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2006年07月31日

●OSの新規インストール

ここのところ、Macの動作がちょっと散漫になってきた感があるので、少しメンテナンスするつもりだった。
まずやることは無駄なファイルを削除してディスクのスペースを確保することだろう。
空き容量が少なくなると、動作も遅くなってくる。

終わった仕事のファイルをディスクに焼いて、削除したり、試しに使ってみてそのままのアプリケーションを捨てたり、
整理整頓すると実に気持ちがよい物である。
この辺で止めておけばよいのだが、やり出すとついつい調子に乗って徹底的にやってしまう。
先日もそうだったが、あらかた捨てる物を捨ててしまうとあとは実行アプリの中の余分なリソースの削除をした。
具体的には他国言語を削除する。
だいたい、日本語と英語だけあれば他はまず使うことはない。
ハングル語なんてこの先一生使うことはないんじゃないかと思う。

で、ここでMonolingualというソフトの出番である。
これはアプリケーションのリソースの中身を見て、ユーザが任意で選択した言語を削除してくれるという優れものだ。
操作も入れない言語のリストにチェックを入れて実行ボタンを押すだけである。簡単な物だ。

しかし、この簡単さが今回逆に徒になってしまった。
一度削除したアプリでもバージョンアップの時に削除した他国言語がまた復活したり、新たなアプリケーションをインストールしたときにもやはり残るので処理は頻繁に行っている。
2日ほど前にもいつもの通り、チェックを注意して入れて 日本語と英語のチェックを外したことも確認した上で実行した。
ところが、他の処理が平行してしていたので一度、処理を中止して、他のアプリを終了させた後にもう一度起ち上げて実行。
現在行っている除利の内容がログとして表示されるのだが、何故か「日本語...」という表示を見て慌てて中止してみる物の既に手遅れであった。

おそるおそる、普段使いのアプリを起ち上げてみるとしっかり英語補表記・・・。
ムシャクシャしたので「えぇぃ!日本語もいらんわいっ!これからは英語表記でとおしちゃる!!」と、残りの日本語も削除してしまった。
全部で800Mほど空き容量を確保・・・あまり嬉しくない・・・
でもまぁATOKで記述も出来るし、メニューやダイアログが英語になるだけならそれでも良いかと思っていた。
しかし、日本語のリソースを削った事による様々な障害がすぐに現れた。
IMEの言語環境が開けなかったり、Palmの同期が出来なくなったり・・・

そんなわけで久しぶりにOSを元からインストールすることにした。
ただしHDDフォーマットはOSXパテとSwapのみ
ユーザパテはそのままにしておいて、新規環境への移行がスムーズに出来るようにした。
こういうときにシステムとユーザのパーティションを分けておくととっても便利である。
主要アプリを再インストールする必要があるものの、精神的にスッキリするので、むしろ3月に1回くらいは定期的にやっても良いかなと思うくらいである。

2006年07月28日

●タルコンプ

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タル鎧を拾ってからその野望を着々と進めてきたタルコンプ。
念願適って本日ようやくコンプリートした。

あまりゲームをやる時間がないが、ソサでのメフィ狩りならば5分とかからない。
なので仕事の息抜きにちょっと運試しという感じでこまめに回していた。
とはいえ増悪の監獄2階でのテレポ移動には危険はつきものである。
着地した場所が悪くてなかなか思う方向に飛べず焦っているときに、
囲んできた骨チビを兄貴がインサイト槍で砕いた煽りを喰ってそのまま昇天なんて事もままある。
そんな時は無理に死体回収はせずに終わらせている。

先日以後に
拾ったAndariel's Visage デーモン・ヘッドでスキル+2を確保したり
シルクウィーヴ・メッシュブーツで安定感を増したり、その度にメフィ狩りのスピードは上がっていった。

ところが何度回しても(もっとも、たった3日だけど...) 肝心のタル護符が出てこない。
さすがに自力で入手することを諦めて、メフィ狩りで貯めた資金でトレードを募集することにした。
実はネタがユニークアイテムだけでは、あまり期待はできなかったのでトレードをやる前から諦めていた。
だが、今日、Umルーンを拾ったことで自信と希望を持ってるようになったのである。
Rのトレードを見てもPul+LemだからちょうどUmでも買えるだろう。
パブ向けにそれに加えてユニークも付ければ良いと思った。

さっそく「Brg Tal Amulet」というゲームを作ってマターリと待つつもりだったんだけど、すぐに数人が訪れたのには驚いた。(あるところにはあるのね・・・)
トレードのテーブルに
The Oculus Swirling Crystal と
Andariel's Visage デーモン・ヘッド と
ユニークジェルの2種類(炎と毒)
そしてUmを乗せた。

相手は慌ててチェックボタンを押すけど、当然、全部を対象にするつもりはない。
それで「この中から2つだけ選んでいいよ}と伝えた。
すると、「Helm and Um」という予想通りの答え。
無事にトレードを終えることができた。

こうしてようやくタルセットフル装備して、ふと気付くと、盾が反映されていない。
盾はSpiritを発動させたモナークで要求筋力は156。
筋力をギリギリで振っていたので、マーラズ・カレイドスコープ護符を外した時点で5足りなくなっていたのである。
でも良くした物で、86歳へのレベルアップまでがもう少しだったので、嬉しさ余って光らせたまま盾無しでユルめの場所を回した。
やっと無事に86歳になったので、改めてタルコンプの実力を試してみることにした。

