今日から立春まで一年で一番、寒い時期が続くのだという。
昔から寒さには弱かった。
今でもそうだけど寒さがひどくなると手の指がかじかんで動かなくなる。
そのため芸大の実技試験の時はまず第一に防寒を心がけなくてはならなかった。
なんせ、国立の古い校舎なのでろくな暖房設備が備わっていない。
信じられないことにあの天井の高い絵画棟での暖房設備は火鉢だけであった。
まぁかなり昔のことだけど今でもそうなんじゃないかと思わせる隔世的な雰囲気があそこにはある。
毎年と同じようにこの時期は、早く暖かい春が来ることを一日千秋の思いで過ごす日々がこれからしばらく続く。
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