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2009年09月29日

●新しいメモカメラ

デジカメのアルバムをつらつらと眺めていて、最近、変な写真を撮っていないなぁと気付いた。
変な写真と言っても、「手術台の上のこうもり傘とミシンの出会い」などといったシュールな物ではなく、絵にならなくてもとりあえず撮っておくかといったたぐいの写真である。
経済的視点から見れば、銀塩写真と違いフィルム代や現像代を気にしない、デジタルではメモリの許す限りいくらでも気兼ねなく撮影ができる。
デジカメを使い始めた2002年頃ではその利便性に感激しながら、心にひっかかる物はバシバシ撮っていた。
ただしその頃使っていたカメラがごく小型のCASIO EXILIM M1という物だった 090929_01.jpg これがやたら小さい上、パンフォーカスでピント合わせも必要なく、ポケットから出して0.2秒で起動、撮影、ポケットに入れる。
という動作が2〜3秒でできていた。
なので、ウィンドウショッピングしていても、気になる商品があればサッと撮影。 
その後じっくり考える材料にしたり、そもそもある事すら忘れてしまっていた物を、撮影して思い出すというまさにメモカメラであった。
主にメモ的に使っていたけれども、描写自体も色表現が素直でちょっと処理すればブログ程度ならば使えるレベルの写真が撮れた。
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メモ用カメラとして当時ではベストな選択であったが、やはり欠点はあった。
1つはマクロが撮れない事。
1m以内の物撮りではピントが合わずボケボケになってしまう。
これではちょっとした書類の写しなど実用面で支障があるのである。
そのため、この機種には通称、老眼鏡とよばれるアタッチメントが売られていて、それを装着すればとりあえずA4一杯に中の文字が読めるくらいの撮影が可能だった。
ただ、出先でいちいちアダプタを装着するのが手間で、せっかくの即写性がそこなわれるため、購入した物のほとんど使う事がなかった。
2つめはやはり解像度が122万画素とかなり低く、本気で写真を撮ろうという気にはさせなかった。
ちなみにこれより1年くらい前に発売されたCanon D30はAPS-Cのサイズながら311万画素。それから考えると当時としてはこのサイズでよく頑張った物だ。
これは約4年間、故障もせずによく働いてくれた。次のメモカメラがCASIO EXILIM S20である。
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これは先代M1の2世代隔てたこのシリーズの最終形で、これまでの不評だった箇所をすべて見直した、機能面で言えばとても完成度の高いモデルである。
レンズを守るレンズバリアに対応。もちろん本体のままでマクロにも対応。 
解像度は200万画素とやや低い物の普段使いには十分、L版くらいのプリントなら十分耐えられる。
ただし、初代から時を隔てて、製造コストがかなり抑えられているらしく、一見高級そうに見えるが、ステンレスボディの厚みが薄く、スイッチ類の立て付けも悪く、なによりバッテリカバーを押さえる爪が割れやすくしばしばふたが開きっぱなしになるトラブルに見舞われた。
機能と写しはよいのだが、耐久性が低いため、2年程度で使えなくなってしまった。
間に本気カメラのCONTAX Tvs Digitalがあったりしたが、動作が遅くボディも大きくとてもメモカメラとしては使えなかった。
その後は今でもメインで使用しているGR-Digitalを購入して使っている。
ただ、軽くて軽快な動作をしても、外観はやはりカメラカメラしているので、店頭で商品撮影などではかなり神経を使う。
いかにも撮影しているのが見えてしまい、店員の怪訝な顔が気になってあまり撮影ができなくなってしまった。
ここらで、ひとつ気兼ねなく撮影できる小型のメモカメラが欲しくなり、ようやく入手した。

ここまで書いて、ちょっと長くなってしまったので、今日はここまで。

2009年09月28日

●Shades

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長時間、PCで作業していると目が疲れてくる。
なるべく、目に負担をかけないよう、昼と夜で周りの環境似合わせてモニターの輝度を変えている。
昼間は最高輝度にして、夜は最低輝度にしている。
ところが、私の部屋は間接照明にしているので、あまり明るくなく、MacOSXの標準では最低輝度でもまだまぶしい。
これはiMacのハード的な制約なのかと思っていた。(ちなみに、PowerBookG4の調光を最低にするとほぼ真っ暗である。)
その前に、時間に合わせてこまめに調整するのに調光へのアクセス方法がコントロールパネルのモニター項目を開いてスライダーまでたどり着かなければならない。
Mac標準のキーボードならばFキーにこの機能が割り当てられているので不便がなさそうだが、あいにく私はHHKBである。

せめてメニューバーからアクセスできる物がないかと探して見つけたのがこのフリーソフトの「Shades」である。
早速インストールしてみて、スライダーを調整すると最低輝度が真っ暗に設定できるではないか!
これで夜の作業でも目を痛めずに済みそうである。

●ルートビアはサロンパスのかほり

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 旅行の折に訪れた、とあるバーガーショップ。
 暑いから一息入れようとフラッと寄った、この店はルートビアで有名な店らしかった。

 私は無難にアイスコーヒーを注文したが、連れは果敢にもルートビアに挑戦した。
 眉間に皺を寄せながら飲む姿を見て、試しに一口飲ませてもらったら、これが見事にサロンパスの味。
 もちろんサロンパスなど飲んだ経験がないので、実際にサロンパスがどういう味かは知るよしもない。
 しかし、口に運ぶ途中で漂う強烈な臭いは、紛れもなく、サロンパスのソレであった。

 おもわず「何じゃっこりゃあぁぁぁ!!!」と、テーブルをひっくり返したい衝動に駆られたが、周りを見回しても誰もちゃぶ台返しをする人は居らず、皆さん(主に外人)は美味しそうに飲んでいる。
 しかたなく、私もそのような暴挙は諦めて、静かにグラスを返し、ただ一言だけ「不味いね」とささやいた。

 店のパンフレットをなにげなく眺めてみると、驚く事にこのチェーン店はこのルートビアで名を馳せて、ファーストフード店への展開は果たしたらしい。

 この味で儲けて事業展開ができたなんてとても信じられない。

 強烈な個性と周り無反応さのギャップが引っかかり、調べてみた。

ルートビア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ルートビア(root beer)とは、アルコールを含まない炭酸飲料の一種。
商品としてのルートビアは、アメリカ合衆国において19世紀中頃に生まれたとされる。
バニラや、桜などの樹皮、リコリス(甘草の一種)の根、サルサパリラ(ユリ科の植物)の根、ナツメグ、アニス、糖蜜などのブレンドにより作られる。
使用原料やその配分は厳密に決まっておらず、銘柄によって様々なアレンジが施されている。  

歴史
かつてルートビアは、アメリカ合衆国において、家庭で作られる伝統的なハーブ飲料であった。2%前後の軽いアルコール分を含むこともあった。鎮咳消炎薬と しても用いられた。商品として作られたルートビアは、1866年5月16日にチャールズ・エルマー・ハイアーが開発したものが最初とされる。ハイアーは 1876年、フィラデルフィアにおける建国百年祭の展示で、ハーブや木の根、スパイスなどをブレンドした紅茶に入れるための粉末を発表した。1893年に は、ハイアーは瓶詰めの炭酸飲料として、ルートビアを発売し始めた。

