MovableTypeが新しいバージョン3.3になって、それに対応したテンプレートがちらほら配布され始めた。
私の場合は配布されている物をそのまま使うことはなく、数あるテンプレートの中から自分のイメージに近い物を探して、それをベースに自分好みに作り替えてゆく。
さすがに真っ新から作るのはちょっと手間なのである。
で、昨日まで使用していたテンプレートも、とある有名どころのテンプレート配布サイトから頂いてきた物をベースに色々いじっていたのだが、それは何種類ものテーマをスタイルシートだけで変更する作りになっているため、やたらとCSS設定にクラス分けが多い。
構造が複雑で把握しにくく、スタイルシートの編集が難しかった。
これなら真っ新から自分で作った方が早いだろうと思ったくらいだ。
そこでこのテンプレートに手を加えてゆくやり方を諦めて、外見にはこだわらず、まず作りが素直なテンプレートを探して、それをベースに作り直した。
それが現在表示のデザインである。
ベースが素直な作りだったので全体感が把握しやすく作業も早かった。
デザインとは言っても、ご覧の通り何の変哲もない、ごく当たり前のものだけど、その実、文字の読みやすさや全体の把握のしやすさなど重視して文字の間隔や行間や余白など細かいところに気を遣っている。
この辺はCSSのおかげで紙のデザインの時のようにかなり細かく設定できるようになったのが有り難い。
基本はコンテンツを自分であとで読み直したり調べ物をする時に使い易いように表示速度や読みやすさに注意を払っている。
そういう意味では華やかに見せるサイトと言うより、メモ道具として使いやすさを重視している。
今回のことでテンプレートの選択は自分好みの外見から入るだけではなく、より編集しやすい素直な作りの物という基準が大切だと実感した。
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