やっと晴れた週末、溜まった汚れ物をようやく洗濯することができた。
大物を洗濯機で洗うが、手洗い物やヴィンテージのジーパンなど気を遣う物は最近足洗に凝っている。
これは大型のバケツ(足湯に使う物)に洗濯物を入れて、バルコニーでバシャバシャと地団駄を踏むように洗うのである。
別に浴室で洗っても良いのだが、やはり青空の下、すがすがしい気分で洗濯に打ち込めるのは気持ちがよい物だ。
以前から足湯と足裏マッサージとエクスサイズが一緒にできないか考えていたが、これなら洗濯もできて一石四鳥である。
ジーパンの裾を膝の上までたくし上げて、勢いよく踏み込んでいると足裏の洗濯物がよい刺激になって、ツボを刺激しながら、また子供の頃に水たまりで遊んでいたような感覚で非常に楽しい。
結構な運動量でうっすらと汗までかいてしまう。
洗剤を入れた洗いも大事だが、実はすすぎこそが一番大事なのである。
洗濯機任せではないので水野濁り具合を目で確認しながら水を換えてゆく。
澄んだ水になって足踏みだけで脱水して物干しにかけるとまだ水がしたたり落ちてくる。
乾きが遅いが、こちらの方が叩いて形を整えたときに皺にならずにピンと仕上がる。
厚めのワークシャツなどもアイロンがけがいらないほどである。
昔ランドリーに通っていた頃は、洗濯機の脱水があまり強力でなかったのでこういう干し方ができていたのだが、洗濯機を購入後は凄まじい脱水で叩いても皺になったままだったことを思い出した。
(たぶん何処かで設定すれば良いのかもしれないが、初期のまま全自動でお任せなのがいけないのだろう。)
何にせよ、カラッと晴れ渡った秋の空に我が家の洗濯物がたなびいている。
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