mp3プレーヤーとして使っていたEXILIMであるが、実はメモ用のカメラとして重宝していた。
起動も瞬時、パンフォーカスなのでピント合わせの手間のいらず。
すれ違う人を居合い切りのように撮れるその瞬撮性は他の追従を許さない。
カード型なので常にポケットに入れていても苦にならず、外出でデザインの参考になりそうな物だとかメモ変わりにどんどん撮影している。
このEXILIMには後続機があり、全4世代あるが、私の物は最初期の物である。
最終モデルのS20は従来の欠点を見直した完成度の高いカメラである。
これも発売から2年以上経つがカード型パンフォーカス単焦点カメラが他にないため未だに愛用者が多い。
「使いたおす カシオ EX-S20」 とか 天才! EXILIM EX-S20 単焦点大好き! などなど。
本当は欲しかったのだが音楽再生機能付きの物が限定でしか発売されず、気付けば市場から消えていた。
この音楽機能がネックでメモ用カメラの移行が出来なかったのである。
しかし、音楽機能を無事にiPodに譲り、純粋にメモ撮影としてだけ考えれば良くなったので早速移行した。
さすがに3世代を隔てた最終モデルなので画質も格段に上がっている。
前にはできなかったマクロ撮影まで可能である。
おかげで机の上の小物もメモとして摂ることが可能になった。
今までが130万画素だったのが200万画素(笑)になったのも大きい。
メモ用カメラで紙に印刷する用途では撮らない
個人的な意見だけど、普段使いのデジカメは300万画素あれば十分だと思っている。
その分、CCDのレンジを広くしたり、ノイズを少なくする方に力を注いでもらいたい。
まぁ未だに高画素信仰の強い一般市場ではそんな酸いも甘いも噛み分けた製品が育つ気配はない。
メモ用カメラとはいえ、これくらいの解像度と素直な色表現をしてくれる。
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