実はタルコンプを装備する直前の装備は
ユニシャコー(また拾った) +2 & カレイドスコープ +2 & The Oculus +2 で 合計+6のスキルブート。
対するタルコンプでは +3と各マスタリーにそれぞれ+2 合わせても 合計+5のスキルブート。
と、数値的に見て、少々、分が悪い。
不安もあるので、もしもの時のために上記の実用主義ユニークはそのまま残していた。

ところが、驚いたことに実際にメフィを回してみるとタルコンプの方が若干、倒すのが早い気がする。
アバタもえくぼで、たしかに贔屓目もあるかもしれないけど、どちらもメフィ秒殺で、少なくとも劣る感じはなかった。

たぶんコンプしたときに付く「+15%、冷気スキルダメージ修正(Complete Set)」が効いているのだろう。

タルコンプには加えて耐性レジや+150のライフ上昇などで安定度が上がっている。

こうしてみるとタルコンプはユニークセットのうちでも数少ない「使えるアイテム」なのだろう。
光物が大好きな私としては、とても嬉しいことである。

それでカレイドスコープはハンマーディンに移した。
先日のザイカム盾と合わせて稼がない割に彼は贅沢な装備になっいる・・・。
これにエニグマを着せればブリソサ以上に稼ぎ手になるかもしれない。

今後は冷気のファセットジェムを埋めたり、スキルGCを装備したり、狩りの更なるスピードアップに努めたいと思う。
まだニックネームは決まっていないけど仮で「氷の飛翔」とでもしておこうか。

2006年07月26日

●ヘラルド・オヴ・ザカラム

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ちょっと前にタル杖の良品を拾って、すかさずタル鎧を拾って「これはソサを育てろと言う天の声に違いない!」と勝手に思いこんでしまった。

ソーサレスはローカルでは育てたことがあるが、パブで腰を据えて育てた経験はない。
で、ソサの王道、ブリザード・ソサを育て始めた。
もしも、タルコンプのソサが出来上がれば、 ユニークセット物のコレクションもドルイド(何故か育てる気にならない)を残すのみとなる。
60歳代でHell入りしたときはちょっと泣きを見たけれども、70歳後半になると育成をかねて盛んにトレハンに赴ける。
ソサの良いところは気兼ねなくテレポができため、ボスのいる場所までの課程に点在する雑魚はサッサと無視できるところである。
ズバリ、ボス狙いなので当然ドロップ率も良く、少ない時間で効率的にそれなりの物を入手することが可能だ。

たとえば
The Oculus とか
シャフトストップ とか
マーラズ・カレイドスコープ 全体性+25の中級品 (初めて見たよw)
Rainbow Facet +5% ー4%の良品 ただし毒...
その他、良品の数々・・・

そして今日ついに
Herald Of Zakarum Gilded Shieldを拾った。
パブで共有キャラには用意してもらって持たせているが自力で拾うのは初めて。
やはりバール様が持っておられました。(ただし初キルじゃなく2度目。)
やっとこさ倒して金色のギルデッドシールドがポロッと落ちたときには、思わず「にんまり」してしまった。
もっともパブならそんな余韻も味わうことなく一瞬で目の前から消えて無くなるだろうけど・・・

珍しい物がいろいろと落ちるけど、肝心のタル護符が落ちない。
トレードの板を見るとタル護符はPul+Lemで買えるらしい。

今のところ耐性レジなどまだ不安を残したまま、しばらくはタル護符もしくはトレードネタを探す旅は続きそうだ。

2006年07月21日

●新しいメモカメラ_その2

新しいメモカメラのEXILIM EX-S20の描写が結構気に入っている。
露出アンダー気味に絞っても彩度が落ちないのがよい。
前の物だとフィルム感度ISOの変更が出来ないため、たぶんISO125くらいで暗い部分にノイズが載ることがあったが、S20の方はISO64で設定して撮影している分にはノイズは気にならない位である。
画角を3:2に設定できるのも何となく画面がシャープに感じられアーティスティックで宜しい。

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2006年07月20日

●新しいメモカメラ

mp3プレーヤーとして使っていたEXILIMであるが、実はメモ用のカメラとして重宝していた。
起動も瞬時、パンフォーカスなのでピント合わせの手間のいらず。
すれ違う人を居合い切りのように撮れるその瞬撮性は他の追従を許さない。
カード型なので常にポケットに入れていても苦にならず、外出でデザインの参考になりそうな物だとかメモ変わりにどんどん撮影している。

このEXILIMには後続機があり、全4世代あるが、私の物は最初期の物である。
最終モデルのS20は従来の欠点を見直した完成度の高いカメラである。

これも発売から2年以上経つがカード型パンフォーカス単焦点カメラが他にないため未だに愛用者が多い。
「使いたおす カシオ EX-S20 とか 天才! EXILIM EX-S20 単焦点大好き! などなど。

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本当は欲しかったのだが音楽再生機能付きの物が限定でしか発売されず、気付けば市場から消えていた。
この音楽機能がネックでメモ用カメラの移行が出来なかったのである。
しかし、音楽機能を無事にiPodに譲り、純粋にメモ撮影としてだけ考えれば良くなったので早速移行した。