各地のルートビア
アメリカ合衆国においてルートビアは、飲料市場3%のシェアを持っており、市民にとってなじみ深い飲み物であると言える。

日本においては、アメリカによる長期にわたる占領の経験がある沖縄県や小笠原諸島ではよく飲まれるが、それ以外の地域では輸入食品店や沖縄地方 の商品を扱う専門店、物産展などごくわずか販売されるのみである。各地の米軍基地内の自動販売機には必ずと言っていいほど入っているため、施設開放イベン ト等で入場出来る機会がある際に入手することもできる。

 なるほど、あちらの人にとっては健康によい薬のような位置づけで昔から馴染みのある味なのだろう。
 でも、さすがに日本人の口には合わずあまり広まっていないのも頷ける。
 もし、東京で見かけても、たぶん入らないだろうと思う。   

2009年09月27日

●スナップ

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2009年09月26日

●夜景

夜景はこんな感じ。
カリカリな表現も、暗闇のザラついた感じもどちらも表現できる。最初はこのノイズ感が嫌だったが、最近この夢の中の情景のようなザラつき感がけっこうお気に入りである。
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2009年09月25日

●次に風景

次に風景広角24mmは大まかに建物を捕らえるには良い画角である。
GRレンズの解像度も高い。
ただちょっと、カリカリ気味なのが気になる。
アンチシャープマスク処理はかけているのだけど、それにしてもカリカリである。
昼間のピーカンなどは良い結果が出そうだけど、夕方などの描写がいまいちな気がする。
解像度が高く細かな部分も正確に描写しているのだけれども、一幅の絵として観た時に、どうも風情がない。

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●IE-40 用リケーブル制作

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 IE-40用リケーブルを作ってみた。

 iPhoneと接続する時に、SHURE SE530の時にはマイク付きのリモコンがあり(写真右上)、これがとても便利なので、IE40でも使用したいと前から思っていた。

 ただIE-40のケーブルは1.5m。それからまたリモコンコネクターケーブルに繋げるととても長くなって取り回しが悪くなる。
ケーブルを長くすれば音質も悪くなる。

 IE-40やUE10Proなどは、イヤホンユニット本体とケーブルがコネクターピンで取り外しが出来るようになっている。
これは外で扱うイヤホン故障の主な原因が、ケーブルの断線であることから、簡単に交換が出来るようにとの親切な設計による物だ。
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 なのでピンの規格さえ合えば、自作も可能で、多くの実行例が見られる。
 サイトでそれらの説明を調べながら、素材探しから行った。
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 今回の制作で目指したのは以下の通りである。

  1. 断線しにくい事。
  2. 純正より、取り回しが良い事。
  3. 見た目を純正っぽく、ぱっと見、目立たない事。
  4. コネクタをしっかりと挿せる事。
  5. モコらない(低域と中域で音がマスキングされて曇った感じにならない)事。
 もともと、IE-40は解像度が高く、カナル型のイヤホンとしては音場はかなり広い。
 特に高域の伸びが良く、以前愛用していたB&O A8に近い綺麗に突き抜ける上昇感とスピード感が得られる。

 逆に気に入らない点は低音が少しモコモコ膨らむ事である。

 もっともこれはSE530と聴き比べて気になる程度なので、一般的には合格点なのだろう。
 SE530のあのノミで石に刻み込むような、確かな実在感のある低音を聴いてしまうと、どうしても不満が出てしまう。
 あと、欲を言えば全体的にSE530並みのピントのしっかりした分解能と解像度がさらに上がれば申し分がない。(だったら、SE530で聴けばよいだろうと思われるが、やはりIE-40の音の伸び上がりが魅力的なのである。)

 そこで、ケーブルに使う線材をPC-OCCにした。PC-OCC は単結晶の銅素材でできたケーブルで、結晶による伝導境界線が無い分、情報量は多い。

 特徴としては全体的におとなしめ、高域が暴れることなく、低域も引き締まり、音場の整理がされる。
 人によっては 音が堅いと印象を持たれる人もいるが、過去の経験から私好みの方向性である。

 もう少しふっくらした 鳴り方が好みの人はOFCケーブルを使う。
 今回は低域をタイトにしたいのでPC-OCCにする。

 それ以外に隠し球で店で薦められた、純金と純銀の合金ケーブルでの制作もしてみる。
 よく知られるとおり金は伝導率が高く、そのため音の情報量が上がるという。
 これはこれで楽しみである。
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 本体のコネクターピンにはDサブの小さい方が合うらしい。これは秋葉原で1本10円で購入できる。
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 +とーのセパレーターにはサイズの合うコネクタから自作する。
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 これからラジオペンチでピンを引き抜く
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 このままではDサブピンを通すには穴経が小さいので、ヤスリと画鋲で拡張する。
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 これでようやくDサブピンが通るようになった。
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 その後1ユニットずつ切り離し部品にする。
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 実際に本体ユニットに刺して確認してみる。
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 ピンにケーブルを半田付け。久しぶりに半田コテを握るので緊張して作業する。
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 あとはケーブルを編んでLRをまとめてミニピンにまた半田付け。コネクタ周りは熱収縮チューブを使用してある程度のボリュームと強度を確保する。
 後の方の作業は暗くなってきたので撮影をしていないが、手際が悪くて少し時間が掛かってしまった。
 今回の反省点は、一番細いPC-OCCを選んだが、それでも若干太くなってしまったこと。次回はリード線などもっと細いケーブルを使った方が取り回しはよいだろう。

 もう一本の制作予定の純金と純銀のケーブルでちょうど良いくらいか。

 さてせっかく作ったのだから聴いてみる。う〜ん、思ったより音の向上がない。確かに低域はタイトになったし高域もおとなしめで若干解像度が上がったようだが、線材に寄る違いか、ケーブルを短くした事の効果かは解らない程度。

 サ行の発音が若干ささくれ立って聞こえるのはシールド不足によるノイズの混入だろうか? ヴォーカルにもうちょっと潤いが欲しい気がした。
 とはいえ今回のケーブルはちょっと太めなので、これにシールド処理を施すと、使い回しが悪くなる。やはり素材からもっと細めのケーブルを使った方が良さそうだ。

 標準のケーブルもそんなに悪くないのだろうか?とりあえず、今回はリモコンケーブルに接続できる取り回しのよい短いケーブルが出来て、制作のノウハウが得られた事が大きい。
 今後は他の線材を使ったりシールドによるノイズ対策も考慮に入れてまた挑戦したい。
 幸い必要なケーブルの長さも3m未満と短く、個々のパーツ代も安いので、手間暇さえかければ色んな作りを試すことができる。さすがに純金+純銀合金ケーブルは1m、980円と高価だが、普通の音響用内線ケーブルで選べば1mあたり100円〜200円程度。取り回しのよさを設計の基準に置いて、あまり頭を固くせずに、色々と試しに作ってみようと思う。
 とりあえず金銀合金ケーブルはここまで作っている。
 こちらは素線が0.3mmの単線と扱いやすい。断線の心配があるが、シールドの保護樹脂がかなり頑丈なので大丈夫だろう。
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2009年09月24日

●基本のマクロ

もう一度初代GRと真剣に向き合う事を決めて、まずは基本のマクロから。
あわせて身の回りの普段お世話になっている物とも向き合うつもりで、撮影してみる。
これだけ近づけば、もうボケないなんて言わせない。
そしてこれがGRレンズの描写力なのである。
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2009年09月23日

