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SSDとNewバッテリーでPowerBookG4 Ti復活

外での執筆作業用にノートブックが必要である。

気分を変えたい時や、集中したい時はノートブックが良い。

自宅のデスクトップで、どうしても気分が乗らないときなどは、環境を変えるため、喫茶店などで作業することがある。

また、文章を執筆する時などは、iMacの大画面より、小型の画面の方がより集中できる。

外だけでなく、家の中で気軽に持ち歩くには、軽く使い勝手の良い、MacBookAirが良いと思った。

そこで購入のタイミングをみるため、毎日、最低価格をチェックしていた。

15万円を切ったら購入しようとみていたが、151500円をを底に反発し、また値が上がってしまった。

もちろん1500円くらいは折れれば良いと思うかもしれないが、こういうものは自分に課した約束事なので、たった1500円でも妥協はしない。

かえって、反発したことで、まぁ今は縁のない機種だったのだろうと判断した。

そもそも、ネットブックが5万円くらいで購入できる今日日、はたして軽い作業をさせるためのマシンに15万円が妥当かどうか?そんな根本的な疑問もあった。

それで、最近では全く使っていなかったPowerBookG4 Tiを復活させる案が浮かんだ。

これは、MacOS9が単独で起動できる、最後のノートブックマシンである。(公式には…)チタニウムを使った珍しいマシンで、デザインもとても気に入っている。
2003年に購入以来、2007年秋に今のメインマシンである、iMacを購入するまで約4年半以上にわたって仕事や個人使用で第一線で活用していた。メモリはフルの1GBにして、HDDは標準60GBをはじめ、200GBまで段階的に拡張していった。

復活にはまずはバッテリを新調する。

さすがに6年も使用するとバッテリがヘタっている。
大事に扱っていてもコンセントを抜いて5分もするとスリープ状態になる。
また、コンセントなしでシャットダウンからの起動は起動途中のデスクトップが見えるか見えないかという時点で、マシンが息絶えてしまう。

徹底的にコードレスでどんな環境でも、スタンドアローンで駆動することが最低限の条件である。
それには新鮮なバッテリが必要なのである。

また、どうせ復活させるなら、現在の技術を取り入れて、以前よりスピードをアップしたいものである。

今ならHDDの代わりにSSDも選択が可能である。

SSDの特徴として、もともと消費電力は少なく、読み書きが早く、物理的な回転部品がないので静音、振動にも強いというまさにモバイル向けには夢のようなストレージである。

価格も昨年末から下がり始め、今では十分に購入検討できるまでになった。

ネックは容量が少ないこと。

ただし、メインマシンには2007年型アルミiMac 24inchがあるので重い作業はそちらに任せて、もっぱらネット閲覧やテキスト原稿打ち、せいぜいプレゼン用のビジネスソフトの操作程度で容量やスペックはそれほど必要はないのである。

SSDの候補から使用スペックと値段を考慮に入れて64GB のものを選択した。
32GBのものでも十分なのだが、SSDの初期設計でデータの読み書きスピードが遅いとの情報があり、64GBの方を選択した

先日届いたので、久しぶりに裏ぶたを開けて、HDDからSDDに交換作業を行った。

インストールするOSに悩んだ。
スピード的にはTigerが良いのだろうけど、小さな画面を使い勝手を良くする 、Spaseなどの機能やそもそもiPhoneSDK等の最新の開発環境は最新のOSでしか、インストールできないため、Leoperdを選択した。

丁度、OSX10.5.6、iLife 09、iWork 09をワンパッケージにした、MacBoxパッケージが発売されたのでそれを購入した。

複数のマシンにインストールするために、ファミリーパックを選択した。

PowerPCなので最新のGaragebandは動かないが、iWork 09などのビジネスソフトを中心に環境を組んだ。

幸い、画面の大きさは15インチで1280×854と余裕があり、集中して作業するには十分な大きさである。
また、フルキーボードも打ちやすく作業が楽である。

Leoperdの高速化は図るさまざまなTipsを施して、現在(重量以外は)ほぼ満足いく環境ができあがったように思う。

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