●スカイ・ハイ
スカイ・ハイ
地球上の学校とはまるで違う、スーパーパワーを持つ“スーパーヒーロー"を育てる空の上の学校、それが“スカイ・ハイ"だ!今年も新入生として、スーパーパワーに恵まれた少年少女たちが集結。その中には、超有名なスーパーヒーロー夫婦、ザ・コマンダー(カート・ラッセル)とジェットストリーム(ケリー・プレストン)の息子、人々の期待を一身に背負うウィル(マイケル・アンガラノ)がいた。各自のスーパーパワーを披露し、“ヒーロー"組とそれをサポートする役目の“サイドキック"組に振り分けるクラス分けの実技テストが始まった。炎を放つ者、体を自由自在に変化する者、モルモットに変身する者など、各々が自慢のスーパーパワーを披露し、人気者のヒーロー組とオチコボレのサイドキック組に分けられていく中、ウィルは落ち着かない気分でいた。何故なら、ウィルには未だにスーパーパワーが備わっていなかったのだ・・・。結果、当然ながらサイドキック組に振り分けられてしまったウィルだが、その事実を両親には話せないでいた。いじわるな体育教師、スーパーパワーを使ういじめっ子、そして両親からの期待などを抱えつつも、ウィルは新しい友達もできスカイ・ハイでの学園生活をスタートする。しかし、ウィルの両親、友達、さらにはスカイ・ハイ自体に、邪悪な者の策略により、危機が迫っていた・・・。ウィルは秘められたスーパーパワーに目覚め、家族、友人、そしてスカイ・ハイを救い、スーパーヒーローになることができるのだろうか?
キャスト
ケリー・プレストン
マイケル・アンガラノ
ダニエル・パナベイカー
メアリー・エリザベス・ウィンステッド
カート・ラッセル
スタッフ
監督:マイク・ミッチェル
脚本:ポール・ヘルナンデス、ボブ・スクーリー、マーク・マコークル
製作:アンドリュー・ガン
製作総指揮:マリオ・イスコヴィッチ、アン・マリー・サンダーリン
音楽:マイケル・ジアッチーノ
こちらの方は元々アリエナイザーな世界の物語なので極めてアメリカンな映画だなぁとのほほぉ~んと妙なツッコミもせずに普通に楽しめた。
主役のマイケル・アンガラノはあまりパッとしないんだけど、この手の物語での子役にありがちなアクや嫌みがまったくなく素直に応援できた気がする。
もともとアメコミのヒーロー物は結構好きだったので、この手の裏話っぽい物語にもいろいろとネタが見つかって笑える。
たとえばスカイハイの校長はリンダ・カーターさんで、知っている人は知っている「ワンダーウーマン 」な人である。
TVシリーズをよく見ていた私は「おぉ!ワンダーウーマンだ!」と感動した。
せっかくだから少しは往年のワンダホーな技の一つでも見せてもらえれば良かったのだが、なにもなく最後の方で一言「私はワンダーウーマンなんかじゃないわ」という台詞が出るくらいである。残念。
"サイドキック(脇役)組"にクラス分けされた女の子の一人で、唯一の能力がカピバラに変身するだけって子もいるんだけど、普段はパンクっぽいちょっとこわ目の印象でも変身した後が結構可愛いのだ。
父親役がカート・ラッセル。まさかこの人がタイツ姿のヒーロー役をやるとは思っても見なかった。
真面目なヒーロー物ならばともかく、これはどちらかというとコメディ物なので意外な気がした。
でも、ヒーロー物でこの意外なキャスティングというのも私は結構好きだ。
初代の映画版バットマンのマイケル・キートンにしても、スパイダーマンのトビー・マグワイアにしても、およそヒーローらしからぬキャスティングでそれがかえって子供だましになりがちな特撮ヒーロー物に深みを与えていると思う。
昔のヒーロー物が好きな方が気軽に流しで見られる映画としては良いと思う。