さすがに3世代を隔てた最終モデルなので画質も格段に上がっている。

前にはできなかったマクロ撮影まで可能である。
おかげで机の上の小物もメモとして摂ることが可能になった。

今までが130万画素だったのが200万画素(笑)になったのも大きい。
メモ用カメラで紙に印刷する用途では撮らない
個人的な意見だけど、普段使いのデジカメは300万画素あれば十分だと思っている。
その分、CCDのレンジを広くしたり、ノイズを少なくする方に力を注いでもらいたい。
まぁ未だに高画素信仰の強い一般市場ではそんな酸いも甘いも噛み分けた製品が育つ気配はない。

メモ用カメラとはいえ、これくらいの解像度と素直な色表現をしてくれる。

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2006年07月19日

●MP3プレーヤー

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MP3プレーヤーにはCASIOのEXILIM EX-M1というデジカメの音楽再生機能を最近まで使用していた。
今でこそMP3の携帯音楽プレーヤーと言えばiPodだが、このカメラはiPodが発表される以前の物である。

古くても私の使用要求が、気に入った曲を繰り返し聞くことと、英会話のレッスンというものなので、これで十分満たされていた。

記憶媒体がSDメモリカードの容量に応じて収録曲数を増やすことができたし、HDD方式でないので再生時間は長く、激しい動きでも音飛びもしない。

iTunesとの親和性も、有志作成のEXILIM-Tunes 1.51というアップルスクリプトでほとんど自動で転送が可能だった。
実はこのスクリプトは転送時の曲名チェックを行い(EXILIMで表示されるのは英数のみ)2バイトコードであれば注意を促してその場で書き換える編集画面が表示される。
しかし、普段からプレーヤー側で再生リストを見ることがないのし、書き換え作業が面倒だったので文字化け覚悟でこの2バイトコードチェック機能をプログラムをいじって切ってしまった。
工夫することで使いこなしについてはスムースにストレスが無くなった。

だから、iPodが発表されても、電池の持ちなどが不満でいまいち触手が動かなかった。
曲を沢山収容できても、それを再生する前に電池が切れてしまうだろうと冷ややかな目で見ていた。
その後iPodShuffleというフラッシュメモリタイプのプレーヤーが出たときは、ただ容量を増やすだけならSDカードを買い足した方が安上がりだし、だいいち荷物が増えるのが嫌なのでこのままのスタイルで行こうと思っていた。

ところが時代の進歩には逆らえないものである。

実はEXILIMでは、AAC(Advanced Audio Coding )が再生できない。

AACとはMP3などの従来フォーマットよりもはるかに圧縮効率が高いオーディオエンコーディング方法で、その上、MP3と比べて高音質である。
実際、iTunes のディフォルトエンコード方式がAACである。
その為、フリーで供給されている最近のサンプル曲のほとんどがAACフォーマットになっている。
このAACは拡張子がMP3と同じ.mp3のために外見からは判断できず、転送したあとに再生できないことが判明することも最近多い。
エンコードがAACであると判明してからiTunes上でMP3に変換して再度転送する。

この転送もiTunesからEXILIMへの転送は簡単だが、1曲だけの挿入、削除はできないため反映は全体に行わなくてはならない。

だから、収録総数が増えれば増えるほどたとえ1曲の入れ替えでも転送に時間がかかる。

あまりにも不便なので今更ながらiPod Shuffle の512Mbを入手した。
心配していた音質もヘッドフォンを良い物に替えることでだいぶ解消される。
今まではデジカメの撮影写真の収納場所と共有だったため空き容量を気にしながら曲数を入れていたが、iPodのためおよそ500Mb近くをフルで使用できるようになった。

1曲2曲でも入れ替えが出来るので、新しめの曲も気軽に試して行きたいと思う。

カメラの方もSDメモリの容量を全て写真用に使用できて、枚数を気にせずに撮影できるようになった。

2006年07月11日

●広角28mm写り込みについて

昨日のエントリで書いたとおり、先輩から1週間ほどRICOH GR-DIGITALをお借りできたのでしばらくはその使用感などを書く日々になるだろう。
別に気張って撮影に行くわけではないので、日常のスナップ(買い物や散歩ついでにひっかかった風景などを撮る)ような使い方になるだろう。
スナップ用の機材として大切なことは、何かのついでに撮影なので、カメラを持って運んでいることに痛痒を感じさせない物だろう。
ついでの撮影が多いので、カメラだけを持つわけではなくメインになる荷物があっていわば間借り程度の物である。
その点、EXILIMのカード型で慣れ親しんだ私にとっては。いくら小型なGR-Dとはいっても億劫に感じるであろう事は容易に想像していた。
撮影時の手にフィットするグリップ感が優れていても、ケースに入れて持ち運ぶときにスナップ用としては痛痒に感じたのでは実用的でない。
しかし、GR-Dは両吊りのストラップで肩からぶら下げた状態でもよくよく身体にフィットするのである。
一つには思いの外軽いこと。
これはボディにマグネシウム合金を使用しているせいもあるだろう。剛性が高いまま軽量化に成功している。
したがって肩から吊り下げても肩に負担が掛かることはない。
また、ボディの薄さも特質すべきだろう。
歩く時に手を前後に振っていても腕にぶつかることなくちょうど腰のくぼみにフィットする感じである。

