職場のマシンをMacProに替えてから約1ヶ月。
主に使用するソフトもユニバーサルバイナリーのAdobeCreativeSuite3になり、問題はない。
全体的に処理で滞ることもなく普通に速いという印象である。
普通に速いなどと何をゼイタクを言っているのだと自分でも思うが実感として「驚愕的な速度アップはなかった。」ということだ。
たしかにPhotoShopなどで重い処理をさせる時も楽々にこなせる。
いくら負荷をかけてもビクともしない安定感がある。
しかし、期待していたのはFinderなどの普通にファイルを操作する時の速度で、このあたりが自宅で現使用のPowerBookG4 1Ghz Tiとあまり変わらないのである。
この速度的な感覚はなにもCPUのクロック数によらないのではと思う。
Palmなどは33MHzの(3Gではないし300MHzでもない)非力なチップを使って、サクサクと動作する。
ところがMacProでFinder操作をしても時折レインボウマークが発生するすることがある。
ためしに、JPEGなどの汎用画像ファイルを右クリックして「このアプリケーションで開く」メニューを選択してもらえば解るだろう。
ほぼ間違いなく動作の遅れが生じる。
いくらチップのクロック数を上げたとしてもこういう日常的な動作でその恩賞が感じられないとするならば、高クロックマシンへの移行の魅力も半減してしまうというものだ。
このあたりを次期OSといわずに今からでも適切にチューンアップしてユーザが心地よいと感じられるスピードに設定することが実は大切だと思う今日この頃だ。
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