●道具の限界_その2

新しいカメラを買おうと候補を見に店頭へ赴いた。 気に入ればその場で値段交渉して持ち帰ろうという気持ちでいた。 ところが持った感じがどうもフィーリングが合わない。ボディはちょっと大きめのコンパクトデジカメなのだが、レンズの分やはり大きくポケットに収まらない。 写りは良くても、大きさの点で一眼レフとたいした変わりがない。 買う気マンマンで実物を見て、萎えてしまった。このへんはGR Digitalとは逆なのである。 GRの時は、気になるカメラではあるけれど、CONTAX Tvs Digitalが気に入っていたので、店頭でケチを付けて嫌いさを確定しようと赴いたが、逆に持った感触でフィーリングが合ってしまって、結局購入してしまった。 物はやはり実際に手にしてみないと、スペックやサイトの画像だけでは解らないものなのである。 ではGF1を諦めて何にしようかとまた悩んでしまった。GRが気に入っているのだから順当に行けばそのまま進化型のGR Digital IIIということになるのだろう。 しかし、今持っているGRもけなげに動いているし、進化型とはいえ同じ機種で同じ豆粒センサーはそれほど変化は望めそうにない。 これなら今使っているGRをもう一度見つめ直してそれから考えようと思った。 前エントリ「道具の限界」にも書いたが、新しい物に心を奪われる前に、はたしてその道具のポテンシャルを最大限に引き出しているのか?を問う事は大切だろう。 GR Digitalで気に入らない点は 暗部の偽色ノイズが激しい 28mmの広角でモチーフとの距離感が微妙である。 受光素子が小さく、加えて広角のため被写界深度が深く、思ったようなボケがでない。 撮影後の書き込みが遅くて、RAWで撮影すると次の撮影まで10秒くらい待たされる。 良い点 とにかく軽量小型で常に持ち歩いてもそれほど苦にならない。 小型の割にホールドしやすい形状で撮影しやすい。 レンズが優秀で周辺の歪みがほとんど見受けられない。 下手なノイズリダクションに処理しないので、画面がベッタリと平坦にならず、とりあえず素材として良い状態のデータ吐き出してくれる。(逆にこれがノイズ感を強調する主な要因にもなっている) 小型コンパクトでありながらRAWデータで撮影ができる。 マクロ撮影で被写体面から1cmの距離まで近づける。 そこで良い点をさらに伸ばして、欠点をなるべく補うよう意識の転換をしてみた。今流行の「動的平衡」というやつである。 まず後処理でも綺麗な画像に調整するにはRAW撮影が望ましい。ただ、書き込みに10秒待たされる。GR3はメモリバッファーがあり、5枚までなら連続してRAW撮影が可能である。 それだけでもうらやましいと思うのだが、画質の点で画期的な変化がない限り差額をだすだけもったいない。 そこで、RAWの保存速度を上げるべく保存用のメモリカードを替えてみた。 SDメモリカードをGR Digitalと同時期に購入した1GBのものを使っていた。 これを昨年、購入していた2GBのMicroSDにアダプタを介したものに交換してみた。 もともとEM-ONEに使用していたものだが、最近EM-ONEはワンセグチューナーとしてしか使用していないので、SDは必要なくなったのである。 Classの表記もなかったのであまり期待していなかったのだが、それでもRAWデータの書き込みが10秒から7秒くらいに短縮された。 わずか3秒の短縮なのだが、それでもRAW撮影のあり得ない遅さから、まぁ使ってみるかくらいの意識変化の助けになっている。 RAWで保存できれば、後処理はAdobe Lightroomで比較的自由に行える。 特に最近ではLightroomのプラグインで高機能なアンシャープマスクやノイズ低減処理を行えるものがある。 1.のノイズはこれである程度低減できる。2.に関してはもう諦めて被写体に近づく他はない。近づけない場合は後でトリミングである。広角から標準へのトリミングは可能だけど、その逆は不可能なので広く撮って気に入った部分を切るという使い方で割り切るしかない。ボケ味に関しては、構図フレーミングで何とか工夫する。

2009年09月22日

●スナップ

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2009年09月21日

●新しい標準カメラ

LUMIX DMC-GF1を買おうかどうか悩んでいる最中にまた新しいカメラを買ってしまった。
とはいえこちらは105円のiPhoneカメラである。
とはいえ、様々使って来たカメラの中でようやく標準と差し替えても良いと思わせる良い出来のものなのである。
その名も「Camera Genius」


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天才の名を冠するだけに、撮影に対してのかゆいところに手が届く仕様で、しかも動作が速い。

標準カメラと比べて、拡張されている便利な機能は以下の通りである。

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ズーム:これは、光学ズームでなくデジタルズームなので、ズームすれば画面が荒れるため、まず使う事がないだろう。

手ぶれ補正:これは手ぶれを補正と言うよりは、iPhoneのモーションセンサーを利用して手ぶれが収まったらシャッターを落とすものなので、正式には手ぶれ補正とは言えないだろう。
この機能の詳細を聞いた時に、こんな機能はいらないのでは?と思っていたが実際に使ってみてとても有効であった。 ただし、急いでシャッターを切りたい時には不向きだろう。

全画面シャッター:これはけっこう便利。デジタルなんだから数枚無駄にしてもとりあえずはシャッターを切りたいもの。
そんなときに小さなシャッターボタンを確実に押すことに神経を集中する事自体、無駄だと思わせるくらい便利な機能である。
後で書くが、シャッターを切ってもフラッシュメモリーへの書き込みと同時に次の撮影に移れる仕様だからこそ数枚無駄にして許される環境なのである。

ガイド:あまり使う事がないと思ったが、構図を決める時にガイドがあると便利だと、改めて感じさせてくれる機能である。
カメラマニュアルに構図の取り方のレクチャーも説明されており、その教えと合わせてこの機能を使うと、優位性の実感が増すのである。

タイマー:夜間の撮影などはシャッターぶれを防ぐために使っていたが、手ぶれ補正機能があるので、あまり使う事がないだろう。
テーブルなどにiPhoneを置いて本来のタイマーとして使用するならアリかもしれない。

カメラマニュアル:これがなかなか基本を押さえた泣かせる内容である。
iPhoneの内蔵カメラなんてと馬鹿にしていたが、頑張ればそれなりのものが撮れるかも?と思わせるような内容である。

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マニュアルの一部。 基本とツボを押さえた実用的な内容。



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撮影画面。
手ぶれ補正機能はぶれが収まったと同時にシャッターが降りる。

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ガイドも複数から好みのものを選ぶ事ができる。


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手ぶれ補正機能を使って、朝食を撮影してみた。
あいかわらず、マクロは使えないけど、こうしてみると、以前はiPhoneの内蔵カメラはピントが甘い印象があったが、実は手ぶれだったという事に気付かされる。
つか、iPhoneの筐体をしっかりホールドしてシャッターを切る事自体が至難の業なのである。
ピントが合って手ぶれがないとiPhone内蔵カメラでもなかなかの描写をしてくれると思わせる仕上がりになる。


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気付けば、標準も合わせてカメラアプリだけで7本・・・。
これでも取捨選択をして半分くらいに削ったのだが・・・
色々試してはいるが、動作速度、実行有効機能を考慮に入れると標準に置き換わるアプリはとても少ない。

2009年09月20日

●iPhoneOS3.1→3.0の副産物

当たらしもの好きでiPhoneOS3.1にしたものの、1週間も経たないうちに苦労しながら3.0に戻すという、うっかり八兵衛ぶりをいかんなく発揮している私だが、思わぬ副産物があった。