その他、起動、終了のスピードなどEXILIM程ではないにせよスナップ用に持ち歩くのに十分な軽さと素早さを備えている。

今日は夕方頃に散歩ついでに初めて外で撮影をしてみた。
この時期の黄昏時がもっとも好きである。
実際に外で撮影をし始めてすぐに気付いたことは、広角28ミリの見え方である。
普段使用しているEXILIMもCONTAXも広角側で37ミリ肉眼でモチーフを見て何かを感じてカメラが捉えるのは肉眼から1歩くらい引いた印象である。
これは慣れかもしれないが、この1歩退く感覚が何とも絶妙で、モチーフのある部分が気に入ってそこを主体に構図を決めようと構えるときにこの一歩が客観的に捉える上で大変役に立っている。
熱い眼差しでモチーフを見て捉えようとする時にちょっと周りを取り込んだ風景をフレーミングしてくれることによって、すこし冷静さを取り戻しつつ、構図や露出などを決められるような感じである。
これが28mmになるとちょっと引きすぎの感がある。
モチーフのこの部分が気に入って、それを主体に撮影しようとしていたのに、フレーミングされた画像を見るとあまりにも周りが(肉眼で意識していない要素まで)取り込んで「あれっ!どれが主役だったっけ?」というとまどいを感じてしまう。

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2006年07月09日

●足裏の筋肉?

自慢ではないが冷え性な上、疲れると足のむくみが酷い。
まるで女の子のような症状である。
私の場合、むくみが酷い時は青竹踏みで十分にほぐすことで対処している。

先日テレビでむくみの原因は足裏の筋力の低下であるという話をしていた。
足裏の筋肉がポンプの役割をしてリンパ液などの流れに大きく影響があるそうだ。
このポンプの力が弱まるとリンパ液が停滞して、これがすなわち「むくみ」になるという。

むくみ具合の簡単な判定方法がある。
むくんだ足にハンコを10秒ほど適度な力で押しつけて、そのあとを見てみる。
むくみの症状が酷いとハンコの跡がハッキリ残る。

解消するにはとにかく足裏の筋力を回復するように良く歩くことが大事なのだそうだ。
やはり青竹踏みが効果はあるのだろう。
たいがい、むくむの症状の酷い人は青竹踏みに体重を乗せた時点で激しい痛みに耐えきれないらしい。

よく歩くことでも筋力が回復するらしい。
さらに効果的な方法が紹介されていた。
それは脱脂綿を丸めて足裏の真ん中のツボに粘着テープで貼り付けて固定するというもの。
綿の大きさで圧力を好みに変化を付けられるのだそうだ。

夏でも足は思いの外、底冷えして血行が悪くなりむくみがちである。
まずは良く歩くということから意識して行こうと思う。

●寄れる寄れる

先日のエントリでブログ用のスナップカメラにはEXILIMで十分という悟りきったようなことを書いたが、実はちょっと前からとても気になって仕方がないデジカメがある。
それはRICOHから出している、GR-DIGITALというものだ。
かなりマニア向けに作られた機種で発売前から鳴り物入りであった。
ただ私自身はWeb上で発売前に掲載されたボディの写真やテストショットの画質からあまりぴんと来なかったのでそのままやり過ごしていた。

さきにデザイン的にとても気に入って購入したCONTAX Tvs-D のチタンボディに惚れ込んでいたためGR-DのWeb写真から受ける薄汚れたイメージにどうしても納得いかなかったのである。
CONTAXの直線を基調としたスッキリとした思いっきりの良いデザインと比べたときの媚びを売るような曲面もまた許せなかった。

ある日に量販店の店頭でこのGR-Dを探してみた。嫌いなイメージがあるとはいえどこか気になる存在だったのである。
なので実際に目で確かめてその嫌いさを確定してしまおうという狙いもあった。
実際に手にしたGR-Dは思いの外小さく質感も良くそして何よりも手に吸い付くようなホールド感があった。
そしてダイアルなどの各操作系の配置や大きさなど本当に写真を撮りやすいようによく練られたものだと実感した。
そうなると、もうアバタもえくぼである。
地味な汚らしい色は撮影時にあまり目立たない道具に徹した姿勢に見え、媚びたような曲線はより手に馴染むように計算し尽くされたカットに感じられたりと、全てにわたって好印象にパラダイムの変換がなされたのである。

こうなるとカタログを入手して眺めたり、Webで情報を収集し始めたりと四六時中頭に浮かんでくるようになる。

そんな折に偶然にも先輩のブログを紹介され、先輩が発売直後に購入して写真を掲載していることが判明した。
そこでお願いしてある日に少しの間お借りしてテストショットを撮ることにした。
しかしあいにくその日は雨で室内と室内から外を3カット撮っただけで終わってしまった。
その数カットを自宅に持ち帰ってじっくり検討してみると、だいぶ良好ないんしょうであった。

しかし、やはりこういう物はあらゆる条件の元、一通り撮ってみないと真価が分からない物である。
そのうえでCONTAXと比べて圧倒的なアドバンテージがない限りなかなか踏み切れなかったのである。

最近、先輩からそんな私に「よかったら1週間くらい使ってみたらぁ?」と有り難いお申し出を受けた。
虎の子の機材を長期間お借りするなんて恐縮この上ないのだがやはり純粋な興味と物欲の煩悩の方が勝ってしまった。

もぉこうなったらF先輩の方には足を向けて眠れないのである。
(このへんのところをブログに強調して書くよおにとF先輩から仰せつかっていたので、約束通り書いておく。 F先輩みていますか?)

