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iBlog・MovableType・Xoops・WordPress

この度、約2年間使い続けた使い続けたMovableTypeを止めて、WordPressに移行しようとしているが、使用したBlogシステムこれまでにもいくつかの遍歴があった。

まず、iBlog。
これはローカルで記事はもちろんレイアウトを含めたHTMLを一度はき出して、HTMLのディレクトリごとサーバにアップするというもので、方式としては一応XHTMLを使用しているけど、ローカル生成でサーバへのアップという従来DreamweaverなどのHTML編集アプリケーションによる運営方法とあまり代わりがない。

ブログのエントリ1~100件くらいまでは、このシステムで管理していたけど、エントリを書き上げてから反映するまでのステップ数の多さに辟易して、MovableTypeとectoによる運用に切り替えた。

この辺の経緯は06/03/08のエントリ「MovableType導入考」から始まる数エントリに詳細が書いてある。

ともかく、これにより旧来のHTML運用から本格的なXHTMLとCSSによるコンテンツ管理へと移行して、そのレスポンスの良さに当時は驚愕したものだった。

その後、CMSにより自由度をもとめて、一時XOOPSも試験的に使ってみたことがあったが、これはシステムの使い勝手が肌が合わずに試験だけで本格運用には至らなかった。
興味深いことにCMSシステムとしてXOOPSを選んだが、その上でBlogシステムを運用するときにモジュールとしてWordPressを選んでいた。
これはXOOPSのモジュールにMovableTypeがなかったため、消去法的にWordPressを選んだのだが、結局5つのWordPressを組み込んだ時点で元のXOOPSが嫌いになり、一緒にサーバから消去した。

こうして、これといった不満もなく当たり前に使えていたMovableTypeを使い込んで不便なところはプラグインなどで補いながら工夫して今日まで来た。

昨年暮れになり、新しいバージョンのMovableType4の導入試験を始めた。
ひさしぶりのメジャーバージョンアップと言うこともあり、また、今回から完全なオープンソース化されてかなり期待していたMovableType4だったが、運用面のレスポンスに著しい不満を感じるようになった。

とりあえず、MovableType4の導入を断念してMovableType3へ戻したが、一度気になった運用レスポンスはなかなか払拭できなかった。

MovableType3のスピードは以前と同じでそこそこ速い部類なのだけど、でも導入当初のエントリ数の少ない時点のスピードから徐々に遅くなってきていた。
これは茹でガエルの喩えと同じで、徐々に遅くなる変化には今まで気づかなかったが、MovableType4の遅さによるレスポンスへの意識の自覚が現状のMovableType3の運用レスポンスの遅さを気づかせる結果になってしまった。

こうなると、この先確実に増え続けるエントリ数に果たして対応してゆけるのか不安になり、ここらで大きなシステムの変更を考えるに至った訳である。

で、こんかいのWordPressになった。
動的ページ生成によるデメリットは、閲覧者が最初にサイトにアクセスするときに少々時間がかかる。
インデックスページさえ表示させてしまえば、あとはそれぞれのアーカイブページの生成には時間はほとんどかからない。
一番最初の表示のレスポンスをよくする工夫が必要である。
なのでインデックスページのエントリ表示数を10から5に減らしてみたり、デザイン面であまり重い生成にならないような設計を心がけている。

以上のように iBlog , MovableType , WordPressと変更してきたブログシステムはこのままWeb技術進歩の流れにも即しているといえる。
なので、今回採用を決めたWordPressといっても、今後ずっと使い続けてゆくかというとはなはだ疑問だ。

ただ、Blogシステムのコンテンツ移行については有る程度決まったフォーマットが定まっているので、テキストファイルに書き出せば容易に移行が可能な点がありがたい。

要は大量のメモやコンテンツをいかに容易にそして効率的に管理できるかが大事なのでその時その時の判断でこれからも変化し続けてゆくことだろう。

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