●MP3プレーヤー

MP3プレーヤーにはCASIOのEXILIM EX-M1というデジカメの音楽再生機能を最近まで使用していた。
今でこそMP3の携帯音楽プレーヤーと言えばiPodだが、このカメラはiPodが発表される以前の物である。
古くても私の使用要求が、気に入った曲を繰り返し聞くことと、英会話のレッスンというものなので、これで十分満たされていた。
記憶媒体がSDメモリカードの容量に応じて収録曲数を増やすことができたし、HDD方式でないので再生時間は長く、激しい動きでも音飛びもしない。
iTunesとの親和性も、有志作成のEXILIM-Tunes 1.51というアップルスクリプトでほとんど自動で転送が可能だった。
実はこのスクリプトは転送時の曲名チェックを行い(EXILIMで表示されるのは英数のみ)2バイトコードであれば注意を促してその場で書き換える編集画面が表示される。
しかし、普段からプレーヤー側で再生リストを見ることがないのし、書き換え作業が面倒だったので文字化け覚悟でこの2バイトコードチェック機能をプログラムをいじって切ってしまった。
工夫することで使いこなしについてはスムースにストレスが無くなった。
だから、iPodが発表されても、電池の持ちなどが不満でいまいち触手が動かなかった。
曲を沢山収容できても、それを再生する前に電池が切れてしまうだろうと冷ややかな目で見ていた。
その後iPodShuffleというフラッシュメモリタイプのプレーヤーが出たときは、ただ容量を増やすだけならSDカードを買い足した方が安上がりだし、だいいち荷物が増えるのが嫌なのでこのままのスタイルで行こうと思っていた。
ところが時代の進歩には逆らえないものである。
実はEXILIMでは、AAC(Advanced Audio Coding )が再生できない。
AACとはMP3などの従来フォーマットよりもはるかに圧縮効率が高いオーディオエンコーディング方法で、その上、MP3と比べて高音質である。
実際、iTunes のディフォルトエンコード方式がAACである。
その為、フリーで供給されている最近のサンプル曲のほとんどがAACフォーマットになっている。
このAACは拡張子がMP3と同じ.mp3のために外見からは判断できず、転送したあとに再生できないことが判明することも最近多い。
エンコードがAACであると判明してからiTunes上でMP3に変換して再度転送する。
この転送もiTunesからEXILIMへの転送は簡単だが、1曲だけの挿入、削除はできないため反映は全体に行わなくてはならない。
だから、収録総数が増えれば増えるほどたとえ1曲の入れ替えでも転送に時間がかかる。
あまりにも不便なので今更ながらiPod Shuffle の512Mbを入手した。
心配していた音質もヘッドフォンを良い物に替えることでだいぶ解消される。
今まではデジカメの撮影写真の収納場所と共有だったため空き容量を気にしながら曲数を入れていたが、iPodのためおよそ500Mb近くをフルで使用できるようになった。
1曲2曲でも入れ替えが出来るので、新しめの曲も気軽に試して行きたいと思う。
カメラの方もSDメモリの容量を全て写真用に使用できて、枚数を気にせずに撮影できるようになった。