というわけでこれからしばらくの間このGR-Dを使ってテストショットに明け暮れる毎日になる。
テスト結果は毎日ブログに載せるよおにというのも条件の一つであるが、お借りしたのが本日の夕方、しかも雨空の下。さすがの私もお借りした機材を雨の中で使用する勇気はなく、気付けば夜であった。
そこでリコーのデジカメの特徴であるマクロ撮影で祈念すべき第1枚にしようと思う。

なんせリコーのデジカメのマクロは寄れるのである。
その距離なんと1cm! CONTAXの1.5cmとあんまり変わらないじゃないかと言われそうだがマクロの0.5cmは結構でかいのである。
しかもGR-Dには最近の機能であろう、液晶画面を見ながらピントを合わせる点をポインターでずらすことが出来る。
これには感動した。
なんせCONTAXで1.5cmのギリギリマクロで撮影するときに1.5cmでピントをシャッター半押しで合わせた後に微妙にずらせて構図を決めて撮影をする、なのでピントが他にあっていることも多く。数を打った中で使える物だけチョイスすることが日常茶飯事である。

さっそく愛用のオメガをモチーフに撮影をしてみた。
やはりリコーのマクロは凄い!!
サムネールくらいのサイズだと実感が湧かないかもしれないが、実サイズにしてもピントがぶれていないのである。
ただし作例は暗い室内光で1.3sの手持ちのためぼけているとしたら手ブレであろう。
でもこのサイズでは解らないし、暗い中のトーンの描写も素晴らしい。
明日からまたいろんなシチュレーションの撮影に挑戦してみたい。

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クリックすると拡大します。

2006年07月07日

●スナップ

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最近は基本に戻って、最初期に購入したCASIO EXILIM EX-M1を使用してスナップ撮影をすることが多い。
実はこのカメラは普段からMP3プレーヤーとして常に携帯しているのだが、CONTAXを購入したことで、撮影をあまりしなくなっていた。
どうせ撮影するならば高解像度でバッチリ保存しておきたいと思うのだが、常に携帯するにはCONTAXはいささか大きく、撮影までのレスポンスが遅い。

だから散歩などでふと思った瞬間を切り取るというよりは「よ~し撮っちゃうよぉ~!」とちょっと構えて意気込まないとそういう体制にはなれない。
だいたいカメラカメラした、外見の物だと街中で構えるのにはちょっと勇気がいる。
MP3プレーヤー兼用のEXILIM EX-M1ならばカメラからヘッドホンコードが伸びていてちょっと見には楽曲の選択をしているように見えて気兼ねもいらない。
携帯、撮影のレスポンスともにズバ抜けて良い点で未だEXILIMを超える物は現れていないように思う。
メモ用のスナップカメラとしては未だにベストであろう。
メモ用とはいえ吐き出される画像も素直な色合いに今更ながら驚かされる。
さすがに4年以上前に発売されたこのカメラの120万画素は昨今の携帯電話のカメラと比べても見劣りするが、それでも1280×960とWeb用の公開画像として使うには十分である。
逆に無理して画素子を上げていない分トーンの表現にも優れてレンズも f 2.5 と明るい。
後処理で色にこだわりすぎると逆にノイズが目立つ場合もあるが、モノクロにしてみると気にならなくなって新たな良さを見る思いである。

そこで携帯の良さを生かしてとにかく撮りまくり、あるものはモノクロに変換して遊んでいる。

クリックすると大きめの画像で表示されます。

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●捨てる神あれば拾う神あり

最近までライブドアが取り扱っていた愛用のメーラーEudoraが、7月14日からソニック・ソルーションズ株式会社に引き継がれるという。

ライブドア問題が起きてから(起きる前から?)日本語化などの作業の詰めが甘かったり、サポートが悪くなったり、苦難のソフトであったが、今回の取り扱い会社は真面目に仕事をしてくれればいいな。

私がEudoraを気に入っている理由は何と言ってもメールファイルの持ち方であろう。
なんせ単純なテキスト形式だからエディタで開いても読めてしまう。
この単純さがOS9からOSXへも全く支障なく移行できた。
OSXで使用してるメールファイルをまたOS9で移行することも可能だし、そもそもエイリアス処理でメール本文は共有できるOS9も含めて4つのOSを切り替えて使用している私にとっては大きなアドバンテージなのである。

そのためEudora とはとても長い付き合いである。
その間決して一途だったわけではなく、途中色々と浮気もしたOutLookも使ったこともあるしクラリスメーラーも使用していた、PowerMailも使ったこともある。最近ではOSX標準のMailerとサンダーバードも使用していた。

メーラーは無料で高機能な物がOS標準で添付される事が多いのでこの市場は厳しいのだろう。
ほとんどのメーラーが開発が終わってしまっている。しかし、そんな中でも、Eudoraは連綿と続いている。
見かけなどの不満もあって他のメーラーに浮気もすることもあるが結局はここに戻ってしまうようである。

2006年07月06日

●夏バテにはキュウリ

このところの気温の上昇で身体がバテ気味である。
湿度が上がるととたんに不快度も上がるが、それでも寒いよりは良い。
昔は冬の方がまだマシだったのだが歳を取ると共に冬の寒さは身に応える物となった。
うだるような暑さも身に応えるものだが、それでも好ましいと思えるほどになってきた。
夏のこの時期では実は夕暮れの時間が好きである。
いささか上気だった商店街などの人の行き交う路地を歩くとまるで温泉街を歩いているような錯覚に駆られる。
これは夏の湿気を帯びた空気が他人との垣根を取り払うのであろう。
冬の寒気の吹きすさぶ時期には人々はそれぞれの装いで寒さの感じ方もまちまちであるが、こと熱気に関しては、裸以上に回避する方法はなく、そういう意味で暑さとは共感できる物なのであろう。

