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本当に必要な物は意外と少ない。

 先日のこと、友人とチャットで話していて
 「身の回りの物ってついついふえちゃうんだよねぇ、本当はトランク2つくらいに収まる物だけ持ってあちこちレスポンスよく動き回れれば理想的なんだけど」と話していた。
 その気持ちはよぉ~く判る。
 私自身、常々手帳と使い慣れた万年筆とスケッチブック水彩絵の具、カメラはローライ35(古いねぇ)だけ持って世界中あちこち飛び回れればこんなに幸せなことはないと思っている。

 本当に必要な物は意外と少ない。
 これは生命を維持していくために最低限度の物という意味ではなく、その人が人生を充実して過ごすために必要な物のことである。
 逆に多すぎると食事のカロリと同様かえって不都合が生ずるように思われる。
 実際に物はあればあっただけかえって雑音を発する。
 それはしばしば自分が本来やらなくてはならないことを雑音の中に押し込めてかえって見えにくくしてしまう物である。
 物を入手する時、たとえそれが無料(ただ)の物であったとしても、それが自分の成長のために本当に必要な物か、ただ単に一時的な気の紛らわしや外見などの見栄だけで必要と勘違いしている物かどうかは常に我が身を振り返りながら熟考することが大切だろう。

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