昨日のことだが、突然仕事場に某情報系サイトの取材の人たちが来た。
仕事中の姿を写真に納めたいとのことで、撮影会をやるらしい。
「暮れの忙しい時期に大変だなぁ・・・(ハナホジ)」などとのんきに構えていたが
「スカイさん、ちょっと、ちょっと」と呼ばれて、急遽、撮影用の偽ミーティング風景のサクラとしてかり出されてしまった。
会議室には取材のディレクタ・AD(たぶん)・カメラマンがいて、ディレクタから色々な演出が要求された。
私自身は公の場に顔を晒すなど恐れ多いので、なるべくレンズに背を向けていたのだが、さっそくディレクタのダメ出しを食らってしまった。
そこで、手帳に目を落として、なんとかレンズから逃れようと画策もしたが、ミーティングの雰囲気が暗いとのことでそれもダメ出しを食らってしまった。
こうなったらもうヤケである。
普段通り、冗談を言いながらゲラゲラ笑っているところを数枚撮られた。
さらにノッてきたディレクタは小道具としてノートPCの画面を見ながら話し合っている演出まで要求してきた。
しかし、ここでちょっとした不幸が発生した。
せっかくだから何かそれっぽい高度な画面(例えば3Dモデリング画面とか)でも表示させて演出に華を添えようとしたのだが、持ち込んだ部長のノートPCが久しぶりに使用するものだったらしく、ログオンパスワードをすっかり忘れていた。
焦る部長。
しかし、ディレクタは意にも介せず「画面はぁ、ボカシを入れますからぁ、そのままでいいですよぉ」と言い放った。
でも、たとえボカシを入れても青バックにログオンダイアログなんて見る人が見れば解っちゃうだろうに、これで本当に良いのだろうか?
と、かなり不安を感じながらも撮影は無事終了した。
かくして、WindowsXPのログオン画面を指さしながら大笑いしている、お馬鹿な4人の図となってしまったのである。トホホ・・・
こんな華のない絵以外にも様々な撮影がされていたので、そんな絵が使われることはまず無いと思うけど、まかり間違って使用されて、それが会社の市場株価に悪影響を及ぼさなければと危惧する小心者の私なのであった。
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