ただ、夏になるとあまり食欲はなくなる。
炭水化物などを摂るとそれが熱に変換されて体温を上げてしまいそうで、なるべくアッサリした物を好むようになる。
ただ、気温が上がると汗をかくのでミネラルが不足しがちである。
お奨めはミネラルウォーターで適時水分補給する。
食事にはキュウリが良いらしい。
キュウリやスイカなどの瓜科の食物の成分のほとんどが水分である。
しかしその少ない成分に、夏の不足しがちなミネラルが含まれるのだそうだ。
なので最近は夕食にキュウリのサラダを作ってツマミ代わりに食している。

2006年07月04日

●The Zen of Palm

Palmのインターフェイス設計はロブ・灰谷という日系二世の方が手がけた。
そのためかPalmの基本は「禅」の思想に大きく影響を受けている。
PDA自体が携帯に押されてシェアを失っている昨今だが、この基本思想の「Zen of
Palm」は今読んでも新鮮である。
そこで今更ながらブログに全文を掲載しておこうと思う。

伝統的な考え方では、パソコンの成功した理由をそのままあてはめようとする。
すなわち、それは「最先端の技術を使う」事であり、「可能なかぎり多機能にする」事であり。「顧客の希望を全てかなえる」事であり、それは結果的に「もっと機能的に、もっとパワーを」要求する事になる。

そして、ここで考えてみましょう。「なぜ、Newtonは売れなかったのか?」
・Stand the question on its head
・Don't get sucked into what the competition is doing
・顧客の要求をフィルタリングしよう
・本当の問題を見つける
・一番シンプルなソリューションを創ろう

「第一の問~世界を両肩に背負うには?」の答えは:
「頭で立ちなさい(Stand on your head)」


【第二の問】聾唖者に聞いてもらうには?

「Newtonの野心的なアプローチ」は、
「PDAに全世界の異なるハンドライティングを理解させようとするもの」であった。
「Palmのシンプルなアプローチ」は
「非常に高性能な人間の脳にハンドヘルド用のシンプルなアルファベットを教える」事だった。

「第二の問~聾唖者に聞いてもらうには?」の答えは:
「彼の言葉で話しなさい」


【第三の問】どうすればゴリラは飛べるのだろう?

PCは「運びにくく」「かさばる」「重い」「ブートに時間がかかる」しかし、PDAよりも「パワフル」である。かたや、PDAに必要とされる事は「ポータブル」「小さい」「軽い」「早い」「シンプル」である。また、PCは一日に触る時間がながく、PDAは一日に起動させる回数が多い。
さらにPDAは機能が多すぎるとその時点でセールスが落ちる。

「第三の問~どうすればゴリラは飛べるのだろう?」の答えは:
「ゴリラとしての要素を取り去るしかない」


【第四の問】マイクロソフトの最大の敵は?

マイクロソフトは"多機能はいつにおいてもベターである"と考えている。
しかし、それは悪循環にしかならない。すなわち、多機能にするために早いCPU、沢山のメモリーを必要とし、それにより大きさも価格もバッテリー寿命もシンプル性も損なわれてゆく。

「第四の問~マイクロソフトの最大の敵は?」の答えは:
「マイクロソフト自身である」

何に注意しなければいけないか?
・マイクロソフトは常に勝とうとしている
・もし、あなたが先駆けているのなら、リードを保て
・もし、我らが彼らをコピーしようとしたら、そのことこそが危険である


【第五の問】ティーカップに山を入れるには?

スウィートスポットは:
サイズ、価格、バッテリー寿命、簡便性、スピード、効率的なメモリー使用、接続性、プラットフォーム、液晶、スタイル

「第五の問~ティーカップに山を入れるには?」の答えは:
「いくつかのダイヤモンドを掘り出し、それをカップに入れよ」

他の土砂を欲しがる人がいるだろうか?


【第六の問】ぐずる(甘やかされた)子供をどうやって黙らせることが出来るか?

・顧客は何を欲しがっているのだろうか?

WinCEが実現しようとしたことは以下のようなものである。
-どこでもWindowsを
ーWindowsの全ての複雑さを掌に
ーハンドヘルドの中のPCモデル
ー沢山のビルトイン機能(ボイスレコーダー、MP3プレーヤー、バイブレーションアラーム...)

片やPalm connected organizerでは以下のことを実現している。
ー可搬性に優れた、使いやすいハンドヘルド
ーシンプルとスピード
ー長寿命バッテリー

<>
顧客に、彼らが望む全てのものを与えようとしてはならない。(それは彼らのためにならない)

それでは、作った製品が丁度よいバランスに保たれているかをテストする方法にはどのようなものがあるのだろうか。

・ベンチマーク
ー電話テスト
ーNo Wait corsor

・テーマ
ー腕時計のような使い心地、あるいは、それに近くなっているかどうか。(誰しも腕時計を使う(見る)時には何も考えていない。)

・戦略
ー最小のタップ数
ー直感的な作り(少なくとも憶えやすいもの)

「第六の問~ぐずる(甘やかされた)子供をどうやって黙らせることが出来るか?」の答えは:
「耳栓をしなさい」


【第七の問】赤ちゃんに世界を与えるにはどうしたら良いか?

