ここ1ヶ月ばかり、新製品のリリースで開発と広報で忙しくてゆっくりできなかった。
2週間前に届いたFonの無線ルータも届いたまま開梱もしていなかった。
週末に時間ができたのでやっとこれを設置して家庭内無線LAN環境を整備することにした。
とはいえ、実際やってみたら開梱して電源アダプタと現使用ルータからEtherケーブルを繋ぐ。
ただそれだけで完了した。
WifiクライアントのCLIEの方も設定は簡単、マニュアルを読みながら5分ほど設定してあっけないほど簡単にネットに繋がった。
ネットに繋がってまず確認することは、そう、自分のブログの閲覧である。
これもNetFrontというブラウザが優秀でほぼ内容が欠けることなく閲覧ができた。
Gmailのチェックも可能で、もちろんGoogle検索やWikiの閲覧もできる。
この小さなデバイスがネットに繋がることで巨大な辞書を手に入れた感じである。
懸案のアクセス速度も非常に速くストレスがない。
キャッシュの大きさは任意で変えられるのでスポットでGoogleNewsやMailなどを巡回して移動オフラインで閲覧という使い方もできる。
実は忙しくてエントリには書かなかったけどAdvanced/W-ZERO3[es]を一時使っていた。
(予約もせずに発売日にヨドバシで普通に買えたのは笑ったけど)
64kのデータ通信固定プランで契約したが内蔵のブラウザOperaを起動するのに30秒、自分のブログを閲覧するのに1分近くとほとんど使い物にならなかった。
しかも、ネットに繋げているとみるみるうちに電池が消耗してしまう。
半日使っただけで電池が空になってしまい、本来の電話としての機能もこれでは役に立たない。
やはり、現時点では電話とWeb閲覧デバイスは分けた方が良いというのが結論である。
通信速度が速い高額のプランにするとか今ならWifiも使えたんだけど、結局WindwosMobileというOSのトロさと使い勝手の悪さに辟易して入手して3日目でまだ高額で売れるうちに手放してしまった。
まぁダメなことはある程度予測できていたけど、そのダメさ加減を実体験してやろうという思いもあった。
人気の高いデバイスで鳴り物入りで発表されただけに良い意味で期待を裏切って欲しかったがやっぱりダメだった・・・。
このへんMacを使い慣れた人がWindowsを使いにくいと感じるようにPalmを使っているとWindowsMobileというOSはどうしても馴染めない。
おかげで今回無線LANが使えるようになって改めてPalmの使いやすさを実感できた。
これを超えるようになるにはやはりMacOSXが走る電話機 iPhoneしかないだろうと思う今日この頃だ。
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