以前にに欲しくも高価で手に入らなかった本「Inside LightWave3D 第2版」がAmazonで中古ではあるが魅力的な価格で売り出されていたので思わず注文した。
届いた分厚い本を読み、また3Dソフトを勉強したいと情熱がよみがえってきた。
Lightwaveの現行バージョン2020を入手して、基本的に変わらないインターフェイスを懐かしく思いながら作業をして、現行の性能はどれくらい上がったのか調べるためにAmazonで書籍を探してみた。
すると、驚いたことに2012年からまったく出版されていないらしいことが判った。
以前書いたブログのエントリ『ソフトウェアの栄枯盛衰』で、LightwaveとMovableTypeの書籍が書店にないことを書いたが、さらにその傾向が進んだ印象だ。
3Dソフトについては業務向けにはMayaが、ホビーユースには無料のBlenderが人気らしく、その中間層のLightwaveやCinema4D、Shadeなどはほとんど見なくなった。
もちろん、それらを使って業務をしていて、使い慣れた道具で仕事をしている人もいるだろうが、ほとんどが二局化している様子が書籍の出版で推測できる。
試しに、Blenderの最新版2.9をダウンロードして使ってみた。
書籍は、Kindle版があり、kindle Unlimitedに登録していれば無料で読むことができる。
ソフトも無料なら学習用書籍も無料なので、これなら広く使われている理由も理解できる。
そう考えると3D制作はかなり敷居が低くなったことを感じる。初期コストをかけなくても情熱さえあれば習得も作品の発表も可能だ。
昔使っていて馴染があるLightwaveでこのまま茨の道を進むか、これから1から学習を始めるが仲間の多いBlenderを学ぶか。
とりあえず、3Dをこれから始めるという人にはBlenderの方を勧める。
ソフトウェアの栄枯盛衰(さらに加速)
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