iPhoneOS2.2の頃は設定して実現できていたのだが、OS3にしてやり方を忘れてしばらくそのままにしてあった。
もっとも標準でGoogleカレンダーとの同期を実現できる「さいすけ」があったからこそなのだが。
また、iCalとGoogleカレンダーの同期はできているので、iTunes に接続して同期すれば内容は反映される。
しかし、以前に実現できていたものができなくなることは気分的によくない。また、さいすけも多機能で月表示の俯瞰が大変便利なのだが、その分、動作が重く、ちょっとした予定のエントリやリスト表示での確認なら標準のカレンダの方が俊敏に動くので具合がよいのである。
OS2.2の頃に設定した方法がどこかに記録していないか探したが、やっぱり無い。
やはり、こういうものは積極的にエントリすべきだと思う。
前置きが長くなったが、iPhoneとGoogleカレンダーの同期のための大まかな設定の流れは以下の2点。
1. Mac側: iTunesでGoogleとの同期を設定する。
2. iPhone側: 同期をオンにする。
ただし、Googleカレンダーでカレンダーを複数作成している場合は、この設定だけだとひとつ目のカレンダーしか表示されない。
次の作業を必要になる。
3. iPhone側: SafariでGoogle Syncのページにて、カレンダーを追加する。
1. Mac側: iTunesでGoogleとの同期を設定する。
1-1.iPhoneをMacに接続。
1-2.iTunesでiPhoneの設定画面を開き、「情報」タブの「Googleの連絡先を同期」にチェックを入れる。
利用許諾を許可して、GoogleのIDとパスワードを入力する。
これでMac側の設定は終了。
2. iPhone側: 同期をオンにする。
2-1.iPhoneホームで「設定」から「メール/連絡先/カレンダー」項目を選択する。
2-2.「アカウントを追加…」を選択する。
GoogleだけどMS Exchange を選択する。
どうやら同期の仕組みにMicrosoft Exchangeを利用しているらしい。
「メール」欄にはアカウントの説明。
「ドメイン」は空のまま。
「ユーザー名」「パスワード」にはGoogleのID/パスワードを入力。
「次へ」をタップすると、「サーバー」欄が表われるので、「m.google.com」と入力する。
「メール」・「連絡先」はオフ 「カレンダー」のみオンに設定する。
iPhoneの標準カレンダーを起動する。
しばらくすると、同期され、予定が表示される。
ここまでは、比較的すんなりと設定ができる。
ただ、私の場合は仕事・記録・プライベート・メモ・一般+Alarm for Organizerの6つのカレンダーを使い分けているので、それらが全て同期できないと使い物にならないである。
2.までの設定方法では一番上のカレンダーのみしか同期はできない。
また、他のユーザとのスケジュール共有のためのカレンダーも同期できない。
これらをiPhoneの「カレンダー」アプリで表示するためには、iPhoneのSafariでGoogle Syncのページにアクセスして、カレンダーの設定を変える必要がある。
iPhoneのSafariで「m.google.com/sync/」と入力してGoogle Syncのページを開く。
「この端末はサポートされていません」と表示されるが、気にせずに「言語を変更」を選択して言語を英語(English)に切り替える。
ログインに成功すると、デバイス一覧が表れる。
ここで「iPhone」をタップする
チェックボックスにより、複数のカレンダーが選択可能になる。
設定を保存し、再び標準カレンダーを起動すると、複数のカレンダーとの同期がなされる。
以上でiPhoneカレンダーとGoogleカレンダーの同期設定が完了した。
あとは、予定をエントリする際の初期カレンダーを設定して使い勝手をよくする。
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