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Flashのさんこうしょ

一昔前は、ソフトなんてものはマニュアルを見なくてもいじっていれば自然と覚えられた。
たとえ、それまで経験したことのない概念のものでもソフトの付属のチュートリアルを一通り行えば身についた。
たとえばイラストレータもver5.5にソフトに付いてきたチュートリアルを行って使えるようになった。
あの頃の付属マニュアルは質が高くて、図を多用したりなんとかユーザに理解させようとする熱意のようなものが感じられた。
サンプルファイルの質の高さでも学習意欲がそそられたものである。
そのときに学んだことは今でも覚えているし、現在の操作でもちゃんと生きている。

でも、最近のソフトは多機能になりすぎたせいかメーカは付属のマニュアルだけでユーザに理解させようとすることをハナから諦めているフシがある。
開発GMからリリースまでの時間が短くてマニュアル制作部にも時間の余裕がないことも容易に想像できる。
だから殆どテキストのみでスクリーンショットなどは殆どみられず、読む方も見慣れない専門用語で苦痛を感じてしまう。
だからこそ、書店で図解を主とした参考書がてんこ盛りなのだろう。

で、Flashである。
以前からこの変態的な描画ツールを持つこのソフトをものにしてやろうと、ver5の頃から参考書を何冊か購入した。
参考書を購入するときの基準はなるべくレイアウトが綺麗でサンプルのセンスが良いものを選んでいたけれど、そういう堅めの本に限って読むのに疲れてしまう。
いくらこちらが襟を正して真剣に臨んでも、慣れない理不尽な(と個人では感じてしまう)操作方法の前に頭を抱えてしまうのがオチである。

そこで、今回はなるべく軽めで馬鹿っぽい本を選んで軽い気持ちで読み進んでいる。
そもそも、変態の相手をするのにこちらが素面でいる必要はないのである。
むしろ鼻でもほじりながら(実際はほじりはしないけど)片手間に読める軽めの方が良さそうである。
その方が、たとえ理不尽な操作方法であっても「まったく、しょうがねぇなぁ(ハナホジ」で心の余裕を持ちながら先に進めそうである。

今回購入した本は自腹を切るにはちょっとイラストなんかがセンスが悪くてこんな人に物を教わりたくないなぁなんて思っちゃうような本だけど、アマゾンで調べるとわかりやすさでFlashの参考書で一番売れている物らしい。
まぁFlashをちゃんとマスターするというのが目的だからいろいろ試してみてダメだった落第生の私にはちょうどいいのかも。

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