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MovableType3.3でのBlogシステム復活

 およそ4年ぶりにMovableType Ver 3.3でのBlogシステムを復活させた。
 MovableType(以下MT)はVer4、Ver5と本格的ではないにせよ、一応の設置と運用をしてみた。
 しかし、Ver4以降はサイトの組み方が著しく変化していて、それらを学習し適用することに時間と手間を要する。
 それでもバージョンアップを試みてきたのは、セキュリティの問題と多分に新しい物好きが高じてのことである。  

 新しい物を始めるには学習のコストがかかる
 それで、新たに一から学習するくらいならと、流行のWordPress(以下 WP)に手を出すことになる。
 簡単で大量のテンプレートを取っ替え引っ替えして遊んでいたWPだが使わなくなってしまった。
 主な理由は、未だWPに馴染まないこともあるが、WPは使われている感覚で決められた範囲内で遊ぶには非常に楽なのだが、それを外して少しこった使い方をしようとすると大変に苦労する。
 既製の素晴らしいテンプレートはあるのだが 、作り方が それぞれで、それらを理解して自分向けのカスタマイズを行うには手間と時間がかかる。

 加えて動的サイトは落ち着かない。カテゴリー別アーカイブが1ページで生成できないし、たとえできたとしても動的生成では運用コストがかかる。

 MTは手に馴染んだ見渡しのよいシステム
 テンプレートは1ページに収まり、個人的にはこちらの方が見渡しがよく扱いやすい。
 もっと複雑なサイト構成となると共有部品を使い回すブロック管理のテンプレートでも良いのだが、メインとカテゴリー別、日付別、エントリーという単純なサイト構成ではあまり必要性を感じられない。

 結果的にコストが安い
 
時代が進んで、より快適な環境へ
 借りていたレンタルサーバの容量は当初は200MBであった。
 最低価格プランがそれで、容量を500MBに増やすために追加料金を支払っていた時期もある。
 ところが今では当時の最低価格の半分のコストで5GBの容量が使える。
 ただしこの最低価格のプランでは制約があって、PHPは使えないとのことだけど、CGIとMy-SQLなら使える。
 ここで古いMT3のシステムを使おうと思い立った。
 時代の流れは複雑さややれることが増えることだけではなく、以前に無理して運用していた仕組みを余裕を持って、しかも低コストで運用できるということが実は大きなメリットだと感じる。

 快適さを求めるなら先端ではなく、むしろ枯れたシステムを
 ブレークスルーは頻繁には訪れない
 思えば、ブログが流行して約10年くらい。
 コンテンツと外観の切り分けはサイト更新に大きな変化をもたらしてくれた。
 マイクロBlogのTwitterやコミニュティを重視したFacebook等、 その後、Web上のサービスは多様化していったが、自分にとって一番良いバランスでコンテンツを記述できる環境はと聞かれれば、自身の脳みその中身を手に取れる形に表わせるやはりブログがよい。

 

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