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焼き物の金漆繕い

日常品の焼き物の修繕をしてみた。

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かれこれ25年くらい使っている愛用の湯飲み。
初期の頃にポロポロと口の部分が欠け落ちてしまって、応急処置を施していたが、改めて修繕することにする。

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ベースになる肉付けは粘土状のエポキシパテが加工しやすく良いのだが、新たに買うのも勿体ないので以前100均で買っておいた2液混合タイプのエポキシ接着剤。

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これを大目に盛り上げるように付けてゆく。

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これでほぼ欠けは目立たない。

R0013900 こちらは母の形見の茶碗

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こちらも25年愛用の備前焼の小皿

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乾いた後はガラス状になっているのでカッターで荒削り。その後ヤスリで綺麗に整えてゆく。

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R0013934  仕上げは金漆
漆と金粉を良く練り込んで、表面に塗って仕上げる。
漆は乾きが恐ろしく遅いため、埃の立たない場所でゆっくり乾燥。

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R0013946   見事愛用の品々が蘇った。

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