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米国産牛肉再禁輸

 米国産牛肉が、解禁わずか1カ月で再び輸入全面停止になるという。

 成田空港に到着した米国産牛肉から、牛海綿状脳症(BSE)の病原体がたまりやすい危険部位の脊柱が混入していたとして、再び輸入を全面停止した。
 EUは6年前から米国産牛肉の輸入をやめたままだというのに、輸入再開ありきのゴリ押しには私はとても納得できるものではなかったのでかえって良かったと思っている。

 わずか0.01gの異常プリオンを摂取しただけで、10年後に脳みそがスポンジなる可能性がある。
 この10年後というのがミソで、これが直ぐに発症するものならば、問題がもっと表面化しているだろう。
 こんなデンジャラスな食べ物は決して口にしたくはないのだが、アメリカ産の牛肉という表記の食品を避けても、牛脂などを加工食品に変えて供給される可能性もあり、すべてに渡って疑いの目を持たなくてはならなかった。
 私のようにあまり食にお金をかけられない人は安い食材で済ませるが、「安い=多少、味や鮮度が落ちる」程度の認識でも「安い=危険」になられては困るのである。

 それで輸入再開が決まった翌日から何とか安心して暮らせるようにと真剣に願ってきた。
 今回のことで輸入再開の事の重要性が再確認されて再び永続的に禁止になるとしたら、むしろ喜ばしいことである。
 もちろん、輸入禁止されようが、吉牛を筆頭に日本フードサービス協会関連の守銭奴企業 の店には二度と行かないつもりだ。

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