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音楽

 残念ながら、私には音楽の素養がない。
 楽器の一つも弾けたらどんなに良いかと考えるのだが、これと言った物も持たない。
 第一、楽譜が読めないのだ。
 その為、ごくごくたまにではあるが、自分なりにはすごく良いロメディーを浮かぶことがあっても、それを記録としてとどめておく手段がない。
マイクロテープはいつも手元にはないし、たいがいの場合は「あぁ、良いメロディだと思うのになぁ」と悶々としながら、やがて忘れ去られてゆく。
 夢の中で実際には存在しない新曲を聴いて「あぁ良い曲だな」と思うことがある。
 実は今朝も浜崎あゆみの存在しない”新曲”を聞いて「なかなか良いじゃん」と感心した夢を見た。
 べつに浜アユのファンでもないし何故、浜アユの夢を見るのかは正直解らない。
 曲自体は実際には存在しない物ということは理解しているし、良いメロディだったという実感はあるのだが、起きてみると曲のメロディはすっかり忘れている。
 別にライブで巧みに楽器を奏でられなくても良いから、自分の頭にふと浮かんだメロディをメモ書き程度でも保存しておく方法とそれをある程度の形に出来るツールが欲しいと思う。
 音を打ち込む37鍵のミニキーボードは手に入れているので、あとはじっくりとキーを打ち込んで、自分のイメージにあったメロディ作りをしてみたい。
 一つは私の持っているデジタルカメラがマイクを備えてあるので比較的、素早く浮かんだメロディなら口笛などでメモは出来た。
後はこれを一応人様に聞かせられる形に加工できる簡単なツールがあると良いんだけど。
 世に出ているいわゆるシーケンサーというソフトはどうも私のような素人には優しくない。
どれも過分な機能満載でそれを学習するだけでもとてつもない労力を要する。
OS9の頃はMIDIGraphyというとてもシンプルなMIDIシーケンサーソフトがあった。
これはQickTime音源を使用してインストールして直ぐに音が出る。
動作も速く、必要十分な機能、そして何よりも嬉しいことにレジストしなくても使えて2000円という低額で配布されていた。
 OSXになってからこの手のソフトはほとんど皆無になった。
唯一、Intuem と言うソフトが存在するが、これは英語版だけの有償でいささか高い。
 MIDIGraphyのカーボン版があればと切実に思うこの頃である。

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