MENU

A-Bikeで行こう!-その19 4台目来た

070806 22

先週、月曜日のことだが、出勤後、A-Bikeのフレームに以前と同じようなクラックを発見してすぐに代理店に連絡をした。

ちょうどセカンドロットの入荷と予約者への発送業務に追われている最中だったので少し時間がかかり今日届いた。

このクラックの発生は、ほかでもチラホラ見られるようになった。
原因について諸説ある。

先日開発元であるロンドンへオフへ言った人の話では

ヒビに関しては設計者側(アレックス&クライブ)は「え?マジで?」みたいな感じで驚いていたらしい。
アレックス曰く、「発売前のテストでかなりハードな事をしてもヒビは出なかった」加えて
「クイックリリースクランプは飾りみたいな物として設計したので、そこの緩みがヒビに繋がるとは予想外」とのこと。

そこで、日本でのヒビ画像のプリントを見せると「後日改めて負荷を強く設定してテストし直してみる」との答えをもらったらしい。

興味深いのはMayhem曰く「ヨーロッパ市場ではあまりパイプの故障事例が無い」という事でアジア人は使い方が荒のか?という疑念も上がった。
ただし、これはヨーロッパと違って飾りじゃなくて、実用品として乗ってるからだろうと思う。

加えて、大きな段差越えはしないが、点字ブロックなど1cm未満の小さな段差で絶えず振動を受けるという道のコンデションも影響しているのだろう。
そういう細かな段差による長期的な試験がなされているかは疑問である。

今回、代理店から届いた代替品はこのセカンドロットの物で全体的に剛性が上がっている印象を受ける。また問題のひび割れの原因の一つとして推測される「クイックリリースクランプ」も緩みにくい設計に改善されていた。

また今回のロットからタイヤインナーチューブ内にエアリークシール剤(自然空気漏れ防止剤)
を注入されている。

さらにホイールのバルブを通す穴のR処理がよりスムーズになってチューブに負担がかからないように加工され、チューブにも補強パッチが張っているらしい。

このあたりは前回、代理店の人と会ったときに、こちらが提案した様々な改良点が反映されていて非常に頼もしい印象を受けた。(この辺やはり日本の企業の方が対応が早く、着実に改良を重ねられる。)

思えば5月に購入から通算で4台乗り潰してきて、全部新品交換してもらった。
しかも、担当者が私への発送向けに各部をしっかりチェックして再調整してもらった物が送られてくる。
何度も新車を潰されて代理店も大変だろうと思うけど、製品自体はまだまだ改良の余地がある。
私としては耐久試験のモニターになったつもりで、これからも遠慮無くガンガン乗ってレポートを報告してゆくつもりだ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次