2009年09月06日

●世界デザイン史

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 昨日の続きで水彩画の歴史と一緒に購入した、世界デザイン史。

内容(「BOOK」データベースより)
デザインはものづくりの重要な契機とされる反面、ともすると浪費をすすめる単なる手段となりかねない。今日のデザインをめぐるさまざまな解釈に一つの道筋 を与えるのが本書。デザインの歴史を、近代における技術、経済、社会の変化に対応して営む近代生活の反映と捕らえ、表現の背後を考察する。

内容(「MARC」データベースより)
ものづくりの重要な契機とされる反面、消費をすすめる単なる手段にもなるデザイン。近代から現代までの世界と日本のデザインの流れをコンパクトにまとめ、技術・経済・社会の変化に映し出す。

 歴史というと、何だが堅苦しいイメージがあるが、この本はそんなことはない。
 ウィリアム・モリスから始まり、各時代のエポックメーキング的なデザインや、その後のデザインのコアになる物など掲載写真を眺めているだけでも大変勉強になる。

 完成度の高いデザインはいつの時代でも色あせず、またそこから触発されて新たな展開を考える助けにもなる。

2009年09月05日

●カラー版 水彩画の歴史

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 以前から欲しかった本を手に入れた。
 カラー版水彩画の歴史。

 趣味で水彩画を描くことが多いので、制約のありがちな水彩画の可能性を追求した先人の作品にはとても興味がある。

 本の内容は水彩画を年代別に並べて解説されている物だ。
 特筆すべきは、その掲載水彩画の選択がすばらしい。

 この本に限らず美術出版社の出している同シリーズ「世界デザイン史」や「世界写真史」も掲載内容の選択のすばらしさが感じられる。

 編集者のセンスが私の好みにしっかりとマッチしている。
とかく歴史物となると教科書的なスタンダードな作品を並べて無難に作ってしまいがちだ。
 しかし、この本に関しては本当に水彩画好きな人が、本当に好きな作品を選択した様子がうかがえて、とても嬉しい内容なのである。

 古くはウィリアム・ブレイクやギュスターヴ・モロー、近年ではエミール・ノルデやアングルの有名なタブローの水彩版またはロダンの水彩など普段お目にかかれない物がならんで、眺めているだけでも、ついついウットリしてしまう。

 良い内容の本でありながら書店で見かける度に手にとって買おうかどうか迷っているうちに数年が経ってしまった。
 ほぼオールカラーとはいえA5の小振りなサイズで、211ページと決して厚い本でもないにかかわらず2500円+税という価格設定。

 決して買えない値段ではないのだけど、どうも踏み切れなかった。
 どうせなら、どこかのブックフェアーで新古本が半額くらいで売り出されているのを見つけて購入する。
そんな偶然を待ち望んでいた。

 ところがそんな偶然も起こらないまま数年が経った先日。
 書店でまた立ち読みしながら、「さんざん待ったのだし、もう定価で入手しても良い時期だろう。」と、一度レジまで行きかけたが、「まてよ、Amazonnで一度調べてからにしよう。」とその場はかろうじて我慢した。

 いつもならばあとでAmazonで調べようと思っても、つい忘れがちだけど、その日は帰宅後、固い決意の元すぐにネットで調べてみた。
 すると、新品とは別にほぼ新品が1/3以下の値段で出ていた。
早速注文。

 併せて学生時代に座右の書として常に眺めていて、今は絶版の別冊宝島「デザインの読み方」とほぼ同じテイストの内容である「世界デザイン史」も400円弱で売られていたのでこれも注文。

 デザインの方は昨日、水彩画の方は本日無事にポストに届いていた。

 やはり、自分なりの価値基準を決して折ることなく、長年待った甲斐があったというものだ。
 なんか一気に欲しい物を手に入れてホクホク嬉しい、秋の夕暮れなのである。

2007年04月03日

●デザイニング・インターフェース

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デザイニング・インターフェース
— パターンによる実践的インタラクションデザイン
Jenifer Tidwell 著
ソシオメディア株式会社 監訳
浅野 紀予 訳
2007年01月 発行
360ページ
定価3,990円

本書『デザイニング・インターフェース』は、ウェブアプリケーション、インタラクティブなウェブサイト、デスクトップアプリケーション、携帯電話などのインターフェースをデザインするデザイナーとプログラマーのために、デザイン上の問題に対するすぐに使える解決策を「パターン」として体系化した書籍です。各パターンは「コンテンツの整理」「ナビゲーション」「ページレイアウト」「アクションとコマンド」「インフォメーショングラフィックス」「ユーザの入力」「洗練されたルックアンドフィール」といったテーマごとに分類され、本書をリファレンスのように使うことも可能にしています。先人たちの試行錯誤の上に成り立つ“ベストプラクティス"としてのパターンは、デザインの質と生産性を向上させ、創造性を発揮するための基盤となることでしょう。本文オールカラー。

インターフェイスデザインについて書かれた本はほんのわずかしかないがその中でも良くまとめられた良書。

中に書かれている心構えなどいちいちうなずかされる。
堅いイメージのオラリー・ジャパンにしては全ページ4色カラーだし内容も濃い。