「バージョン1アップ。 2日で2アップ。 3つ上がって2コ下げる。」
MovableTypeのバージョンを3.3.2から思い切って3.2jp-2に戻してみた。
やはり当たり前に安定動作は何物にも代えられない。
まだ戻したばかりなので、解らないがだいぶ安定度が増したようだ。
なによりも、小粋空間さんや他の古参ブログで数千というエントリを持ちながら動いている実証がある以上、エントリの量による不安定さは心配ないと思う。
こんなに早く元のバージョンに戻すなんて、メジャーアップに対して慎重さが足りないように思われるかもしれないが、
今回の3.3導入に当たっては、1つ目のマイナーバージョンアップの3.3.1が出るまで待って、それから知人のサーバでインストールして、しばらくテンプレートやスタイルシートを調整しながら安定度の様子を見ていた。
これなら大丈夫という感触があったあとに始めて自分の環境に導入した。
しかしエントリが4つと少ない数で試験していたので、大量エントリ時の耐久度テストの詰めが甘かったと反省した。
そもそも、新しもの好きなので、新バージョンは今回に限らず積極的にテストしている。
しかし、たいがいの初物は無惨な結果になるので、アップと同様、バージョンを戻すのも早い。
仕事で使用するAdobeCreative Suiteも早々にver2.0にアップしてみたが、使い物にならず、今でもver1.0のままで使い続けている。
メールソフトのEudoraも一度6.2までアップしたが、いらない機能が入って気に入らず、二つ下げて6.0jr2というシンプルなものを使用している。
もっと根本的なことを言ってしまえばMacOSですら、未だに10.3.9のパンサーである。
実は10.4タイガーも外付けHDDにインストールしてみたが、仕事で使用できるレベルではないと判断したので本格移行は見送った。
AdobeCSはMacOS10.4環境ではCS2以降を推奨していてるので、OSをアップするならばAdobeCSのバージョンも上げなくてはならない。
外付けの環境で両方をインストールして時々テストをしたのだが、とても実作業で使用できるレベルではなかった。
これについては、つい先日に以下のようなトラブル記事を見かけた。
● 注意:Adobe CS2: Mac OS X 10.4.6 以前のディスクエラー
Adobe 技術文書 : 228243 : インストール後にファイルシステムエラーなどの問題が発生する(Macintosh 版 Creative Suite 2.0/Illustrator CS2/Photoshop CS2)
Apple 技術文書 302411: Disk Utility reports “Underlying task reported failure” when repairing a volume :「症状」
Mac OS X 10.3.x または Mac OS X 10.4.6 以前 に Adobe Creative Suite 2.0,Adobe Illustrator CS2,Adobe Photoshop CS2 いずれかをインストールすると,次のような問題が発生する.・ファイルシステムエラー
・I/O エラー
・ブートエラー
・システムクラッシュや速度の低下
・ディスクユーティリティ使用時の「不正な名前」エラー
・ディスクユーティリティでボリュームを修復中に「基本タスクが失敗を報告しました」-9972 エラーと表示される「条件・原因」
Mac OS X 上で,「Legal」または「法律上の特記事項」フォルダ内のベトナム語のエンドユーザライセンス契約に含まれるフォントデータを読み込んだ場合に,「不正な名前」エラーが発生することがある.この問題はファイルシステムやハードディスク上の重大なエラーの原因となる.
やはり、これって10.4.0~10.4.6まで使い物にならなかったって事じゃないか・・・
10.4.7になってから、後出しジャンケンで「実は・・・」的に不具合を発表されても、リアルタイムで不具合に苦しんでいた人には何の救いにもならない。
そもそもそんな相手だから果たして今の最新版で安定しているかどうかなど信用はおけない。
ユーザは決してメーカーのバグ出し要員ではない。
あくまでも実務に耐えられるかが大事なのだから、やはりメーカーの踊り文句に左右されずにじっくり自分の目で判断することが大切であろう。
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