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2009年09月29日

●新しいメモカメラ

デジカメのアルバムをつらつらと眺めていて、最近、変な写真を撮っていないなぁと気付いた。
変な写真と言っても、「手術台の上のこうもり傘とミシンの出会い」などといったシュールな物ではなく、絵にならなくてもとりあえず撮っておくかといったたぐいの写真である。
経済的視点から見れば、銀塩写真と違いフィルム代や現像代を気にしない、デジタルではメモリの許す限りいくらでも気兼ねなく撮影ができる。
デジカメを使い始めた2002年頃ではその利便性に感激しながら、心にひっかかる物はバシバシ撮っていた。
ただしその頃使っていたカメラがごく小型のCASIO EXILIM M1という物だった 090929_01.jpg これがやたら小さい上、パンフォーカスでピント合わせも必要なく、ポケットから出して0.2秒で起動、撮影、ポケットに入れる。
という動作が2〜3秒でできていた。
なので、ウィンドウショッピングしていても、気になる商品があればサッと撮影。 
その後じっくり考える材料にしたり、そもそもある事すら忘れてしまっていた物を、撮影して思い出すというまさにメモカメラであった。
主にメモ的に使っていたけれども、描写自体も色表現が素直でちょっと処理すればブログ程度ならば使えるレベルの写真が撮れた。
090929_02.jpg
メモ用カメラとして当時ではベストな選択であったが、やはり欠点はあった。
1つはマクロが撮れない事。
1m以内の物撮りではピントが合わずボケボケになってしまう。
これではちょっとした書類の写しなど実用面で支障があるのである。
そのため、この機種には通称、老眼鏡とよばれるアタッチメントが売られていて、それを装着すればとりあえずA4一杯に中の文字が読めるくらいの撮影が可能だった。
ただ、出先でいちいちアダプタを装着するのが手間で、せっかくの即写性がそこなわれるため、購入した物のほとんど使う事がなかった。
2つめはやはり解像度が122万画素とかなり低く、本気で写真を撮ろうという気にはさせなかった。
ちなみにこれより1年くらい前に発売されたCanon D30はAPS-Cのサイズながら311万画素。それから考えると当時としてはこのサイズでよく頑張った物だ。
これは約4年間、故障もせずによく働いてくれた。次のメモカメラがCASIO EXILIM S20である。
090929_03.jpg
これは先代M1の2世代隔てたこのシリーズの最終形で、これまでの不評だった箇所をすべて見直した、機能面で言えばとても完成度の高いモデルである。
レンズを守るレンズバリアに対応。もちろん本体のままでマクロにも対応。 
解像度は200万画素とやや低い物の普段使いには十分、L版くらいのプリントなら十分耐えられる。
ただし、初代から時を隔てて、製造コストがかなり抑えられているらしく、一見高級そうに見えるが、ステンレスボディの厚みが薄く、スイッチ類の立て付けも悪く、なによりバッテリカバーを押さえる爪が割れやすくしばしばふたが開きっぱなしになるトラブルに見舞われた。
機能と写しはよいのだが、耐久性が低いため、2年程度で使えなくなってしまった。
間に本気カメラのCONTAX Tvs Digitalがあったりしたが、動作が遅くボディも大きくとてもメモカメラとしては使えなかった。
その後は今でもメインで使用しているGR-Digitalを購入して使っている。
ただ、軽くて軽快な動作をしても、外観はやはりカメラカメラしているので、店頭で商品撮影などではかなり神経を使う。
いかにも撮影しているのが見えてしまい、店員の怪訝な顔が気になってあまり撮影ができなくなってしまった。
ここらで、ひとつ気兼ねなく撮影できる小型のメモカメラが欲しくなり、ようやく入手した。

ここまで書いて、ちょっと長くなってしまったので、今日はここまで。

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