白百合親衛隊の「場留」と、使用人の「吉田」(近影)
昨夜、久しぶりにネットの友人達とバトルネットで遊んだ。
最近のマイブームは何と言っても弓尼なのでこれで参戦した。
スカイプで会話をしながら普段この弓尼に対して抱いているイメージについて口にしてみた。
それは「白百合のお嬢」
高貴で気高く、そして下賤の者が何よりもお嫌い。
私の抱く印象に友人が賛同してくれた。
やはり、弓尼、それも「マヴィーナズ」コンプの弓尼は「お嬢」である。
何しろコンプなのでキラキラと輝いている。
お嬢と言えば光り物がお好きと相場が決まっている。
しかし、お嬢はそんなコンプ程度でご満足されるはずもない。
鎧とティアラには遠く「イタリーのハロガス」という地域にいる職人にわざわざ申しつけてソケットを開けさせてジュエルも埋め込んでいる。
このジュエルで78パーセントご威光倍増なのである。
弓にはネフルーンを入れて近づく下賤の者どもを跳ね飛ばすようにしている。
お嬢のスキル、「ストレイフ」で雨あられのように矢を降り注ぎ、近づく下々を薙ぎ弾く。
靴だっておフランス製「ラ・ゴアライダー」なのである。
破滅打とクリティカルヒットで1/12のライフを削っちゃうのである。
したがってお嬢のご威光にのけ反っちゃうのである。
指輪は英国王室御用達の「ネイチャーピース」をはめて、下々の回復も許さない。
時々、指輪からスピッツ犬のようなペットの「オークセイジ」を取り出して、疲れたお嬢の心を癒してくれる。
信頼のドイツ製、最高級テレポ護符「エニグマ・モドキ」も身につけている。
何しろ、お嬢は窮地がお嫌いなのである。
負ける、死ぬなどという、はしたない醜態をさらす前にサッサとその場から移動しちゃうのである。
そんなときですら「逃げるわけじゃないわよ、ちょっとポニーテールが乱れたので直しに戻っただけよっ」と涼しい顔である。
これだけゴージャスに大金をかけているので、パブで多PPLの引率も可能である。
しかし、お嬢の威力にたいがいの外人はチート扱いである。
やつらには、白鳥は優雅に泳げども、水面下での血のにじむような苦労が理解できないのだろうか?
それどころか、なかには「Hackツールをくれよ」と露骨な要求までしてくる不埒者もいる。
何よりもそういう卑怯で下賤な行為がお嫌いなお嬢は
「チートじゃねぇぇよぉぉぉ!」と感情もあらわにその場を去るのであった。
のけ反らされ、突き飛ばされる下々。お嬢に近づくことすら許されないのだ。
下賤の者どもに向かって雨あられのように矢を浴びせかけるお嬢。
ちなみに、お嬢の最近のマイブームな一曲は加藤ミリアの「Caught up 」である。
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