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2006年03月25日

●ロードレーサー

車やバイクの免許を持っていないので、長距離の移動は公的機関を利用する。
それ以外は徒歩であったり自転車を利用する。

昔から自転車は大好きである。
自分の運動機関を外的エネルギーを利用することなく拡大してくれるこの不思議な機械には高校時代からのめり込んだ。

自宅から高校までは駅にして5つ隔てた所にあった。
普通に電車通学しても40分くらいかかった。
この通学に自転車を利用することに決めて、最初は中学生の時から乗っていた自転車を使用していた。
この自転車はイトーヨーカドーで1万円くらいで購入した、普通の自転車だったが、ロードレーサーに憧れて、いらないパーツを次々に外していった。
ハンドルもウィングの物をドロップに変えたりした。

軽くなるとそれなりにスピードが出るようになる、が、所詮は安物のフレームとホイールで組まれた物なのでどうしてもストレスがたまる。
それで、アルバイトで貯めたお金と親からの通学費の援助をもらってあこがれのロードレーサーを買うことにした。

まず、サイクル系の雑誌を買ってきて2~3号読みながら巻末の様々な自転車屋の広告から安いところを探して選んだ。
幸い自宅から近くに安い値段で比較的良いパーツとフレームで組んでくれる店を見つけたのでそこにお願いした。

色はシルバーで、やはり、本格的なロードはバランスの良さとパーツの良さで乗ってすぐに風のように走れた。
当初35分くらいかかっていた通学が25分で済むようになった。

その後もその自転車はパーツを換えたり、削ったり、なるべく軽くなるように精力的に手を加えていった。
さすがにチューブラ(チューブレス)タイヤこそ履かなかったが、そのほかでかなり削って10.2Kgまで落とした。

自転車という物、特にロードレーサーという物は如何に無駄や贅肉をそぎ落として軽く、速く出来るかがポイントになる。
それが究極になると競輪で使うトラック用のピスト車(ギアもブレーキもない)物になるのだろう。

そういう、ギリギリのせめぎ合いみたいな物を一度憶えてしまうと、面白いものでこれは生活信条にも現れてくる。
家の中の無駄な物を処分したり、自らの身の贅肉をそぎ落としたり、はてはデザイン信条にも現れるこれらの原点が実はここにあるのではないかと思う。

ただ、今はロードレーサーには乗っていない。
やはりロード用の細いタイヤはスピードは出るが路面のコンデションに影響を受けやすく、従ってパンクしやすい。
パンクのたびにウンザリしながら修理するのも面倒である。
そういうことが繰り返されると路面の影響を受けずにちょっとやそっとのガラス片やら金属片くらいならはじき飛ばすタフさが欲しくなる。

なので、今はかなり太めのタイヤとダブルサスペンションのGIANTのWARP DS1というMTB に乗っている。
これはプチダウンヒルもこなすくらい、とても丈夫で実用的で乗り心地が良くてスピードも出るんだけど、やはり、たロードで風を切って走るあの感覚も懐かしく憧れるのである。

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