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2007年10月01日

●無印万年筆、生産中止? もしくは 「失って気付く "普通" の有り難み」

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以前のエントリ「万年筆は縁である。」で書いたとおり、紆余曲折の末、現在愛用している万年筆は無印良品のアルミ丸軸である。

これがベストな書き味とは到底、思わないけれど、何の変哲もないストイックなデザインと、丈夫なアルミの金属筐体、ドイツ・シュミット社製のニブを使用するなど、ツボの押さえどころは押さえている。
なによりも、これで価格が1155円と安価なため、気が向いたらいつでも入手できる気軽さがある。

鉄ペンとはいえ、使い込むうちにペン先が馴染んで書きやすくなることは金ペンと同様である。
なので、ニブは使い込んで馴染んだ古い物の方が良い。
逆にボディは新しく綺麗な物が新鮮で気分がよい。
アルミ金属筐体でも使っていくうちに擦り傷や落としたときの凹みなどはどうしても付いてしまう。

だが、これも安いため、古い使い慣れたニブを移植して、ボディは新品に買い換えることも容易なのである。
こんな気軽なことはモンブランなどの高価なボディでは逆立ちしてもできない。
あくまでも安価で、同規格のボディを作り続けてくれる無印だからこそ可能なのである。
(おかげで新品のニブだけが貯まってゆくことになるのだけど・・・)

そんな、当たり前のような使い方ができていた無印の万年筆だが、この週末、新しいボディを確保しようと、久しぶりに近所の無印良品に買い求めに行った。

ところが、くだんの万年筆がみつからない。
店員に手持ちの万年筆を見せながら聞いてみると、その若い店員には「それは無印の物ですか?」と聞かれる始末。
挙げ句の果てには「たぶん生産終了になったのだと思います」とのこと、ずっと ボディだけリペアし続けようと目論んでいた計画に暗雲がさしかかった瞬間だった。

こうなれば店頭で置いてあるところで買い占めて、一生使える分の物を確保しておくぞ!と決意して帰った。

ところが帰宅後、念のため無印のサイトを見てみると、あっさりあったりした。
なんだか狐につままれたような気分だけど、「失って気付く "普通" の有り難み」を実感した次第。
血眼になって店頭から買い占めることはしないけど、無くなるかもしれないという危うさを噛みしめながら、ふだんからリペアの用意はしておこうと思った。

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