3.0に戻す時にモデムのリビジョンを上書きしなかったので、モデムファームウェアのバージョンだけ最新の05.11.07のままなのである。

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このファームウェアの最新バージョンがなかなかよろしい。

海外ではOS3.1からデジタリングサービスが可能になったせいだろうか? WiFiの掴みが良くなっている。
たとえどちらかのデバイスを再起動しても、すぐに繋がる。
また、消費電力も最適化されたらしく、普通に使う分には繋ぎっぱなしでも電力消費が少ない。

少なくともふつうにネットする分には充電しながら充電%が減ってゆく事はないのである。

これは日常的に使用環境ではとても有り難い事なのである。

3.0へのダウングレードにはとても苦労したが、全くの無駄ではなかったということだろう。

2009年09月19日

●iPhoneOS3.0にダウングレード成功

ようやくiPhoneOSを3.1から3.0へダウングレードできた。
また環境の構築し直しである。
ちなみに、以前iTunesと同期したOS3.1の内容を反映させると、iPhone再起動後は強制的にDFUモードにされてしまう。
仕方がないので、新規iPhoneで登録して1から環境の作り直しである...トホホ...
思えば3月に1回くらいにOS環境を作り直しているペースである。
随時、頻繁に使っているデバイスだから、ふと気付くとメタボのように余分なファイルが増えてしまう。
だから、ときどきはスッキリスッパリ構築し直して、本当は何が必要かを常に問いかける必要があるだろう。

●iPhone3.1から3.0(1)へのダウングレード方法。

以下はiPhoneOS3.0を2.2.1へ戻す方法だが、3.1から3.0(1)にも使用できる。
もちろん3.0(1)のfirmware.ipsw fileが必要だが、念のためすべてのリビジョンを保管してあるので、どのバージョンでも大丈夫である。

興味本位で3.1にしたものの、便利な点はiTunes9からiPhoneアプリを整理できる事くらいで特に使い勝手の向上や動作速度のアップは確認できなかった。
逆に脱獄後の様々な便利ツールがまだOS3.1に未対応で使用できず、不便が多かった。

iPhone EDGE
If you're running OS X 10.5.6, you'll need to do the USB DFU fix outlined in our jailbreaking guide before proceeding.

1. With your phone plugged in, put it into DFU mode by holding both the power and home buttons for 10 seconds, then releasing power and continuing to hold down home until iTunes recognizes a phone in "recovery mode."

2. Download the 2.2.1 firmware .ipsw file from Apple. Hold down option (Mac) or shift (Windows) and click on restore. Choose the stock iPhone 2.2.1 file you just downloaded.

3. Let it do its thing, and you should be in business. Restore your backup should you have one, and proceed to jailbreaking if you want to.

iPhone 3G
On the iPhone 3G, the 3.0 software flashes the baseband (the chip that controls voice and data network traffic), which confuses iTunes when you try to downgrade. So you have to jump through a few more hoops to downgrade your 3G, but it's still easy enough.

1. Follow the first two steps above for iPhone EDGE, only using the iPhone 3G 2.2.1 firmware package of course. Again, OS X 10.5.6 users will have to do the USB driver switcheroo detailed above.

2. When it's done restoring, you'll get an error message that looks like this:

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As long as it's a four-digit error number like 10xx, don't worry, that's just iTunes telling you it's confused by the updated baseband on your phone. Everything will work fine, but unfortunately your phone will be stuck in restore mode until you jailbreak it, which is what we're doing next.

3. For Mac (Windows users skip to step 8): Download a utility called iRecovery. This tool forces your phone to reboot out of restore mode, which is necessary for the QuickPwn jailbreak software to recognize it.

4. Go to the terminal and change to the iRecovery directory, wherever it is on your system, and type these two commands:

chmod 755 libusb-0.1.4.dylib
chmod 755 iRecovery

5. Next, copy the "libusb-0.1.4.dylib" file to the /usr/local/lib directory on your machine (you'll have to shift-command-G to go to this folder in Finder).

6. And finally, with your iPhone plugged in, go back to Terminal and type:

./iRecovery -s

You'll get a prompt, where you should then type "fsboot" (no quotes) and hit enter. If nothing happens after 10-15 seconds, type it again and hit enter again. Your phone should boot.

7. Download QuickPwn and jailbreak your phone (see our guide if you need help). Restore your 2.2.1 backup in iTunes, and you should be in business.

8. For Windows: After you restore to 2.2.1, you can skip straight to running QuickPwn to get your phone up and running.

And that's it. Enjoy an iPhone free of horrible slow-downs until summertime. Bigup to the tutorial over at thebigboss.org, which was very helpful in this endeavor.

●LUMIX DMC-GF1

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感光素子の技術的なブレークスルーも感じられる今日この頃、新しいデジカメを入手しようと物色中である。

少し前のエントリに書いたGR-Digital3も候補に挙がっていたけど、もう少し標準に近い画角のものを探している。

写真はレンズで決まる。それは銀塩フィルムの頃から揺るぎないものである。
GRのレンズ自体は大変優秀なものだが、焦点距離が28mmと少々広すぎである。
好みで言えば35mm〜40mmで、それくらいが肉眼で観た時とファインダを覗いた時の違和感が少ない。
標準と言われる50mmは近すぎて切り取りが難しく、28mmではかなり引き気味になってしまう。

引き気味ならば近寄ればいいのでは?とよく言われるが、ただでさえカメラを構えるのがこっぱずかしく思えるのに、さらに近づくなどなかなか容易ではない。
第一、動物を撮る時などは近づけば逃げられてしまう。
かといって望遠も必要がなく、フィルムカメラの時の写真を眺めていても、ローライ35の40mmやCONTAX T2の38mmなどが一番しっくりした画角で気兼ねなく撮れていたように思う。

デジタルになってからも、CONTAX Tvs DigitalのCarl Zeiss Vario Sonnar 35-105mm f2.8-3.8 T* 広角側35mmf2.8はとても使いやすいものだった。105mmの望遠もあったけど、ほとんど35mmで撮っていたし、今、その頃の写真を見返してみても、良いものが多いように思う。

なので、35〜40mmあたりの描写の良いマクロレンズがあれば、付けっぱなしであちこち切り取れる自信はある。

レンズの次に重要なのがボディの大きさである。

普段使いには持ち歩きやすいある程度のコンパクトさが重要である。
フィルムカメラの頃から一眼レフの大きなボディを避けて、それでも画質を犠牲にしたくなかったので、レンジファインダのライカM3やLCなどを愛用してきた。

過去にペンタックスAE-1とかミノルタα7700とか縁があって使った事があるが、どうも一眼レフというのは、「よ〜し今日は撮影しちゃうぞぉ」的な気負いがないと持ち歩く気になれないものなのである。

なのでレンジファインダカメラの小さなボディでレンズ交換式が可能と同様な思想を持つマイクロフォーサーズ規格には以前から期待していた。

同様の規格は先行してオリンパス・ペンE-P1が発売されたが、ちょっと期待外れなイメージがあった。

そして今日、正解最小ボディをうたったLUMIX DMC-GF1が発売された。

気になるので、ここで本体と標準的なレンズキットのパンケーキレンズのスペックを調べてみる。

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内蔵ストロボ搭載で世界最小ボディ
本体サイズ:119×36.3×71mm(幅×奥行き×高さ)

重量:約285g
LVFを外付け
液晶モニター固定式
アスペクト比3:2、3型
46万ドット液晶モニター
外装:アルミニウム素材
ボディ内手ブレ補正機構は未搭載
内蔵ストロボを装備
照射角は14mm(35mm判換算で28mm相当)
撮像素子:有効1,210万画素の4/3型Live MOSセンサー
アスペクト比16:9、3:2、4:3の記録が可能だが、「マルチアスペクト」(アスペクト比を変えても記録画素数を損なわない)ではなく、いずれも4:3からの切り出しになる。
また、アスペクト比1:1も選択できる。 1:1は4:3からの切り出し

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LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.

