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2009年10月01日

●新しいメモカメラ-その2

昨日は前置きが長くて3台目のメモカメラの事を書けなかった。
新しいメモカメラ、CONTAX i4Rである。
_0012613
4年前の製品で、すでに製造中止なので中古で購入した。
元々赤いボディだが、前のオーナーがヘビ革を貼ってドレスアップしてくれていた。
小型でとてもカメラに見えない。
CONTAXのロゴのあるフラッシュユニットをずらすとレンズが出てカメラのスイッチがONになる。
090930_02.jpg
こんな豆粒のようなレンズでも立派にCarl ZeissのTessar構成である。
被写界深度は6,5mm(35mm換算で39mm)と私の好みにピッタリである。
ズームではなく単焦点のため明るさはf2.8とこれまた使いやすい。
写真では大きさが解りにくいかもしれないのでマッチ棒と比較してみた。
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こんなマッチ棒の先程度の大きさのレンズでもT*コーティングのおかげかちゃんとツァイスの色乗りを表現してくれる。
ツァイスレンズ色乗りについてはまた別の機会に譲るが、こんなサイズでもテッサーの設計の良さからか、実に驚くべき解像度を出してくれる。
入手してまだ間もないため良い作例がないが、昨日何気なく撮った風景写真をPCで観て驚いた。
念のためそのままの大きさで貼り付けておく。
20090929-KICX1875
CONTAX i4R ISO50 WB:AUTO 露出補正無し

メモカメラとはいえ、これだけ解像してくれればもう十分である。また、起動から撮影体制に入るレスポンスも速い。
夕方、駅前で凄まじい鳴き声に圧倒されて、ふと見上げてみると、街路樹を巣にしている大量の小鳥がまさに帰ってきた瞬間だった。素早く構えて、2,3枚シャッターに納めることができた。KICX1878
こうなるともうヒッチコックの「鳥」である。
また、その香水瓶のようなオサレな外見から、メモカメラとして、室内での食事などを気兼ねなく撮影できる。 090930_06.jpgちゃんとそれぞれの質感を描き分けてくれ、 シズル感も再現してくれる。
このように、外観良し、レスポンス良し、写り良しというカメラが最近では作られなくなったことを大変残念に思う。
今後はツァイスの色乗りを楽しみつつ、色んな場面で気兼ねなく、まばたきのようにシャッターを切れると思う今日この頃である。

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