無料で貸し出される。

(逆にそれが会場内の流れを悪くしているとも思われるけど)

ところが私が入場する直前にDSの貸し出しはストップとなってしまった。

まぁ音声ガイドの内容くらいなら家にあるエッシャーの全集を見れば、同様の知識は得られるのでとにかく観ることに集中した。

興味ある展覧会はじっくり1時間半以上はかけて観るので閉館21時予定に少し焦りながら観たけど結局は22時まで延長で開館してくれた。

まぁあれだけの混雑だったし、20時30分の入場完了予定もオーバーしながら入館させていたんだから仕方がないといえば仕方がない。

肝心の展覧会内容についてはボリューム、質ともに申し分なく、だいぶ勉強にはなったが、今回の一番の教訓は、「好きな展覧会は決して最終日に行ってはならない」ということだった。

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