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MOTORAZR Product(RED)

何となく携帯を換えてみた。
キャリアは何処でも良かったんだけど、なるべくなら電話機本体が気に入った物が良いと思った。

以前、ウィルコムのAdvanced/W-ZERO3[es]を一時的に所有したことは書いたけど、そこで感じたことは、やっぱり携帯の望むことは軽くて、薄くて、電池の持ちが良く、基本機能がしっかりしていて、余分な機能がないことが現時点では望ましいということ。

もっとも、最近は携帯電話のインターフェースの仕事もあり、i-MODEなどの一通りの機能と使い勝手は調べる必要もあったので、搭載機が候補になった。

まぁ、i-MODEだろうが他のキャリアだろうが、基本OSはTRONを使っているだろうから大して変わりはないと思う。
これがWindowsMobileなんてOSを使うようになると、とたんに重く、不安定で、バッテリの消費が激しくなる。
日本人なんだからさ、TRONを使おうよ。

動画再生などはiPod Touchで愉しんでいるのでワンセグはいらない。

ちなみに、Touchで動画再生しても、驚くほど電池の保ちはよい。
まぁ買って間もないから、まだ電池がヘタッていないのだろうけど、通勤中に動画を再生しつづけて3日くらい充電しなくても大丈夫なのである。
だからMacOSXベースの携帯電話も電池の保ちの点では安心できそうだ。

逆に余分な機能を付けて使いにくくなったり、分厚く重くなったり電池の持ちが悪くなる方が嫌なのである。
電話は電話でありさえすればよい。
もっとも、iPhoneが日本でリリースされたら真っ先に乗り換えると思うけど…

それで、以前から気になっていたMOTORAZR Product(RED)を選んだ。

日本ではM702iSとして売られているが、元はMotorola RAZR V3xx (MOTORAZR) をベースとしている。
厚さはわずか14.9mmでアルミボディとステンレスキーパッドを採用し、今年の2月までFOMA最薄だった。

ディスプレイは、メインディスプレイが、約2.2インチ、240×320ドット、26万2,144色表示のTFT液晶
サブディスプレイが、約1.0インチ、96×80ドットのCSTN液晶
大きさは102.9×53×14.9mm
重さは約105g

3Gローミング (WORLD WING) に対応し、日本国外でも利用できる。

連続待受時間は、静止時が約345時間。
連続通話時間は約115分(連続テレビ電話時間は約85分)

基本機能は押さえていて、薄さ、軽さも十分である。
そのうえ金属の質感とデザインが良いので、申し分なし。

シンプルさと言えば、これほどシンプルな機種もないだろう。
なんせ、外に出ているポートはUSBのみ。
じゃあどうやってFOMA充電器で充電するかというと、FOMA充電器→USBアダプタがあるのでそれで接続する。

microSDスロットも電池パックの裏蓋を開けて装着する。
まぁ初期カスタマイズ構築の壁紙とか、着信音とかを取り込むときに使うくらいであとは入れっぱなしになりそうだから良い。
携帯動画編集ソフトにて、3GPP、着モーション設定で音のみ80kbps(ステレオ)300KB で変換。

動画もこれで再生するつもりはない。したとしても、殿堂入り的お気に入りのムービークリップを入れて置くくらいか。

あぁ、あとヘッドフォン端子もない。 ヒュー!すげぇ!ヘッドフォン端子もないんだぜ!
だから内蔵のスピーカーで聴く気になるかどうかは別として、MP3再生機能があっても使わない。

いかにシンプルでイレギュラーな携帯かが解るだろう。
全体のほとんどの外装部品がアルミとマグネシウムとステンレスで構成されている。
金属フェチにはたまらない。

かなりデザインと基本機能重視の尖った製品だけど、逆にそこに惚れたのである。

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スピードマスターと並べても厚さはそれほど変わらない。

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開くと青色LEDボタンが綺麗に光る。

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裏にはProduct(RED)のロゴが

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とにかく薄く、軽い。

ハード本体は格好いいんだけど、中のインターフェースがちょっとカラフルすぎたり、私から見て詰めが甘かったりする。
iPhoneはAppleらしい綺麗なインターフェースなんだけど一般の携帯電話がこの域になるまでにはまだ時間がかかるのだろうな。
というか、まさにそれが私の仕事になるのだろうけど。

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