フィルター径:46mm
本体サイズ:約63×25.5mm(最大径×全長)
重量:約100g

焦点距離40mm相当(35mm判換算)
5群7枚構成のうち、非球面レンズ2枚3面を効果的に配置することで、高性能化とコンパクト性を両立。
最短撮影距離は0.2m
最大撮影倍率は0.13倍
7枚羽根の円形虹彩絞り
マウント面は金属製

コンティニュアスAFに非対応
またパナソニックは、「コンパクトで明るいF1.7を実現するためのレンズ駆動方式を採用した」としており、その結果フォーカス時に動作音や駆動音がするち」とのこと。
静止画の撮影に問題はないが、動画撮影時には動作音が記録されるため、「AF連続動作」をオフにするなどの対策を勧めている。

40mm f1.7と明るく、パンケーキサイズなので持ち歩きのも便利である。ただ、マクロが撮影できず最短焦点距離が20cmなのが少し残念である。もっともマクロが欲しければ、10月28日発売予定の LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. 90mm(35mm判換算) があるのでそれを使用する事も可能である。

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レンズ構成 10群14枚 (非球面1枚/ED1枚)
マウント マイクロフォーサーズマウント/金属マウント
画角 27 °
光学式手ブレ補正 ○(ON/OFF可 GF1、GH1、G1本体でMODE1、MODE2、MODE3の切換え可能)
焦点距離 f=45mm(35mm判換算:90mm)
最小絞り値  F22
開放絞り F2.8
絞り形式 7枚羽根 虹彩円形絞り
撮影可能範囲 FULL:0.15m〜∞(撮像面から)/LIMIT:0.5m〜∞(撮像面から)フォーカススイッチで切り換え
最大撮影倍率 1.0倍(35mm判換算:2.0倍)
フィルター径 φ46mm
最大径×長さ φ63mm×約62.5mm※
質量 約225g
フォーカシングには3群フローティングインナーフォーカス方式を採用し、全長不変でコンパクトなサイズを実現。
フォーカススイッチによる最短撮影距離の切り換え(15cm⇔50cm)機能を搭載。撮影する被写体に応じて快適なフォーカシングを選択可能。
さらに、光学式手ブレ補正(MEGA O.I.S. )を搭載。光量の少ない室内の撮影や、接写撮影でブレを押さる。
ただし、ライカの名を冠しているだけに値段が高い。レンズだけでカメラボディ+パンケーキレンズキットが買えるくらいの値段である。
昔、M3に付けていたズミクロン50mmF2.0が確かこれくらいの値段で購入した記憶があるので、ボディから比べてレンズは入手しやすくなったイメージはない。
ちなみに、ズミクロンは切れのある大変優れた描写をしてくれた。
ボディが朽ちても、レンズは使い続けられるマイクロフォーサーズ規格が今後も続いてゆくのならば、多少高価なレンズに手を出す事もそれほど躊躇はないだろう。 40mm標準と90mmマクロの2本があればたいがいは事足りるのではないかと考える今日この頃である。

2009年09月18日

●Myst for iPhone 日本語版

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「Myst」はMacOS9の頃に発売されヒットしたアドベンチャーゲームである。
単なるゲームではなく思考力と注意力を必要とする謎解きが主で、自分を主人公にした独自の世界感を楽しめる物語とも言える。
謎や仕掛けが盛りだくさんで、その多くが難解で凝ったものであるだけに、それを解いた時の喜びも大きいのである。
まぁ、謎解きにやっきになって一気に進まなくても美しいグラフィックよる独特な世界を散策するだけでも楽しめるのである。

すでに今年初めに英語版「Myst」が発売されて、しばらくそれを楽しんでいたが、やはり謎解きのヒントとなる本の内容等を読み解くには日本語版のリリースが待ち遠しかった。

ちなみにPC版の「Myst」は2と3で遊んでいたが、この初代は初めてである。
だから、いまさらでもなおさら個人的には楽しめるのである。

今月に入ってようやく日本語版がリリースされたので、早速購入してみた。

英語版とは別アプリという扱いなので、また購入する必要があるけど、まぁ日本語化の手間のあるし仕方がないだろう。

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ビデオ音声には字幕で対応してくれている。

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iPhone向けに最適化されたのか、英語版に比べてサクサク動くようになった事も嬉しい。

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図書館の本も1冊1冊手にとって内容を読む事ができる。

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こういった、調度品の一つ一つを眺めているだけでも楽しい。

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シーンを4つまで保存する事ができるので、気が向いたら気に入った世界へすぐに飛ぶ事ができる。

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内容が豊富なので、小説を読むような気分ですこしづつのんびり進めてゆこうと思う。

2009年09月17日

●iPhoneOS3.1にアップデート

昨日のエントリで書いたとおり3.1を脱獄可能なツールが発表されたので、さっそくOSをアップデートしてみた。

ひさしぶりにPwnageToolを使ったので、エキスパートモードでも設定に手違いがあり、3度ほどインストールし直す。

iPhoneOS3.1から今まで煩わしかった登録アプリの移動もiTunes から楽に行える。

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その一方、MobileTerminalやCydiaがまだ対応していないらしく、起動しない。

SBSettings はインストールもできない。

それでもアプリはIcyでインストールできるし、PDANetの動作も確認できたので、とりあえずの普段使いには支障がない。
Skypeの3G接続も可能だ。

あとは各アプリの開発者が対応してくれるのをのんびり待つしかないだろう。

●宇宙から見た芙蓉山噴火の映像

2009年09月15日

●ひさしぶりのアイコン変更

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GmailやTwitterやSkypeで使用している自分のアイコンをひさびさに変更してみた。もともと私のモチーフは黒猫である。これはインターネットの黎明期にHotLineというアプリケーションでいくつか選択できるアイコンの中から黒猫を選んだ事時からずっと黒猫である。
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まぁ、ハンドルネームにしてもアイコンにしてもコロコロ変えるのは好きではないので、特に支障がない限り同じモチーフを使い続けている。黒猫には好きなドイツ白ワインのSchwarz KATZE(もともとドイツ語で "黒猫" の意味)があり、好きなモチーフである。
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大きなサイズのアイコンが必要になった時に、手持ちに黒猫の写真がなかったので、友人の茶トラ猫をベースに黒猫に仕立ててしばらくそれを使っていた。
ここへ来て自分に一番縁のあるネコと言えば前エントリ「しゃべる猫」にも書いたシャム猫だろうということで、この猫をベースに黒猫にしてそれをアイコンにする事にした。
今は亡きメスのシャム猫で写真も少なく加工に苦労したがなんとか良いものができたと思う。
使用シチュエーションに応じてバックを赤と青に変えたバージョンも作ってみた。


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たとえばTwitterでは、こんな感じに使用する。

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2009年09月14日

●LetItSleepで深層心理の探求


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たいがいは眠りが深いので、夢を見る事はない。
ときどき見る夢が意味深だったり
眠りが深い時でももしかしたら夢を見ていて、起きてからすっかり忘れているのかもしれない。
そんな睡眠中のつぶやきに新しいアイディアや深い意味を探ろうできたのがこの「LetItSleep」である。