・顧客意識の"ZEN"
ー顧客の要求をフィルタリングする
ー顧客が何をしているのかを学ぶ
ー顧客の本当のニーズを見いだす
ー一番シンプルなソリューションを決定する

「もっとメモリーを」という要求は「効率的なメモリー利用」が本当に求めていること
「キーボード」という要求は「シンプルで簡単なデータ入力方法」が本当に求めていること
「スプレッドシート」という要求は「数値とリストを格納できる場所」が本当に求めていること
「早いプロセッサー」という要求は「データへの素早いアクセス」が本当に求めていること

・顧客はスピードが欲しい
ー早いHotSync技術
ーアプリケ-ションボタン
ーフィンガー・ナビゲーション
ーその場で編集
ー煩雑でないメニュー選択

(以下、かっこ部分のみ同時通訳よりの引用。原文そのまま。)
「例えば、このdateダイアログです。
例えば、デスクトップであれば、ピックリストを使うでしょう。リストをクリックして、それからスクロールして選択するわけです。
この場合、2回クリックしているわけです。つまり、マウスでもってこれをホールドダウンして、リリースする。これはマウスの場合でしたら、あたりまえかもしれませんけれども、このPalmの場合だと2回タップしなくてはならないわけです。え、そこで、例えば下にあるようなリストにしたらどうでしょう。
ちょっと場所を食うと思うかもしれません。スクリーンは小さいわけですから、大きいものは良くないかもしれない。え、しかし、ここでは自分の必要なものだけをぱっと、一回タップすればいいだけです。ですから、ボタンのような形で提示するほうが、ピックリストよりもいいわけです。このようにその月をタップすれば、このgo to Dateのダイアログに行くわけです。スペースは食うようですけれども、このほうがセレクションは早くできるというものになります。」

・機能 vs ソリューション
ーDon't ask:"どうやって、もっと多機能にしようか?"
ーInstead, ask:"ユーザーは何をする事が必要なのだろう?"

「第七の問~赤ちゃんに世界を与えるにはどうしたら良いか?」の答えは:
「赤ちゃんが本当に必要とするものを見つけ、それを与えなさい」


【第八の問】太ったブタを四角い箱に入れるには?

・PalmComputingのUIのゴールは
ーデータへの最小ステップ
ーワンボタンアクセス
ー最小タップ数
ー不明確なアイコンは不必要
ースタートメニューは不必要
ーシンプルでクリーンなインターフェイス

アルバート・アインシュタインはこう言っています。
"Make things as simple as possible, but not simpler."

・シンプリシティは勝つ
ーハンドヘルド製品に沢山の機能を詰め込むのはトレードオフになる
ーバックパックに荷物を詰めるように製品を定義する
ーほとんどの顧客はほとんどの機能を無視してしまう
ーシンプルはパワー

・Power=Getting the Job Done
「遅いプロセッサー」は「ベターパフォーマンス」につながり
「小さなバッテリー」は「長寿命」につながり
「ベルや笛が無い」は「coolest product」につながり
「少ない機能」は「より使える」につながり

「第八の問~太ったブタを四角い箱に入れるには?」の答えは:
「ブタにダイエットさせること」


【第九の問】馬を馬車の後ろに立たせないようにするにはどうしたらいいか?

PCの世界では常にソフトウェアがハードウェアを引っ張ってきた。
しかし、この考え方は"新しいカテゴリー"には当てはまらない。

・電気自動車
ー長所
環境に優しい
充電可能
家庭で充電可能
ー短所
小さい車
高価
十分なパワーがなく、距離も走れない
限られたフレキシビリティ

だから、現在は売れていない。あたらしもの好きの人以外には。

・スウィートスポットにとどまりなさい
あなたの顧客が必要としているものよりも遠く離れてはいけません。

「第九の問~馬を馬車の後ろに立たせないようにするにはどうしたらいいか?」の答えは:
「馬を車の中にいれてしまえばいい」


(以下、かっこ部分のみ同時通訳よりの引用。原文そのまま。)
「我々は違う方法でやっていこう、という事を考えたわけです。
PCのやりかたを、このPalmTopの世界に持っていくののではなく、ソフトウェアのアーキテクチャー、ハードウェアのアーキテクチャー、それぞれ、このバランスをとれるような、スウィートスポットを満たし、お客様のニーズを満たせるようなものにしようとしました。Palmデヴァイスではソフトもハードもこれを実現したわけです。そして、これをライセンシーに提供していこうと思います。このチャンスをデベロッパーにも提供していきたいと思っています。

ここで、まとめになります。
"ZEN"の、つまり、Palmのアプローチを、説明するためには、PCのこれまでの考え方を捨てるということです。
え、そして、シンプルさを「どうき」(注:聴き取り不可)します。少ないほうがいいことがあるわけです。複雑になりますとスウィートスポットが実現できません。また、誘惑に負けて、沢山の機能を入れようと思わないことです。それよりもお客様の心の平安というものを大事にしよう、ということです。コンピューターにどなりつけている人を見たことはありませんか?いらいらしていて、クラッシュしたとか、ファイルのオーバーロードが行われたとか、そういったことで、怒っている人、これは最悪の状態と思っています。Palmデヴァイスにどなりつけているお客様というのは、我々にとって最悪で見たくないわけです。
え、そして、残りの物はいらない、と思っています。他のことはいらない、Palmデヴァイスに入っていない機能もありますけれども、それはそれでいいんです。お客様が本当に欲しいものは何かということを十分に見極めています。で、それ以外のものはいい。ほとんどのお客様のニーズを満足させたのだから。それで、成功していると言えるんです。」

【最後の問】質問はありますか?

