昨日、ヘッドフォンアンプを通して聴いたB&Oイヤフォンの限界をつぶさに感じて、酔った勢いで即アマゾンでポチしてしまったのがSHURE SE530PTHというイヤフォンである。
ここしばらくネットでイヤフォン評価を調べたり、帰りのヨドバシで試聴させてもらったりしていくつかの候補を絞っていた。
コストパフォーマンスを考えた構成とか最高峰のなかから選択とか、色々悩んだけど、やっぱり妥協して下のクラスを購入しても すぐに上のクラスが気になって仕方がなくなることは目に見えているので、ここは一気に最高峰にして、自分の理想との差を使いこなしで埋めてゆく方が精神衛生上良いと思った。
外見ははっきり言ってこの値段とはとうてい思えないほど安っぽいブラッチッキーな作りである。
しかし中身は高域用に1基、低域用に2基のドライバを搭載した2-Way構成。緻密で正確な高音と量感豊かな低音を再生する。
タイプ:バランスド・アーマチュア
ドライバ構成:2ウェイ×3スピーカー
周波数特性:18Hz~19,000Hz
インピーダンス:36Ω
音圧感度:119dB/mW
低音用のBAドライバを2つも使っているので試聴する前は低音過剰気味になるのでは?という心配があった。
しかし試聴してみて納得した。
さすがはシェアである。
音質はモニターだけあってあくまでもフラット。
量だけの下品な低音にならず量感豊かに全体感を描きながら圧倒的な音の情報量を実現している。
この辺のバランスはさすがは老舗メーカーだけのことがある。
各パートのピントはバッチリ。
音の分離(重なり合った各楽器の演奏音がそれぞれしっかり個別に判別できる)はほぼ完璧に近い気がする。
まだエージング前なのだが、のっけからB&Oのイヤフォンを軽々と超えてしまった。(でないとわざわざ買い換える意味はないのだけど)
今後エージング次第でどのように変化するかが今から楽しみ。
あぁこれでせめてB&O並に質感と高級感が有ればいいのに・・・天は二物を与えずということか・・・
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