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操作は至ってシンプル。
Senseで録音を始める音量レベルをスライダーできめる。
あまり低すぎると余計な雑音も拾ってしまうし、高めにしすぎると大事なつぶやきまで録りのがしてしまう。


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録音レベルを設定したら、あと はSleepボタンを押すだけである。


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夜中につぶやきや、もしかしたらいびきなどが発せられた時にのみ録音してくれるので、起床後Play!を押してダイジェスト版を聴く事ができる。
不便な点は録音内容を残しておけない事。
この日も起床後にエントリ用のスクリーンショットを撮ろうと操作していたらその日の録音内容を消してしまった・・・orz
まぁ起床後に確認してメモ書きすればそれでいいだろうという仕様なのだろう。

2009年09月13日

●復活ハッブル望遠鏡の最新画像

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デスクトップにも使用できる大きさの写真。クリックして拡大。

NASAが今年5月に修理を終えたハッブル宇宙望遠鏡から届いた最新画像を公開した。CGではなく、本物の深宇宙の姿だけに見ているだけでもウットリしてしまう。
上の羽を広げた蝶のように見える星雲はNGC 6302と呼ばれる、3800光年先の星。
星の一生としてはほぼご末期の状態で、星から2万度もの高熱ガスが四方八方に抜け出しているという。

この写真は修理で取り付けられた、新しい広視野カメラ3で撮影されたもの。
以前の広視野惑星カメラ2から取り替えられ、近赤外線を捕らえる2チャンネル目が装備された。
これにより可視光だけでなく、近紫外線の一部と近赤外線に赤外線、800から1700ナノメートルの波長の光を受けることができる。

1990年に打ち上げられたハッブル望遠鏡は、老朽化が進んでいたが、スペースシャトルを打ち上げて飛行士が宇宙遊泳で修理を実施。
この修理で性能が大幅に上昇しただけではなく、寿命も延びた。
少なくともあと5年間は、観測を続けるというので素敵な画像を送り続けてもらいたい。

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大型球状星団のオメガ星団

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新たに撮影された銀河
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2009年09月12日

●iPhoneで蚊避け

最近めっきり涼しくなってきているが、それでも夜に訪れてくる歓迎しない客がいる。
蚊である。
夏の間はそれほどでもなかったのだが、なぜか涼しくなってからの方が出る気がする。
私は昔からこの蚊という昆虫が大嫌いである。
ただでさえ貧血気味なのに、何の断りもなく、ほとんどの場合人の目を盗むように忍んで貴重な血を盗んでゆく。
しかも、多くは人が何かに集中している時を狙ったように忍び寄って、集中を阻害したりその後のかゆみによる不快感を余儀なくさせる。
そんな大嫌いな蚊なので、たとえ目の前の蚊が世界で最後の1匹というシチュエーションなってもで何の躊躇もなく潰せることだろう。
部屋の中を飛んでいればしつこく追いかけて確実に潰す。
起きていればそうできるが、就寝後の無防備な状態ではそれもできないので普通ならば蚊取り線香やベープマットなどで対応するだろう。ただ、こんな姑息なヤツのためにわざわざ出費するのも腹立たしい。
iPhoneに面白いアプリケーションがあった。彼らの嫌うヘルツ帯の音波を出して、寄せ付けないというもの。興味深い事にこのヘルツ帯は若い人にしか聞こえない帯域らしく、コンビニ前のたむろ避けに店頭で流しているとも聞く。なのでアプリ名は「Anti Young」悲しい事にこのアプリから発せられる音域を私は聞こえるものの、不快感というほどではない。


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この手のアプリは季節がらか、いくつかあって複数試してみたが、これが一番音がおだやかで就寝の間にも使えるものだった。

で、こんな音で果たして効果があるのか疑問だったが、たままた蚊が飛んでる時にこのアプリを起動したところ蚊は避けるように他に飛んでいった。

今のところ起床後に不快感は感じていないので、それなりの効果があるのではと思っている。


2009年09月10日

●スナップ

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2009年09月09日

●オレンジのB&O A8

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昨日、修理で復活させたB&O A8だが、最近の動向をネットで調べてみて驚いた。 いつの間にか色がオレンジ、グリーン、イエロー、ホワイト、ブラックの5色に増えてポップになっていた。 この中でオレンジがなかなか良い感じである。 このイヤホンは発売からおよそ10年くらい経っているだろう。 高性能で高級なイヤホンが出回る現在、めちゃくちゃ解像度が高いわけでもなく、低音の迫力があるわけでもない。 ただ、B&O特有の清々しい音の伸びには他ではなかなか得られない特徴があるし、何よりデザインが良い。 修理のため分解して解ったのだが、パーツ同士の精度が高く、組み立てにも手間暇が掛かっている。 やはり、しっかりとしたプロダクトは息の長い定番製品となり得るようだ。 ただ、色の方はやっぱりブラックに比べると多色は、ちょっと高級感に欠けてしまうのが難点である。 こうして多色に展開してみると、逆にオリジナルデザインの黒の説得力が増す気がする。 だいたいケーブルまでオレンジというのはちょっとやりすぎのような気が・・・ やはりイヤパッドだけワンポイントで色を加える程度が良いと思う。
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2009年09月08日

●B&O A8 復活

7年前に購入して5年くらい使っていたイヤホンB&O A8が断線したままだったので、修理する事にした。

最近はもっぱらカナル型のイヤホン SHURE SE530 や M-Audio IE-40 を愛用しているが、ダイナミック型のA8も好きな音なのである。
解像度ではカナル型に劣るものの、耳栓の窮屈さがないので自宅でのんびり音楽を聴く時などには需要がある。

なにより、5年以上、毎日のように愛用してきたので愛着がありデザインも気に入っているので、断線くらいなら修理して使ってしまうのである。
前回はミニピンケーブル周辺が断線して修理した。
その手順は「B&O A8イヤホン修理」で書いたとおりである。
ところが、音は鳴るものの、調子は良くない。

一時期は寿命かと諦めたが今回は思い切ってケーブルすべてを交換する事にした。

A8の修理で一番困難な点はケーブルがリッツ線であるという事。
髪の毛より細い銅銭にエナメルコーティングで絶縁を施している。


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このエナメルコーティングが半田を弾くため、エナメル部分を削って中の銅素線を出してやる必要がある。
ところが、1本1本の素線が髪の毛よりも細い為、カッターでガリガリ削ると素線が断線する事が多い。
目の細かい紙ヤスリで挑戦したがやはり素線がぼろぼろになってしまった。
エナメル線へ半田付けするにはどうしたらよいのかネットで調べてみると、高熱でエナメル部分を溶かすらしい。

ただ、うちの半田コテは40W程度なので、コテ先を高温にして半田を盛り、その中に素線を浸して数十秒待つ事でようやくリッツ線に半田が浸みこんだ。
あとは端面を切り銅素線を出して状態で垂直にユニット面に半田付けをする。

素材はA8に標準で付いてくる延長ケーブル。

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このミニピンのメス側を切り取る。
ケーブルを左右に分ける。

ユニット側を解体して古いケーブルを取り除き、新しいケーブルを通して長さを調整して、リッツ線に予備半田処理をして綺麗に接続


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Rの方のゴムサポートが破損していたので、熱収縮チューブでそれらしく作る。

