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HHK Lite2

070627 03

マシンを新調したので、会社のキーボードも新調してみた。
今まで使っていた物がFILCOのフルサイズキーボードだったが買うときに間違えてJIS配列にしてしまった。
何とかJIS配列にも慣れようと努力したが、自宅がHHK Professionalで配列が違うためどうしてもいずれかで、しばしば両方で配列の違いにイライラさせられることが多い。

個人的にJIS配列はこの世に必要のない物だと思っている。
スペースキーの両脇に「かな」や「英数」キーがあることは別によいのだが、@などの記号の配列をとにかく特に意味もないのに微妙に変えたり、NECのユーザの利便性を顧みない変な自己主張が使うたびにイライラさせられる。

以前ならJISタイプはキートップにかな文字が印刻されていたので、アルファベットのみのキーボードを選べばすなわちUSキーボードだった。
ところが最近英数表示のJIS配列なんて出てきたためとてもまぎらわしい。
実際に今日買ってきたキーボードも間違えて、開梱したあとに気づいてあわてて取り替えに行った経緯がある。
JISが嫌で新たに買いに赴いたのにまたJISに間違える俺って・・・。

キーボードは毎日使用する物だし、ちょっとした違和感がストレスにつながる。
なので会社のマシンもガマンせずにUS配列に替えることにした。

いくつか候補が挙がったが結局HHKのLite2を選択した。

HHKは今年に入ってからHHK Lite2のMac専用モデルというのが出ている。
これはとくにMac専用というわけじゃないけどコマンドキーが四つ葉マークであったり全体に白いカラーリングがいかにもMacらしい。

Lite2自体は前に使った経験があるのだけど、それほど押感のよいモデルではない。
というか、Professional版を購入して使わないだろうと友人に差し上げてしまったくらいなのである。

けれどもこのLite2のMac専用版は白くコンパクトなたたずまいが、いかにもかわいらしくて一度は所持してみたい気分にさせる。
この白がまたボーンチャイナのような柔らかな白で見ているだけでウットリしてくる。
これは実用的じゃないけど所有感をかき立てる、デザインが購入意欲をひっぱるよい例だと思う。
他にもMac用に白いキーボードは多数販売されているけど、やっぱりこのかわいらしいコンパクトさは違うのである。

今回のキーボードは自腹を切ったので押感を重視してProfessional版でもよかったのだが、唯一アローキーが独立していないためFnキーを押しながらのアローキー作業はグラフィックが主な業務用途には適さない。
もともとHHKの「無駄なキーを極限に削り込んでコンパクトで実用的なキーボードを目指す」という設計思想にはとても共感を覚えるのだけど、こちらの業務はグラフィッカーなのでアローキーの独立は欲しいのである。

個人用小型キーボードへの長い道」参照

Lite2の方はアローキーが独立していることと、Fnキーが左にも付いていること(これが結構便利)、コマンドキーが小さいこと(これが残念)等、Professional版と若干の違いがあるけどあとは同じである。
押感はProfessional版とは比べられないほどモッサリしている。
このあたりは価格にして5倍くらい違うのだからしょうがない。
というか、これくらい決定的な差がないとProfessional版の存在意義がない。

イータッチがいまいちだけどまずは慣れたHHKの配列に変わってとても満足している。


多少の打ちにくさと押感は、まぁ我慢するとして普通に慣れた配列でブラインドタッチで意図に反した結果が入力をされるよりはよっぽどよい。
加えてたたずまいはこっちの方が好きだから、あとはガンガン使っているうちにキータッチが柔らかくなるのではないかと期待している。

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