2006年07月03日

●MovableType3.3リリース

6月27日正式リリースの予定だったMovableType3.3がリリース延期のお知らせがアナウンスされていて安心したのもつかの間、気付けばMovableType 3.3が正式リリースされていた。

主な変更箇所は

より簡単にデザインをカスタマイズするための機能
より簡単に投稿/情報発信するための機能
より簡単に管理するための機能
が追加されています。主な新機能をご紹介します。

1.デザインをカスタマイズのための新機能

テンプレートデザインの切替えが簡単に

デザインテーマを簡単に切り替えられるStyleCatcher日本語版プラグインにより、世界中のデザイナーが作成したデザインを自由に選択し、自分のブログに適用する事が出来るようになります。

表示するブログパーツの管理が簡単に

ブログに、カレンダーや、検索フォームなどのブログパーツを表示させるための、WidgetManager日本語版プラグインにより、様々なブログパーツをドラッグ&ドロップで追加したり並び替えたりすることが出来るようになります。

2.投稿のための新機能

エントリータグの追加が可能に

エントリー毎にエントリータグを設定できるようになりました。エントリータグは、エントリーを補足するキーワードですが、これを活用することによって各ページにエントリータグを表示したり、タグをキーにして投稿を検索したり、タグクラウドを表示するなど様々な応用が考えられます。また、エントリータグの入力フィールドにおいて文字を入力する際に自動補完する機能もありますので、簡単にエントリータグを入力できます。

3. 管理のための新機能

フィードでブログの管理が可能に

ブログに対する全ての動作を記録し、フィードの形で配信するアクティビティフィードが追加されました。アクティビティフィードにより、ブログ上での出来事がユーザーごとにカスタマイズ可能なログフィードで入手できます。ログフィードにはコメント、トラックバック、エントリーに関する情報から、システムに関する情報(エラーや警告)まで含める事が出来ます。

マイナーバージョンアップとはいえリリース直後は怖いのでまだ反映はしていない。
と、思ったら早速

Movable Type 3.3修正版リリースのお知らせ
6月28日に公開したMovable Type 3.3に、動作上の不具合が発生しております。近日中に修正版をリリースする予定です。

修正される内容は以下の3点です。以下の3点の不具合にはいずれも現行バージョンで回避策があります。

また、エントリーの消失などのデータ破壊は、3点目のテンプレート名が翻訳されてしまう場合を除いて、発生しません。

だそうだ。
実際にここに反映するのはもう少し後になるだろう。

2006年07月02日

●道具の限界

何にしてもそうだが、気に入った物を見つけるとまずはそれをいじくり回して、その物の限界を見極めることをする。
限界が見えて初めて安心して落ち着いた気持ちで取り組める。

映画「K-19」でハリソン・フォードが扮する艦長、ボストリコフ大佐が処女航海の新鋭潜水艦負荷をかけ、艦そのものとクルーの能力を限界ギリギリまで酷使して、見事ミサイル発射実験に成功したシーンがある。
その中の「限界を見極めて初めて安心して実戦に臨める」といった趣旨の台詞にとても共感を覚えるのである。

だいたい「何でも出来ます」なんて嘘くさいキャッチフレーズほど信用の置けない物はない。
逆にコレとコレは出来ないけど得意なコレならば他には負けないという割り切った物の方信用がおけるし本来の意味で実用的な物が多い。
またそういう物の方が魅力的なのだ。

Palmという弱小のデバイスはOS4の頃は動画は再生できないし、テキストは32kまでしか扱えない。Jpgの画像はそのままでは表示できないとスペックから見ればまるで何も出来ないように映るが、実はその代替えとして驚くほどのバッテリ稼働時間、どこでも瞬時に道具が起動、安定したOSと、外で使うためには当たり前の機能が当たり前に備わっている。
逆にWinCEなどはスペック的に見れば何でも出来そうに見えるが、実は電池の持ちが悪かったり、道具の起動も瞬時というわけにはいかなかったりと本来、モバイルとして備えなくてはならない当たり前のことを犠牲にしている印象がある。

Palmを知ってすぐに、そのスタンスにすっかり気に入ってしまった。
早速、限界を見極めようと色々調べてすぐに膨大な量の個性豊かなソフトの存在を知り、あまりの量の多さに一時期途方に暮れるほどであった。
しかしそのほとんどを試したり色々実験してみて、出来ることと出来ないことの限界をわきまえた上で結局は本当に当たり前の使い方をしている。
それくらい基本機能が既に完成の域に達しているのである。

限界の見極めは他の道具でも同様である。
デジカメなどやはり色んなシチュレーションで撮って初めてダイナミックレンジや解像度の限界を理解できる。
そのカメラの特性を理解した上で限界ギリギリのところ、少し余力を残した当たりで使いこなすと結構良い絵が撮れる。

だから、新商品が出ても嘘くさいコピーにはまず疑って掛かることができる。
売り文句の新機能が今持っている機材でもちょっと工夫すれば同様に実現できることもよくある。
そんないらない機能より本来の写りに対して旧製品の限界を楽々越えてしまうような場合に初めて買い換えを考える。
でもなかなかそういうブレークスルーは短期間には実現しない。
大概のメーカーは基本機能は代わり映え無くその代わりに余計な機能を付け加えて新製品と称することが多い。
メーカーに惑わされて一喜一憂することなく、今ある資産を果たして限界まで使い込んでいるか見直す姿勢は大事であろう。