また左右に分けたケーブルの根本部分を同じ熱収縮チューブで補強してこれ以上左右に分かれないようにした。


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さて、視聴である。

エナメル線の半田付けがまずかったせいか、Rの出力が弱い。
左右バランスのスライダーを操作しながら、やはり出力が弱い事を確認。

再度解体して、ユニットに半田付けし直すこと3回ほど。

ようやく左右の出力が同じになった。
こうして蘇ったB&O A8。

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SE530のようなナタで刻み込むような低音の切れこそないが 、B&Oらしい繊細な表現と晴れた秋空のような清々しい上昇感と伸びの良い高音が久しぶりに聴けて大変満足である。
ドライバーユニット本体の劣化はそれほど感じられないし、一番の故障原因はケーブルの断線なので、同じ方法を使えば今後もまだしばらくは使い続けられるだろうと思う。

2009年09月07日

●iPhone版Mandal-Art

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Mandal-Artと思考のプロセスで書いたが、Palmで使用していたアプリケーションのMandal-Art for iPhoneがリリースされていたので早速導入してみた。


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Palmの160×160(ハイレゾ320×320)画面に比べて格段に表現力が上がっているので使いやすくなっている。
このソフトはアウトラインプロセッサに属するものだけど、通常のツリー状に表示される階層構造と違って、まず主題が中央に来て、そこから上下左右斜めと計8つの付嘱する項目が書き入れられるのが特徴である。

またその付嘱する項目を中心にさらに掘り下げれゆくことも可能で、他の項目はまず見えなくして主題を中心に思索を深く掘り下げてゆく 思考のプロセスとしては良い道具だと思う。

Palm時代はソフト料金が15750円とややぼったくりの感があったが、その1/10の1500円とまぁいいかな、という程度の価格に抑えられた事も評価に値する。(それでもiPhoneアプリとしては高い方なんだけど・・・)

2009年09月06日

●世界デザイン史

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 昨日の続きで水彩画の歴史と一緒に購入した、世界デザイン史。

内容(「BOOK」データベースより)
デザインはものづくりの重要な契機とされる反面、ともすると浪費をすすめる単なる手段となりかねない。今日のデザインをめぐるさまざまな解釈に一つの道筋 を与えるのが本書。デザインの歴史を、近代における技術、経済、社会の変化に対応して営む近代生活の反映と捕らえ、表現の背後を考察する。

内容(「MARC」データベースより)
ものづくりの重要な契機とされる反面、消費をすすめる単なる手段にもなるデザイン。近代から現代までの世界と日本のデザインの流れをコンパクトにまとめ、技術・経済・社会の変化に映し出す。

 歴史というと、何だが堅苦しいイメージがあるが、この本はそんなことはない。
 ウィリアム・モリスから始まり、各時代のエポックメーキング的なデザインや、その後のデザインのコアになる物など掲載写真を眺めているだけでも大変勉強になる。

 完成度の高いデザインはいつの時代でも色あせず、またそこから触発されて新たな展開を考える助けにもなる。

2009年09月05日

●カラー版 水彩画の歴史

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 以前から欲しかった本を手に入れた。
 カラー版水彩画の歴史。

 趣味で水彩画を描くことが多いので、制約のありがちな水彩画の可能性を追求した先人の作品にはとても興味がある。

 本の内容は水彩画を年代別に並べて解説されている物だ。
 特筆すべきは、その掲載水彩画の選択がすばらしい。

 この本に限らず美術出版社の出している同シリーズ「世界デザイン史」や「世界写真史」も掲載内容の選択のすばらしさが感じられる。

 編集者のセンスが私の好みにしっかりとマッチしている。
とかく歴史物となると教科書的なスタンダードな作品を並べて無難に作ってしまいがちだ。
 しかし、この本に関しては本当に水彩画好きな人が、本当に好きな作品を選択した様子がうかがえて、とても嬉しい内容なのである。

 古くはウィリアム・ブレイクやギュスターヴ・モロー、近年ではエミール・ノルデやアングルの有名なタブローの水彩版またはロダンの水彩など普段お目にかかれない物がならんで、眺めているだけでも、ついついウットリしてしまう。

 良い内容の本でありながら書店で見かける度に手にとって買おうかどうか迷っているうちに数年が経ってしまった。
 ほぼオールカラーとはいえA5の小振りなサイズで、211ページと決して厚い本でもないにかかわらず2500円+税という価格設定。

 決して買えない値段ではないのだけど、どうも踏み切れなかった。
 どうせなら、どこかのブックフェアーで新古本が半額くらいで売り出されているのを見つけて購入する。
そんな偶然を待ち望んでいた。

 ところがそんな偶然も起こらないまま数年が経った先日。
 書店でまた立ち読みしながら、「さんざん待ったのだし、もう定価で入手しても良い時期だろう。」と、一度レジまで行きかけたが、「まてよ、Amazonnで一度調べてからにしよう。」とその場はかろうじて我慢した。

 いつもならばあとでAmazonで調べようと思っても、つい忘れがちだけど、その日は帰宅後、固い決意の元すぐにネットで調べてみた。
 すると、新品とは別にほぼ新品が1/3以下の値段で出ていた。
早速注文。

 併せて学生時代に座右の書として常に眺めていて、今は絶版の別冊宝島「デザインの読み方」とほぼ同じテイストの内容である「世界デザイン史」も400円弱で売られていたのでこれも注文。

 デザインの方は昨日、水彩画の方は本日無事にポストに届いていた。

 やはり、自分なりの価値基準を決して折ることなく、長年待った甲斐があったというものだ。
 なんか一気に欲しい物を手に入れてホクホク嬉しい、秋の夕暮れなのである。

2009年09月04日

●IE-40 用リケーブル作成-本命完成

先日もエントリした、愛用イヤホンIE-40のリケーブル2本目が完成した。090904

※今や音の聴き比べの基準となるSE530(上)とリケーブルで蘇ったIE-40(下)金と銀の合金でパール色に輝くこのケーブルを「ブルーダイヤ」と名付けた。(金銀パールから連想できるのはそれなりの歳の人だろうか)

今回はいよいよ純金+純銀合金ケーブルによるもの。

前回、PC-OCCケーブルであまり良い結果が得られず、ちょっと意気消沈して、しばらく手つかずだったが、時間のある時に一気に作ってしまった。

純金+純銀合金ケーブルはおそらくテフロン製の外皮シールドが頑丈で素線を引き出すのが一苦労である。

普通なら外皮シールドにカッターで傷を付ければそこからスルスルと素線が抜けるのだけど、合金ケーブルはシールドと素線がくっついている感じで堅いシールドを鉛筆のようにカッターで削って素線を引き出す手間があった。

その他はケーブル自体が細いため(素線0.3mm単線にシールド込で0.7mm程度)作業はやりやすい。

+ - ケーブルを編んでゆくのもダマにならないよう、途中で調整しながらの作業だった。

ミニピンジャックへの半田付けもスムーズに終了。

やはり細い線は作業がしやすい。

LRを確かめて早速視聴してみる。

おぉ!!

