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DNAで自分探し

アメリカでDNAを自分探しの手段にしようという試みに熱い視線集まる
アメリカで、これまでの犯罪捜査や医療分野だけではなく、DNAを自分探しの手段にしようという試みに熱い視線が集まっている。
ニューヨーク郊外に住むアフリカ系アメリカ人のハッサン・バイラルさんは、自らのルーツをたどるためにDNA鑑定を受けた。
ハッサンさんは「わたしたちは遠い昔、奴隷としてアフリカ大陸から来たことは知っていても、それがどの国なのかはわからないのです。祖先との失われたきずなを取り戻すためにも、どうしても知りたかったんです」と話した。
検査の費用は590ドル、日本円にしておよそ7万円で、自分の祖先の出身地を調べることができるという。
テストは非常に簡単で、綿棒を口の中に入れ、粘膜をとって研究所に送る。
DNAは人間の設計図といわれ、そこに人体の特徴などの遺伝子情報が書き込まれている。
そして、このDNAを解析することで、祖先の出身地を特定することができるという。
DNA鑑定サービス会社の社長は「この検査は、過去のつらい歴史を振り返るのではなく、事実を前向きにとらえようとするものです」と話す。
検査の結果、ナイジェリアに父方の祖先を持つことがわかったハッサンさんだが、意外なことも明らかになった。
ハッサンさんは「検査結果に父方の祖先はイタリアやドイツ、スペインにさかのぼるとあって、本当にびっくりしたよ」と話した。
科学技術の進歩でより身近になったDNAを利用した自分探し。
移民の国、アメリカならではの新しい動きが広がっている。

DNAの技術もこういう事に使われるとより身近に感じられる。
それだけ、設備が安価になって、一般企業にも利用しやすい価格になったと言うことだろう。移民の国、アメリカでなくても、日本でも太古の昔に日本海で大陸と隔たれる前に、様々なルートを辿ってきた祖先がいる。
日本列島がアジア大陸の東に造られ始めたのは、白亜紀の後期(約7000万年前)といわれている。
その後、約50万年前に日本列島が大陸より別れて形成され、氷河期に海面が下がって(約3万~2万年前)、また、海が凍り、再び陸続きに成っていた時期が有ったされている。
世界の母親は、たった35人とされているが、日本人のルーツ、日本人の祖先は、下記9人の母親が、殆ど(約95%)の起源とされるそうだ。 1 アジア最古(D):
中央アジア(バイカル湖西部周辺)で約6万年前誕生、日本人の34%、長寿・寒さに強い。
体温を逃がさないように、皮膚や瞼が厚く、細目・小太り・胴長体型が多い。
寒さから水分の蒸発を守る皮脂腺が発達した人が多い。
粉耳が多い。
中央アジア・東アジア最大、一部はベーリング海峡を渡って、アメリカ大陸に到達した。 2 原日本人(M7):
東中国(上海・蘇州・南京周辺)で約4万年前誕生、日本人の15%、南方系に適応。
古くから日本に住みついた。
縄文人などのルーツ。
熱を溜めにくい丸みを持つ小柄体型、丸く低い(広い)鼻、湿気の多い所で汗腺が発達した人が多い。
飴耳が多い。
中国南部より、海を渡って、台湾、琉球(沖縄)、北海道、や、インドネシア、フィリピンにまで達した。 3 世界一の冒険者(B):
南中国で約6万年前誕生、日本人の15%、陸路(ベーリング海峡を渡って?)、南アメリカや、海流に乗って、日本や南方は、オセアニアなどの島々、環太平洋に広く分布。 4 北の旅人(G(→Y)):
東シベリアで約3万年前誕生、日本人の7.5%、広く南下し、アイヌ(北海道)、朝鮮半島、中国や中央アジアにも分布。 5 バイカル湖発祥(A):
バイカル湖湖畔域で約2~3万年前誕生、日本人の6%、D型同様、寒冷地に適応し、東アジア(シベリア~中国南部)に広範に達した。
ベーリング海を渡り、北アメリカ先住民の祖先となった。 6 東南アジア最大(F):
北ベトナム・ラオス・中国国境付近周辺で約4~5万年前誕生、日本人の5%、痩せた体型、汗腺が発達した人が多い。
飴耳が多い。
日本には、朝鮮半島を経由し入ってきた。一部は中央アジアにも達した。 7 ヒマラヤ・山岳民(M9):
ヒマラヤの山岳地帯・チベット周辺で約4万年前誕生、日本人の3.4%。
日本には、朝鮮半島を経由し入ってきた。中央・東アジアに分布。 8 長距離冒険者(CZ、M8a):
北東アジアで約3~4万年前誕生、日本人の3.2%。
日本には、朝鮮半島を経由し入ってきた。
シベリアを経由しベーリング海を渡って南アメリカや、西は北欧(サーミ(ラップ)人(氷原の遊牧民))、フィンランドまで達している。 9 中国起源渡来人(N9):
M7型と同じ東中国で約2~3万年前誕生、日本人の7%。
縄文以降の比較的新しい時代に渡来した民族。日本には、朝鮮半島を経由し入ってきた。
粉耳が多い。余談だが、面白いことに、秋田県を中心とする東北の一部に、明らかに白人との混血が多く繁栄してることも知られている。
(元々、欧米人にしか無かったであろう、JCウイルス-ヒト・ポリオーマウイルス(DNAに感染するウイルス)の一種の感染が有ること)。
また、メラニン色素の割合で言っても、”秋田美人”に喩えられる秋田の人の白人のような肌の白さ・色白は、東北の中でも群を抜く結果となっている。
DNAと遺跡の推測によると、縄文期の交易の時代に、白人の遺伝子を運んで来た者が、東北の一部に住み着いて(三内円山か?)、秋田県を中心として白人の子孫が繁栄したと、考えられている。
こういう事の積み重ねが、上記9人の母親で100%の日本人の祖先・日本人のルーツを構成してるってことでもないらしい。
古代交易を考えれば、北方系も居れば南方系も居てもおかしくはないだろう。私はどれに属しているのだろうか?
父方は先祖代々、江戸の人だったし、戦国時代には石神井の豊島氏の殿様に仕えていたという。
母方は九州の方だ。
でも、私の色白さはイギリス白人の女性から「うぁ白い!!」と第一声を浴びせられるほど白い(その時はオマイに言われたくないと思った。)
香港へ行っても、同僚の日本人は観光客としてあちこちから声をかけられていたが、私にはほとんど声がかからなかった。
前記の「オーラ」もあるかもしれないが、恐らく何人にも見えなかったのだろうと思う。ミトコンドリアDNAは、母系に100%遺伝する遺伝子。
これは1万年に1回、環境適合などによって形を変えると言われる。
つまり、ミトコンドリアDNAを調べれば、最初の母親から、どのくらい離れてるかが計算(比較分類)できる。世界の母親が35人と推定できたのは、コンピュータの発達によるものだ。
また、その35人の母親の元の母親は、さらに、アフリカのたった一人の、母親=ミトコンドリア・イブに辿り着くとされる。
早い話、現代人みんな、一人の母親の子孫で、親戚どうしだってことだ。笹川会長の「人類皆、兄弟」も単なる空虚なお題目ではなかったと言うことだろう。

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