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Newガーデンベンチ

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自宅のルーフバルコニーは15畳ほどあり、プライベートパーキングというコンセプトで、人工芝を敷き詰めて、ガーデンベンチだけを置いている。

晴れた日にはベンチに座りながら本を読んだり、寝転がって空を眺めているのが好きだった。

だったと過去形で書くのには訳がある。

今まで使っていたガーデンベンチは引っ越した当初、近くのホームセンターで安価で組み立て式の物を買い求めた。

しかしこれが安いだけあって、屋外用に木材の防腐処理がなされておらず5年ほど使っているうちに表面のニスがはげ落ち、木材が痛んできた。

それでも、恐る恐るではあるけど使えていたのだが、先日、友人が訪問した際に不用意に座ってしまって、あっけなく朽ち壊れてしまった。

やはりベンチがないと寂しいのでこれを機に新たに求めることにした。

ただ、今回はちゃんとした屋外用に耐久性のある物にしたく、それには素材の選定から始めることにした。

アルミや樹脂製の物は耐久性はよいが、やはり風情がなく座り心地も堅そうなので避けて、木材でそれなりの物となるとやはりチーク材ということになる。

チーク(teak)は、クマツヅラ科の落葉高木の総称。

アジアの熱帯モンスーン気候地方に分布する。

材質は堅く、伸縮率が小さく、水に強いので、船舶・家具などの用材や建築材として広く使用される。

「チーク」という名前はインド南部ケーララ州の言葉マラヤーラム語の「thekku」に由来する。「チークノキ」とも。

特徴

南アジアから東南アジアの熱帯モンスーン気候地域に分布する。樹高は30~40m。雨季には落葉して生長を止めるため年輪が形成される。ただしチークは生長に時間がかかる。


クマツヅラ科のチーク属

Tectona grandis(Common Teak):インドからインドシナ半島にかけて広く分布する。

Tectona hamiltoniana(Dahat Teak):ミャンマーの固有種。絶滅危惧種。

Tectona philippinensis(Philippine Teak):フィリピンの固有種。絶滅が危惧されている。

チーク材 [編集]

チークはマホガニーと並ぶ優良高級材として様々な用途に用いられる。

材質は堅く強靭で耐久性があり病害虫にも強い。

天然の油成分があって、オイルやニスで手入れしなくても耐久性がある。

加工も容易で、よく乾燥させた場合は伸縮率が小さく家具に向く。

水にも強いので、甲板・内装などの船舶用材や建築材として広く使用される。

高価であるため、薄くスライスして突き板の表面材にも用いられる。

天然の古木から切り出されたチーク材は特に耐久性があるが、大変に高価である。

継続供給を目指して植林が行われている。輸出元はほとんどがインドネシアとミャンマーである。

特徴

硬く強靭。

耐久性・耐水性がある。

病害虫に強い。

乾燥後は裂けにくく寸法が狂いにくい。

比較的加工しやすい。

高価。

日に焼けると木目の色の濃い部分は薄くなり、薄い部分は濃くなって行くことで色の差異が縮まっていく。

様々な用途

船舶用材(クイーンエリザベス2世号のブリッジや内装にも使用されている)

車両の内装材

建築用材・床材

家具

彫刻・細工物

突き板(合板)の表面材

チーク材は年月を重ねると白銀色に変色する。

オイルでメンテナンスして飴色に艶を出すのもよし、そのまま放置で白銀色にするのもよし、なかなか経年変化を楽しめる素材なのである。

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幸いアジア方面からの大量輸入のためか、総チーク材のベンチでも比較的安価で購入できる。

予算や大きさ、デザイン等を考慮に入れていくつかの候補の中から以下の2つに絞り込んだ。

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サイズ:W1600×D650×H920mm

座高:430mm

本体:天然木(チーク材) オイルフィニッシュ

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サイズ:W1660×D640×H970mm

座高:410mm

本体:天然木(チーク材)、オイルフィニッシュ

デザイン的には前者の方が直線的で質実剛健な雰囲気もあって好きなのだが、サイズは後者の方が1660mmと60mmほど大きい。

寝転がるときには手すりに足を掛けるので、1600mmもあれば十分といえるけど、やはり大きい方がくつろげそうな気もする。

価格差は数千円程度なのでもう少し考えてみようと思っている。

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