MENU

ラブネバーダイ

140422

 昨夜、ミュージカル「ラブネバーダイ」を観に行った。
 半年前にチケット予約をしていたので、待たされた感があるが、いよいよ当日を迎えてみるとあっという間だった気もする。
 日生劇場に向かうため通勤で使用する銀座線で銀座駅まで行って、そこから日比谷まで歩くことにした。
 家内とは銀座で待ち合わせていたが、予想を反して丸ノ内線を使用したので待ち合わせに少々難儀した。
 それでも先に着いたこちらから迎えに行く方向が日比谷に近づく方向だったので良かった。
 予定では銀座辺りでお茶でもしてから、日生劇場へ向かうつもりだったけど、日比谷に近い場所で地下から出たので、思い切って劇場まで足を伸ばした。

 日生劇場の道を隔てて隣は帝国ホテル。せっかくだから、ラウンジでお茶を飲もうと思ったが、さすがに帝国ホテル、お値段の方も格別である。
 冥利が悪いので、日生劇場隣のカフェで軽食をし、スパークリングワインを飲んだ。
 開演30分前には店内のお客がゾロゾロと移動を始める。

 もぎりの前に本日の出演者のチェック。前日にネットで確認した通りファントムは鹿賀丈史さんであった。もともとは市村正親さんのファントムを数十年ぶりに聴きたいという動機だったので少し残念だった。
 席はD列6、7番、全体を見渡せながら、役者の表情も見られる良い席だった。
 今回はストーリーや楽曲はまったく前調べもせず、席に着いたので多少の不安があった。売れた演題の続編に良くありがちな二番煎じかとも危惧したが、全体的にすばらしい世界観と見せ場、最後の落としどころもしっかりしていた。
 前知識無く席に着いたので、オープニングののっけから鹿賀丈史さん扮するファントムが出てきたことには少し意外な気がした。
 その後怪しい雰囲気を醸しながらもストーリーには引き込まれ、役者の縁起も良く感情移入も容易にできた。
  中でも加藤清史郎くんの歌がすばらしく、テレビなどで観る小器用で行儀の良い印象に加えて、実力と華が感じられた。
  他のベテランの俳優さんに囲まれてもけっして引けを取らず、堂々と立ち回っていたことに驚いた。

 いささか意外な展開で中休み。   
 家内は興奮冷めやらない様子で20分の休憩を待ちながら、後半突入。
 後半のメインはクリスティーヌの独唱。濱田めぐみさんの迫力ある歌唱力に魅せられた。そして迎えたエンディング。全体を通したテーマが感じられた。
 カーテンコールは3回、お約束らしく2回目以降はスタンディングオベレーション。最後の最後に魅せたファントムとクリスティーヌとグスタフが寄り添う姿に改めて良かったと感慨深かった。

 終了後に日比谷のちょっと良い店でお寿司を軽くつまんで、帰宅した。  

   

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次