4年以上愛用してきたイヤフォンB&O A8だけど、そろそろ寿命のようだ。
今年初めにプラグ周辺で断線して方チャンネルしか聞こえなくなったのを、
ミニジャック部品を新たにして修理したことは前エントリ「B&O A8イヤフォンの修理」に書いた。
その後、無事に使えていたのだが、今日、ちょっとした弾みにケーブルを引っかけてしまい、またジャックの根本から切断してしまった。
切断してもまた、素線を剥き出してハンダ付けすれば直る。
帰宅してからその作業に取りかかるつもりだった。
ただ、今日は帰宅後に他にすることが山盛りあったので、明日以降、長くても週末に作業をするつもりで、応急的に使用するイヤフォンとしてiPodに付いてきた標準イヤフォンを繋いでみた。
ところが、これが音が良いのである。
たしかに、Apple標準イヤフォンはモデルチェンジしたときにだいぶ音質が向上したと聞いていた。
でも、たかがオマケイヤフォンじゃんと正直あなどっていた。
じつはiPod Shuffleに付いてきたイヤフォンは使わないと決めつけて一切触れないまま、同僚の女の子にあげてしまったくらいである。
もっともそれはモデルチェンジ前の旧イヤフォンだったけど。
新旧のイヤフォン比較、左旧 右新
新版はオマケとはいえ結構いい音で鳴る。
低音もほどよく出るし、高域のディテールもしっかりしている。
この音ならば、断線直前のB&O A8より確実に音がよい。
なぜだろう? B&Oは高音質だからこそ価値があるのに。
よくよく考えてみると、どうやらB&Oの方はミニジャックの修理をしたときに、音が悪くなったのかもしれない。
なんせ、L・Rの接続を間違えるほどだから、電極の+ーも怪しいものだ。
もう一つ考えられるのは、イヤフォンの劣化である。
修理直後に明らかに音が悪くなっていれば気付きそうなので、それ以前から徐々に音が劣化していったのかもしれない。
(もっとも、修理に成功してただ音が出るだけで満足していたフシもあるけど)
4年以上も使っているので、振動板自体が劣化で動きが重くなった可能性もある。
とりあえず週末にでも修理してみるが、
今後はApple標準イヤフォンの音を基準として、それより劣るようならば、やはり寿命と考えて買い換えしかないだろうな。
音質的にはApple純正で結構満足しているのだけど、やっぱり、B&O A8のデザインとか質感は長らく使用してみてとても気に入っているのである。
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