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価格.comの利用者数が大幅に増加

価格.comの利用者数が大幅に増加–ニールセン・オンラインが月間利用動向

ネットレイティングスは1月28日、ニールセン・オンラインのインターネット利用動向調査「NetView」の2007年12月度の結果をまとめ、発表した。価格.comの利用者数が、リニューアル効果で大幅に増加していることが明らかになっている。

価格.com(kakaku.com)の利用者数は、ここ数ヶ月の月間利用者数が500万人台と伸び悩んでいたが、2007年10月のリニューアル以降は利用者数が急増し、11月には611万人、12月には686万人を記録した。リニューアル前の9月と比較すると19%増、100万人以上が上乗せされたことになる。

(C-NETの記事より一部引用)

私も何か買い物をするときにはとりあえずこの価格.comを閲覧してみる。
また、購入後でも口コミの内容を読むこともある。

これまでの価格.comはこの「とりあえず感」で一応の正確さがあった。
その辺の信頼性の周知が閲覧数をここまで伸ばす要因になったのだろう。
リニューアルによる利用数増加は副次的なものに過ぎないと個人的には思える。
そもそも単一の商品の価格を調べる時は前のインターフェイスでも十分だったし、リニューアル後のそれが必ずしも優秀とはいえない店もあるからだ。

気になるのは今後の信頼性の問題だ。
よくあることだが、最安価格を調べる時に有効という認知が進めば進むほどそこに権威が発生する。
それを利用しようとする業者も出てくるだろう。
すでに口コミの書き込みなど何らかの意図を感じるものもチラホラ見受けられる。

また最安という看板自体今後どうなるのか?
権威があれば多くの人は盲目的に信じるだろう。

安売りで有名なドンキーにしたって、マツキヨにしたって現在では実際にはそれほど安いわけではない。

ある時期までは本当に激安だったのかもしれないが、激安のイメージが周知として刷り込まれたあとではそれほど魅力的な商品でも価格帯でもないように感じる。

価格.comについても、「とりあえず」閲覧すると書いたのは、念のため他の店も調べてみているからだ。

現時点でも価格.comから更に安いところも出会うこともある。
ただ、それを調べる時間と労力を考えるとその差は現在のところささやかなものなので、急ぎの時などはこの「とりあえず」が生きてくるわけである。

いずれにせよ、周知的な評価・権威をけっして鵜呑みにすることなく広い判断材料で考える姿勢が大切だと思う。

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