●アサルト13 要塞警察
アサルト13 要塞警察 : HERALD ONLINE
突然に襲いかかる“絶体絶命"の夜!
外部への接触99%不可能--
彼らは生きて朝日を浴びられるのか!?
激しい吹雪に見舞われる大晦日のデトロイト。老朽化のため、その日をもって閉鎖される“13分署"にはローニック(イーサン・ホーク)を含む数人の警官がいた。そこに悪天候のため護送車が立ち往生し、緊急搬送されてきた凶悪犯ビショップ(ローレンス・フィッシュバーン)ら4名の犯罪者達。緊張の中、警官達と犯罪者達が新年の0時を迎えたその時、“13分署"は謎の武装集団から襲撃を受ける。その正体は、組織犯罪対策の特殊警官たち・・・。
多数の銃器と爆撃を用いた凄まじい攻撃に、警官と犯罪者は手を結び、最小限の武装で抵抗しなければならない!外部への接触は99%不可能、署は完全に孤立した!彼らは脱出を幾度も企てるが、ことごとく阻止され、次々と仲間は殺されていく・・・。
-果たして、彼らは絶体絶命の夜を生き延びることが出来るのか?そして、空前絶後の攻撃を執拗に繰り出す、悪徳警官達の目的とは!?
ハード・アクション映画「トレーニング デイ」で新境地を開拓、アカデミー賞にノミネートされたイーサン・ホークがローニック巡査部長、「マトリックス」3部作で強烈な存在感をアピールしたローレンス・フィッシュバーンが凶悪犯ビショップに扮する。
アクション・ドラマを更に盛り上げるのが、個性と実力を兼ね備えた出演者たちだ。「第13分署」に立てこもる側には、手の込んだ役作りに定評のある「ムーラン・ルージュ」のジョン・レグイザモ、女性の強さと弱さを兼ね備えた「シークレット・ウインドウ」のマリア・ベロ、ヒップホップ界の新しいドン“ジャ・ルール"が俳優に挑戦、そしてベテランのブライアン・デネヒー。かたや悪徳警官を率いるマーカス・デュバル役で、「ユージュアル・サスペクツ」のカブリエル・バーンが冷徹な知性と凶悪さを見事に表現しきっている。
つるべ打ちのアクションとサスペンスで圧倒する、ハリウッド・アクションの金字塔「交渉人」を手掛けた脚本家/ジェームズ・デモナコが、更なる迫力と緊迫感溢れた傑作を誕生させた!
●キャスト
イーサン・ホーク
ローレンス・フィッシュバーン
ジョン・レグイザモ
マリア・ベロ
ガブリエル・バーン
●スタッフ
監督: ジャン=フランソワ・リシェ
脚本、共同製作: ジェームズ・デモナコ
撮影: ロバート・ギャンツ
編集: ビル・パンコウ
オリジナル脚本: ジョン・カーペンター
製作年:2005年/製作国:アメリカ
提供:角川ヘラルド・ピクチャーズ、ポニーキャニオン
カラー/1時間50分/6巻/2987m/スコープサイズ/ドルビーSRD/字幕翻訳:林 完治
う~ん、脚本家がジェームズ・デモナコということもあり、「交渉人」の時のようなギリギリのせめぎ合いを楽しめるかと思ったんだけど、
そもそもシチュレーション自体があり得ない状態だし。
攻める側もプロにしてはあまりにもお粗末すぎ。
防弾チョッキを着込み完全武装で挑んでいるんだからもっと強力に攻め立てればいいのに、どちらかというと「すみませ~ん、入りますよぉ」的に申し訳なさそうに侵入しようとする。
素人の私ですら、催涙ガス1つで解決しちゃうんじゃないのか?とか、守る側も拡声器で喚き続ければ、人が来ちゃうんじゃないのか?とか思わず突っ込みを入れたくなるほど。
全体的な流れはやはり「交渉人」と同じにほいがするが、詰めの部分が甘いのでいまいち共感できなかった。
ローレンス・フィッシュバーンってマトリックスの時にはサングラスで隠していたが、あまり凶悪なキャラって出来ないんじゃないかと思うほど素顔がとっても素直で優しそう。
笑うと前歯がリスみたいに可愛らしく映ってしまうので、とても警官を6人も殺した巨悪犯には見えない。
こういう特殊なものじゃなくてニューヨークを舞台にした恋愛物とかをむしろやらせてみたいと思った。
余談だがスキンヘッドでイメージが固定されていたのでああいう髪型とコートを着ると昔のキャンディマン を思い出してしまった。
ラストシーンでローニックは仲間の警官に偽証して結果的にビショップを逃がしてしまうが、あれも警官的にはどうかなと首をかしげるシーンだ。
これがハンニバル・レクターを追う、クラリス・スターリングだとしたら少しでも捉えられるチャンスがあれば積極的に利用するだろう。
そちらの方がリアルだと思うし、警官的にも自然な行動だと思う。
以上内容的に首をかしげるシーンが多く、知謀対決でギリギリでせめぎ合ってくれないと、チャンバラで刃が当たっているのに、切れていないみたいな非常に白けた印象を持ってしまうイマイチな作品でした。