まず第一に、低音の締まりが良くなり分解能が上がっている。
これはSE530ほどのキツさはないけど、パーカッションの切れ込みも良くちゃんと解像度が上がっている。

高域も倍音が豊かになって、ヴォーカルの口と反響音がちゃんと分解されている感じである。

すべてに渡って、情報量が増している。
これこそSE530の低域とIE-40の音場の広さと高域への上昇感を合わせ持つ理想的なイヤホンになった。

逆にこの自然な解像度を聴いた後ではSE530の分解能がやや刺すようなキツい印象すら沸いてくる。

解像度と情報量が増えれば、特にエッジを立てなくても、自然に低域が伸びてゆくことがよくよく実感できた。

レンズにたとえるなら、SE530がエッジを際だたせて解像度を主張するキャノンレンズなのに対して、金銀ケーブルのIE-40の方はトーンを綺麗に描写して立体感を出しながら名刀のような切れ味を見せるズミクロンのようなものか。

初めてSE530で聴いた時には音楽ソースの中にこんな情報が隠れていたのかと驚愕したものだが、今回のケーブルはさらにその上を行っている。
SE530で出し切ったと思われていた、乾いてカラカラになった雑巾からさらに水のしずくを絞り出したように、圧縮デジタル音楽ソースとはいえまだまだ情報が隠れていたことにとても驚かされた。

これはちょっと2クラスほどランクが上がった感じの音である。

まだ作ったばかりなのでケーブルのエイジングも終わっていない。

これからどういう変化があるかが楽しみである。

2009年09月03日

●時間と宇宙と次元と



 なんだか一昨日のエントリ「貴方と夜と音楽と」みたいな題名になってしまったが、こちらは天体物理学のJanne Levin教授が宇宙の成り立ちについて説明している科学のお話。
最近「マルチバース」がらみの情報がよく引っかかるようになってきたのも何かの縁だろうか。
斬新だったのが「空間はビッグバンよって作られ、それによって時間も作られている。空間でビッグバンが起こるのではなく、ビッグバンによってまた新たな空間が生まれ、その空間に時間や現象が備わっている。」という一節。
時間や空間がまずありきと思ってしまうが、まさに無から始まるという発想だと、やはりそうなるのだろう。
では、そのすべてを始める「存在の可能性」とは一体何なのだろう?という疑問が湧いてくる。
また、始まりのトリガーとは一体何なのだろうと考え始めるといくらでも興味は尽きない。

宇宙の始まり
。時間も、空間も何も無い、完全なるです。
そこにあるのは、「存在の可能性」だけ。
そこから宇宙が始まります。その瞬間から、時間、空間、現象、エネルギー、全てが生まれます。
そして原子が作られ、その50億年後銀河系が形成され、その銀河系の1つがさらに千年後に惑星を作り、そしてその14億年後にやっと人類が生まれるのです。


ビッグバン
ビッグバンはよく、ある空間内での大きな爆発だと思われています。
時間も現象もあって、そこでエネルギーが爆発する、と。
でも実はもっと奥深いことが起きているんです。
空間はビッグバンよって作られ、それによって時間も作られている。空間でビッグバンが起こるのではなく、ビッグバンによってまた新たな空間が生まれ、その空間に時間や現象が備わっている。

ビッグバンとは宇宙の根本である。

しかしこれは我々が学問としてとらえているだけであって、今住んでいるこの40億年前に始まった宇宙は、それ以前に存在した宇宙が崩壊する際にビッグバンによってまた新たに作られた宇宙なのではないか、とも考えられます。
ともすると、この宇宙は、その前の宇宙からできて、その前の宇宙はその前の前の、と永遠にさかのぼっていけるのではないでしょうか。
それともまた違った考え方をしたら、我々のこの宇宙はポンっとうまれる泡のようなもので、この泡以外にも無数の泡が周りに存在してるのではないでしょうか?
ただ、その別の宇宙にコンタクトすることができずに、我々はこの我々の宇宙を唯一の宇宙だと思っているのではないでしょうか?

2009年09月01日

●You and the night and the music

 最近は朝夕がめっきり涼しくなってきた。

 秋の夕暮れにはなんと言ってもJAZZがよく似合う。
 というわけで、この頃は好きなナンバーの歌詞と訳を調べたり、自分のニュアンスで訳したりする。
 やはり、好きな曲はその背景や歌詞の内容をよく理解していた方がより深く楽しめるのである。

 原文の歌詞は揺るぎないものだが、訳の方は自分の自由度がある。
 素から訳すのは面倒なのでもっぱらネットで調べた内容をベースにしているが、やはり自分なりのちょっとしたニュアンスでだいぶ雰囲気が変わってしまう。
 たとえば主人公が男か女かでも大きく違ってくるし、年齢設定でも変わってくる。
 また、こういう言い回しだと気障ったらしくなってしまうとか、なかなか難しいものである。

 でも、音楽を聴きながら、よりマッチした表現を模索するのも楽しみのひとつである。
 妥協せずに、よりそれにふさわしい表現を探求し模索してブラッシュアップを怠らない姿勢の大切さはデザインにも通じる。
 前置きが長くなったが、今日は「 You and the night and the music

《VERSE》

Song is in the air, telling us is ours to share
Now at last we’ve found one another alone
Love like yours and mine has the thrilling glow of sparkling wine
Make the most of time ere it has flown


歌が・・・、どこからか語りかけてくる・・・
そして僕たちに告げる 今こそ、恋をする時だって
たった今、お互い「一人」だということが分かった訳だし
それに、あなたと僕の胸の中に
スパークリング・ワインの泡のような愛のきらめきを感じてる
だから・・・
この泡が消えないうちにステキなひとときを過ごそう

《/ VERSE》

You and the night and the music
Fill me with flaming desire
Setting my being completely on fire
You and the night and the music
Thrill me but will we be one
After the night and the music are done


あなたと夜と音楽が
燃えさかる欲望で僕を満たす
まるで炎に投げ込まれた様に
あなたと夜と音楽が
僕の心をときめかせる
夜と音楽が終わっても


Until the pale light of dawn and in daylight
Hearts will be throbbing guitars
Morning will come without warning and take away the stars
If we must live for the moment
Love 'til the moment is through
After the night and the music die
Will I have you?


夜明けの光が差し込むまでは
心のギターをかき鳴らそう
でも朝が前触れもなくやって来ると、星々は追い払われてしまう
もし、この瞬間しか生きられぬなら
この時の続く限り愛し合おう
でも夜と音楽が絶えた後でも
二人は心離れず済むだろうか?



Until the pale light of dawn and in daylight
Hearts will be throbbing guitars
Morning will come without warning and take away the stars
If we must live for the moment
Love 'til the moment is through
After the night and the music die
Will I have you?

夜明けの光が差し込むまでは
心のギターをかき鳴らそう
でも朝が前触れもなくやって来ると、星々は追い払われてしまう
もし、この瞬間しか生きられぬなら
この時の続く限り愛し合おう
でも夜と音楽が絶えた後でも
あなたを離さず済むだろうか?



 作詞 ハワード・ディエツ ( Howard Dietz )
 作曲 アーサー・シュワルツ ( Arthur Schwartz )

 この"You And TheNight And The Music"は1934年にミュージカル"Revenge With Music"のために作られた。
 その後この歌は多くの歌手やジャズ演奏家により演奏され、ジャズのスタンダード曲となっており、特にフランク・シナトラの名盤"RING-A-DING DING"の中のこの歌が有名である。

J ulie Londonも有名で、あの気怠い歌い方が好きだが、個人的にはBobbe Norrisのよりあっさり感じとヴァース(Verse)から入る歌い方が好きである。
 Helen Merrill+Ron CarterもBill Evansの演奏もいきなり本編から入るし、この曲にはヴァースがあるってことを、知らない人が多いかもしれない。
 特にこのような曲の場合、ヴァースから入って世界観に導入してから本編という歌い方の方が全体を通して、原作曲者の狙いをしっかりと聴かせてくれるように思う。