ネープルス黄の起源は、古代カルデア人までさかのぼるといわれる。
彼らの製法は長い間知られていなかった。
コフィニエによれば、もっとも古い製法は、鉛白、硫酸アンチモン、焼明ばん、塩酸アンモニウムを溶けるまで熱するという、方法であったと考えられる。
チャンニーノ・チャンニーニはこの黄色をジャロニーロ(giallorino)とよび、「いつまでも褪せない」といっている。
よく準備されたときにはすぐれた特性を発揮する。乾燥性も高い。
鉛を含んでいるので混色は避けるにこしたことがない。
Winsor & Newton社
品名 : ネイプルスイエロー
含有化学成分 : Titanium dioxide / Chromium titanate
コメント